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中岳-新燃岳-獅子戸岳
(なかだけ)  (しんもえだけ)   (ししどだけ)
1345m   1420.5m  1429m 

                                                     

中岳・新燃岳:宮崎百名山

                     
参考地図  参考標高   起点(Mapion) 
日時   :2006.10.02(水)曇り メンバー :単独 登山口 : 地図参照
歩行距離:約11.5km 所要時間:約5時間15分 登り:約2時間40分 下り:約2時間35分
          
所要時間 :
高千穂河原(P)9:50 →分岐A 9:58 →(九州自然歩道) →分岐C 10::20 →中岳11:04 →新燃岳11:40 →新燃岳外輪北12:00〜12:15 →獅子戸岳12:45 →新燃岳外輪北13:22 →新燃岳13:44 →中岳14:12 →分岐C13:50 →(ツツジコース) →高千穂河原(P)15:20   


6時前に目が覚める、予報は晴れのち曇りであるが朝から曇っている、ぼんやり曇り空を眺めていたが急遽、新燃岳に登ることにした(高千穂河原はD100を壊したイヤな思い出のある所で、しかも有料駐車場なのであまり行きたくない所だ。10時前に登山口の高千穂河原に着いた。410円也の駐車場に車を止め準備をして9:50中岳から新燃岳へ向かう。登山口からは石畳の道である、石畳を歩き始めると直ぐ右:九州自然歩道、左:モミジコースの分岐Aがあるが自然歩道を歩く、
       
高千穂河原駐車場(正面の奥の山は左御鉢、右高千穂峰) 分岐A(右:九州自然歩道、左:もみじコース)

            
自然歩道を歩いていくとまもなくつつじコースへの分岐Bがあった、北側の霧は晴れ中岳がくっきり見え出す、何となく心が弾む気持ちで自然歩道を歩いていった。解放感のある道である、平坦な道をノンビリ歩いて行くともみじコース(分岐C)と合流する振り返ると高千穂峰はまだガスに霞んでいた、緩やかな道をゆっくり歩いていく、中岳がぐんぐん近づいてくる、小さな砂防ダム辺りから溶岩道のようだ、砂防ダムに着くと遠方からはなだらかに見えていたが絶壁である。絶壁をよじ登ると、つづらおれの道となり歩いてきたススキの原が一望でき、何とも言えない安らぎを与えてくれた。
       
分岐B(左:ツツジコース、右:九州自然歩道) 分岐Cの手前辺りから見る中岳


頂上直前から緩やかな木の道を登っていくと11:04中岳に着いた、ガスが西から吹き上がってきて中岳の火口は見えない。中岳の東の広い道を歩いていく、草原を独り占めである、中岳の北端から緩やかな木の道を下っていくと新燃岳がガスの合間から見え始めた、下りきったところに湯之野に下る分岐があった、木の道が新燃岳へまで緩やかに続いているのが見える。前にも後ろにも誰も歩いていない、風も音もなく鳥のさえずりもない広いススキの原、何とも言えない風景である。
       
中岳山頂(360度の展望が得られる) 湯之野登山口から合流点手前辺り



木で造られた道をゆっくり登っていく、振り返ると中岳がガスに煙っていた。11:04何処が山頂か分からない新燃岳に着いた。標識の辺りを探すが三角点は見つけられななかった、ガスも晴れエメラルドグリーンの湖面が見えるが曇っているのであまり感動はしなかった。獅子戸岳は見えるのだがその奥の韓国岳・大浪池(外輪)はガスに見え隠れしていた。360度の展望であるが南の高千穂峰もガスの中で360度の展望写真は撮らなかった。予定はここまでであったが時間も早いので新燃岳を周回してみようと湖面の写真を撮りながら緩やかな道を下っていった。途中初めで3人の登山者と出会った、湯之野登山口から登り新燃岳と獅子戸岳の鞍部まで行った帰りとのことであった。12:00に外輪の北端に着いた、ここから西は立入禁止である、丁度昼食時なので最高の景色(何処でも素晴らしいが)を眺めながら昼食とした。陽が湖面の一部をに当たり出した。陽の当たった湖面を撮ろうか獅子戸岳に行くか迷った、獅子戸岳は目の前だ、時間もまだある、陽が当たるかどうか分からない湖面の写真を撮るより獅子戸岳に行くことにした。
       
