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雪彦山−鉾立山 |
(せっぴこさん) (ほこたてやま) |
915.2m 962m |
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2004.03.15大天井岳 | 鉾立山の標高は鹿ヶ壺山荘発行地図より | ||
雪彦山:ふるさと兵庫50山 | |||
2009年に三辻山から鉾立山を歩いた | 雪彦山:兵庫100山 |
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所要時間 : 鹿ヶ壺キャンプ場(P)10:00 →鹿ヶ壺10:04 →千畳平10:45 →分岐(尾根)11:30 →雪彦山11:47 →分岐(虹ヶ滝)12:00 →鉾立山12:14〜12:55 →雪彦山13:15 →分岐(尾根)13:30 →千畳平13:55 →三ヶ谷滝へ(途中引き返し) →(林道) →鹿ヶ壺キャンプ場(P)14:45 |
大天井岳に登っても雪彦山に登ったとはどうしても思われず、今日別の登山口から登ってみることにした、夢前町板根から登るか安富町関から登るか迷ったが初めての道を歩きたく関から登ってみることにした。車で千畳平まで行けたら距離的に大天井岳、雪彦山、鉾立山を回れそうである。登山口に少しでも早く着くたいため、7時過ぎに家を出た。県道23を走り国道29と合流点少し手前の安志東交差点から県道430を鹿ヶ壺に向かった。鹿ヶ壺山荘を横目に見て真っ直ぐ千畳平に向かった、が林道を少し登ると「生活環境保全林管理道路のため通行止め」の標識が立てられていた、鎖ははずされていたが山は気持ちよく登りたいので歩いて登ろうと手前の駐車スペースに車を止め地図を見ると千畳平まで2250mと書いてあった、舗装林道を太陽に照らされて歩く気がせず鹿ヶ壺山荘に戻り、山荘で地図を貰い、鹿ヶ壺経由千畳平に向かって10:00出発する。 |
鹿ヶ壺キャンプ場の駐車場 | 鹿ヶ壺入口の東屋 |
駐車場からキャンプ場横を抜けると直ぐ鹿ヶ壺入口に付いた、感激するほどの滝ではないが一つずつゆっくり見ながら登って行くやがて滝も終わり、遊歩道を暫く登っていくと林道に出てきた。無風の味気のない林道を黙々と歩いて行く、10:45芝生に覆われた千畳平に着いた。千畳平には東屋、簡易トイレ、水道、テント台等が設置されていた、気持ちの良い草原である(車が入られない方が良いのかも)、雪彦山の登山口は千畳平の東奥から渓流に沿って緩やかに東に続いている、登山口には鉾立山2530m、雪彦山1630m、大天井岳1830mの案内がある。 |
三ヶ谷滝への分岐(千畳平の少し手前) | 千畳平から雪彦山への登山口 |
千畳平に入って直ぐの所から東を望む |
沢沿いの薄暗い道を黙々と歩いていくと辺りは植林帯に変わり鉾立山まで2000mの標識がある、暫く歩いて行くと急登の道になる、喘ぎながら登り切ると11:30尾根分岐に付いた、鉾立山1380m、雪彦山480m、大天井岳682m、凄く細かい数字である。鉾立山は展望があると調べていたので先ずは雪彦山−鉾立山に向かうことにした。 |
尾根(分岐)手前の急登 | 尾根道の合流地点(左:雪彦山、右:大天井岳) |
鉾立山1000mの標識を過ぎるとやがて展望のない雪彦山に着いた、休憩なしで鉾立山に向かう、倒木も整備され思った以上に快適な尾根道であった。 |
展望のない雪彦山山頂 | 倒木も整備された快適な鉾立山への尾根道 |
鉾立山500mの表紙を過ぎると間もなく虹ヶ滝への下山分岐(鞍部)に着いた、案内には(虹ヶ滝へ下山55分)と書かれていた、少し道の様子を見るがしっかりした道のようであった、下り口辺りで大天井岳の姿が木々の間から見られた、分岐に戻り鉾立山に向かう、鞍部(分岐)から約100mの登りである、50歩登っては一休みしながら登る、山頂迄200mの標識から380歩で山頂に着いた。 |
虹ヶ滝への下山道を少し下った辺りからの大天井岳 | 鉾立山山頂迄200m地点 |
山頂は北側が伐採され180度近い展望が確保されていた、大きな展望パネルが設置されていた(安富山をあるこう会)、パネルには山々名が距離と共に書かれていた。遠方は霞んでほとんど見えない、暁晴山(6km)、夜鷹山(7km)は確認できた。丸太ベンチに腰を掛けて展望を見ながらにおにぎりだけの昼食をとる、無風で蒸し暑く少々バテ気味であったが氷を詰め込んできたお茶が最高に癒してくれた。食後山頂を少し散策する、峰山方面(東)にはしっかりした道が下っていた、山荘で貰った地図では2つの鉄塔を経由して東カニワ渓谷に下り、車道から鹿ヶ壺に周回出来るようである。 |
鉾立山山頂風景と案内板 |
山頂から北西の展望(右の禿げた山(△977m)を挟んで左に暁晴山、右に夜鷹山が確認できた |
ゆっくり休憩してから12:55山頂を後にした。13:30尾根分岐に戻ってきた、大天井岳まで往復約1400mであるが、無理は禁物とそのまま下山する、13:55千畳平に下ってきた。三ヶ谷滝に行く道を探すがちょっと頼りないので、朝見つけていた分岐から三ヶ谷滝へ向かった、200mほど下ると「通行不能」と書かれた大きな標識が立てられていた、少し様子を見るが沢沿いの良い道である、がこれだけ大きな標識があるなら通行できないのだろう!と重い足を引きずって林道まで戻る、林道に戻ってから駐車場まで惰性で林道を下った。14:45駐車場に今日も無事戻って来られた。 |
通行不能標識(林道から沢に下った地点) |
着替えをしてから山荘で三ヶ谷滝の道を確認すると標識から三ヶ谷滝まで倒木により道が不明瞭となっている為であり、無理すれば歩けるとのことであった。 雪彦山に登る道として鹿ヶ壺からの道は面白みのない道であるが、鉾立山(その先は歩いてないので分からない)までよく整備され距離の案内も多くゆっくりと安心して歩ける道であった。 |