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国見山(薩摩街道) |
(くにみやま) |
407.0m |
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2.国見山−薩摩街道分岐(四家林道より) 3.和石−薩摩街道分岐 4和石−去川(未踏) 去川からの入口散策記録 | |||
消費カロリー :約860kcal |
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所要時間 : 熊野神社(P) 12:41 →薩摩街道入口12:42 →宝暦11年の山の神12:44 →明治40年の山の神13:30 →十字分岐(峠)12:35 →寛政3年の山の神12:35 →国見峠(山)13:41 →十字分岐13:48 →堀切13:54 →引返す14:13 →十字分岐(峠)14:35 →自然石の山の神15:34 →熊野神社(P)15:42 |
小松山に行く予定であったが、天気が悪くなる予報のため東岳・青井岳の記録を作成するつもりであった。しかし昼前には快晴の空である???、急遽気になっていた薩摩街道を歩いて国見山に行ってみる、12時半過ぎ岩屋野集落にある熊野神社についた。地元の人に許可を得て車を止めさせてもらい、先日目に付いていたi街道入口案内のある角を左に曲がる、直ぐ右を指した案内があるが本当に薩摩街道と思わせるような、民家脇が薩摩街道の入口であ。(熊野神社の案内ではR10の万年橋辺りからR10の去川迄が薩摩街道として案内に載っている)。路地(薩摩街道)奥に宝暦11年の山の神が祭られていた。 |
薩摩街道案内のある熊野神社 | 登山道入口、突き当たりに山の神が祭ってある |
手を合わせてから街道を歩いていくとまもなく人が歩いたのと水が流れたためか、2m以上抉れた道に入った、ここを過ぎると自然石の山の神の案内がある、左の斜面を登ってみるが石像のような物は見つからない、尾根沿いに踏み跡?らしき歩かれそうな尾根が北東に続いていた。(下山時再度探し回って見つけた石の欠片=自然石の山の神:手入れもない・・・・する人がいなくなったなったのだろう???) |
深く抉れた街道道 | 自然石の山の神(左斜面を登った尾根にある) |
山の神の石像は見つからなかったので薩摩街道に戻り、のんびり登っていく、この辺りからツクツクボウシの大合唱が始まる、静かな山歩きどころではない。何の面白みもない街道だが昔の旅人や島津の殿様が行き交いした道と思うだけで歩いている価値がある気がする。原生林のような森、人が歩いた為水の流れによってえぐられた道。・・・・・薩摩街道は鹿児島の川内市内が主だったのだろう・・・ |
ツツクボウシの大合唱だけが響く街道 | 深く抉れた街道 |
道が水で抉られ数カ所で別の道を作り歩かれている。巨木も街道に倒れ原生の状態のままを感じさせる。峠の少し手前当たりで明治の山の神が右手に祭られていた。少し歩くと聞いたこともないイスノキ(マンサク科)の巨木が立っていた、江戸時代にはもう育っていたのだろうか?宮崎の山の感じ兵庫県と何となく木の感じが違う。 |
巨倒木、江戸時代の旅人を見ていたのだろうか | イスノキと少し手前に祭られた明治の山の神 |
イスノキを過ぎると直ぐ峠である、真っ直ぐが薩摩街道、左が寛政の山の神、右が堀切、「ケラガツカ・青井岳」の案内はない。街道に国見山が有ると思っていたが、国見山の案内もない!、左に山の神が祭られている、割となだらかな場所に山の神は有ったが国見山はどちらか? |
薩摩街道の峠と標識 | 寛政の山の神。国見山の案内はない |
適当に左尾根を歩いていくと三角点のある伐採された山頂に出た。国見峠と書かれたプレートがぶら下がっていた。伐採はされているが展望はない!、江戸からここまで戻ったとき、やっと薩摩の国が見えたのだろうか?(カシミールで確認しても都城村さえ見えなかったはずだ)、山頂を散策して適当に峠に下る。山の神辺りが祭られている場所辺りが参勤交代一行の休憩場所だったと言われているが??。峠から衣川方面に少し下ってみる、枯れ木が散乱した歩きにくい街道のようである?、引き返して堀切の様子を見に行く。 |
国見山(プレートには国見峠と書いてある) | 峠から去川に下る街道 |
堀切に行く道は意外と良い道である、直ぐ分岐があり(どちらを歩いても堀切には行ける)左側の踏み跡の少ない方を歩く小ピークから下ると堀切が南北に作られている、堀切は普通山城の要所にもうけられている物と思っていたが案内では「馬追落堀切(馬盗人)」と書かれていた???。青井岳の方からの馬泥棒が出来ないようにしていたのだろうか?? 国見山に山城があれば理解できるがそうであれば薩摩街道もなにがしかの形跡があると思うのだが??〜) |
堀切(馬追い落堀切) | ケラガツカ方面の尾根道 |
ゲラガツカまで行ってみたかったが急遽昼から歩いてきたため14:15(夏場で16時、冬場で15時には下山する決め事をしている)まで尾根道を歩くことにした、歩きやすい尾根道である。距離的にも岩屋野から国見山ーケラガツラー青井岳ー岩屋野の周回コースが有れば歴史と山歩きを楽しめるコースになると思うのだが!、更に各山に展望でもあれば人気のコースになるかも知れないのだが。 |