新燃岳途中から中岳を望む 新燃岳山頂から北を見る(帰路撮影)
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新燃岳南端の少し北から噴火口全景(獅子戸岳は見えるが大浪池外輪、韓国岳はガスでほとんど見えなかった)
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新燃岳北端から少し下った辺りから見る大浪池外輪、韓国岳、獅子戸岳(帰路撮影)
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ガレ道で低木のトンネル道をゆっくりと下る、下りきった鞍部に十字分岐があった、西は新湯登山口へ、東は大幡山経由夷守岳(ひなもりだけ)に行く道のようだここから少し急登の道である、登りは弱いので50歩登っては一休み、を繰り返し12:50 展望のない獅子戸岳に着いた、山頂の南端からは新燃岳が見事である。山頂標識に東側へは大幡山・夷守山と書かれていた、標識の直ぐ南で雄大な景色を見なるが、高千穂峰まだはっきり見えない、10分ほど休憩してから山頂を後にした。
       
新燃岳から獅子戸に向かう下り道 標識辺りでは展望のない獅子戸岳


ガレ場の下り注意して下る、下り終えてから新燃岳への登りは足があがらない、こけむしたゴロ石の道ゆっくりと登る、13:23新燃岳の北端にたどり着いた、湖面が太陽に輝いていた、写真を撮りながら新燃岳南端に向かって緩やかに登っていく、新燃岳山頂?で来る時、記念撮影を忘れていたので息を切らして登ってきた人に写真を撮って貰った(息つく暇もない状態で写真願いして済みませんでした)。時々写真を撮りながら中岳を下り分岐Cに下って来た。違った道を歩きたかったのでモミジコースを歩く事にした、石畳の道、歩き始めて直ぐつつじコースとの分岐D出た、路はどちらも石畳であるがモミジコースはすすきに覆われていたのでツツジコースを下ることにした、がツツジコースと言うよりすすきコースと言った方が良いような道である、こちらも途中からススキが道を覆っている所が多なってくる、暫くススキの原を堪能しながら下る。やがて九州自然歩道との分岐Bに戻ってきた。雑木林に包まれた石畳みの道を下り15:20駐車場に無事戻ってきた。ズボンを見ると赤い小さなダニ?が数十匹ひっついていた。急いで虫除けを噴霧する、靴からシャツまで虫除けを噴霧して着替えた。料金所の係委員に聞くと少し経ったら頃(11月過ぎ)からダニが出るとのことであった???10月2日でもダニだらけだったのだから???である。
       
中岳中腹あたりから見た高千穂峰と御鉢 つつじコース途中から見た御鉢と高千穂峰



すっきりした秋には恵まれなかったが、雨も降らずエメラルドグリーンの新燃岳火口湖も見ながら歩かして貰った、予定以上に歩いたが爽快な気分で帰路につけた。(ちょっと赤いダニ?が気持ち悪かったが!)

駐車場の係り委員から霧島を単独で縦走するなら高千穂河原に車を止め、バス(8:37)に乗ってえびの高原に行き韓国岳から時間を気にすることなくゆっくり下ってこれるので一番良い方法であると教えて頂いた。納得であるがもう遅すぎる!
もし縦走されるならバスの時刻を確認した方が良いと思います)(平日はバス本数が少ないそうである)。

2日霧島連山を歩かせて貰い霧島連山は早朝歩くのが最高と言う人や、満月の夜も幻想的で最高という女性、写真は夏以外は何時でも良いと言う人等の話を聞かせて貰いどの様な山でも1度だけ登って魅力が分かることはないと教えられた思いであった。

パンフレットによると(標高:えびの高原1,200m 、高千穂河原970m)
えびの高原−2.5km(90分)−韓国岳−3.0km(90分)−獅子戸岳−1.5km(40分)−新燃岳−1.5km(40分)−中岳−2.5km(50分)−高千穂河原

2017/8/9追記:聞いたら直ぐ実行した方が良い!縦走を決断したときはバスの運行は無くなっていた。今では運行していたとしてもあの2011年の噴火で縦走は未だ出来ない!



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