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雨石山 |
(あまいしやま) |
611m |
毘沙門山:630m | |||
9/17に櫃ヶ嶽を歩く |
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所要時間 : 休憩時間含まず、写真等写す時間は含 小原自然公園(登山口)P10:40 →(林道)→ 一ノ滝(登山口)・二ノ滝・山の滝11:07 →一ノ滝(登山口)11:15 →毘沙門洞11:31 →(小ピーク寄り道)12:11→鉄塔A12:25〜12:51 →鉄塔B(分岐:巡視路)12:55 →毘沙門山13:07 →雨石山13:20 →P595 13:45 →小野峠14:04 →林道終点14:10 →黒谷寺跡14:20 →車道14:40 →(R702) →民家で休憩15:13〜15:39 →毘沙門橋16:11 →小原自然公園16:15 |
梅雨の合間の青空、早朝急遽山歩きする気になった。日本海までは無理だし、急には考えつかない!田園を歩きながら写真撮ろうか!淡河の不動の滝をみて巡視路散策でもと考えたが、昔苦しんだ八ヶ尾山から見た雨石山を思い出し、出かけた。家を出たのは8時過ぎになってしまった。小原自然公園の入口(案内なし)を通り越して板坂トンネルまで行って引き返し、東に林道らしき道に入っていくと10時過ぎ、全く公園とは思えない小原自然公園に着いた。広くなったところから登山口と林道に分かれている。案内を見ると林道を行けば滝があるらしい!時間的に櫃ヶ嶽までは無理と思い、先ずは滝を見に行くことにした。10:40準備をして滝に向かったが、あじろ傘忘れたので引返し帽子と変えて再度滝に向かう。途中の緑は気持ちがいい。 |
公園とは思えない小原自然公園 | 滝に向かう林道からの雑木林 |
林道歩き始めて数分で鳥居のある登山口と一ノ滝がある。思ったより水が少なく貧弱な滝である。そのまま雨石山にと思ったがせっかくきたのだからとジグザクの道を登り二ノ滝、三ノ滝を見る、あまり趣はない滝である。−−−水量があればそれなりに良い滝みなるかも知れない−−− |
一ノ滝 | 二ノ滝 | 三ノ滝 |
ジグザクの道の途中から登山道への近道らし踏跡があった一ノ滝まで戻り、鳥居のある登山口から毘沙門洞に向かう、少し荒れてはいるが遊歩道のような道である、ジグザクに歩いていくと分岐がある、案内はない!左の道(登山道)の様子を少し見て引返し、右の道を行く、大きな岩場を超えると窟が大きく口を開けていた。中に入ってみるが小さな毘沙門?の石像が寂しげに一体だけ祭られていた。手を合わしてから登山道に戻る。 |
毘沙門洞の入り口 | 奥行きのある洞の中の様子 |
転落防止鎖のある岩場から向きを北に向かうがきつい道である、この辺りからあじろ傘が歩く邪魔になり出す、やがて尾根にでた。左(西)に踏跡があるので寄り道するが小ピークは雑木林に囲まれ展望はない!登山口の案内には展望所があるはずだったが見つけられなかった。登山道に引き返し、雨石山に向かう。この辺りから変化に富んだ道になり岩場が多くなる。 |
転落防止鎖のある岩場 | 変化に富んだ道の一部 |
岩場から展望は見られる、が一昨日の疲れがとれてないので岩場よじ登るだけで必死だ! 変化に富んだ尾根道を歩いていくと12時半前に鉄塔Aに着いた、鉄塔Aの北の岩場からは360度の展望が開ける。真っ青な空と山・山・山、日差しは強いが乾いた風が心地よい!岩場に座ると西に山頂が何もない山がある!八ヶ尾山である!八ヶ尾山では暑さでバテていたこと思い出す(頂の木陰で39℃あり、周回する元気なく同じ道下山した山である) 東には毘沙門山がすぐそばに見える!北には西山が、久しぶり展望の開けた山と天候に恵まれた山歩きだ!ゆっくりと展望を楽しみながら昼食をとり13時前に毘沙門山に向かった。 |
鉄塔Aからの360℃の展望 画像をクリックすると大きくなります |
相変わらず厳しい岩尾根を歩いていくと巡視路(南に下っている)があり、すぐ鉄塔Bにでた。鉄塔Aと同じような展望である。そのまま先に進むと大岩に阻まれた所に出る。やっとの思いで岩場に上る、ここもいい展望である。ここから数分で毘沙門山に着く。 |
毘沙門山直前の岩場から南の展望 画像をクリックすると大きくなります |
毘沙門山直前の岩場から北の展望 画像をクリックすると大きくなります |
毘沙門山 |
日差しは強いが乾いた風があり清々しい!、ここから数分で毘沙門山(写真上)に着いた。360度の展望はないが、いいところである三角点はないが誰かがつり下げたのか毘沙門山と小さなプレートがあった。ここからしばらくいい尾根が続くが次第に趣のない道となる |
多分北の展望、目の前は西山だろう(2017年記憶を元に修正) 画像をクリックすると大きくなります |
上と同じ所から南の展望(左端にP545と櫃ヶ嶽が見える 画像をクリックすると大きくなります |
毘沙門山からは少し岩場があるが趣のない尾根道となる。13時20分どこが山頂かどこだかわからないなだらかな雨石山(プレートがなければ雨石山とはわからない)に着いた。 |
毘沙門山を過ぎてもまだこのような尾根がある | 雨石山とあじろ傘のゆったりさん |
雨石山からの道はのんびり歩ける道だが変化もないし展望もない趣のない道である。のんびり地図を見ながら歩いていくとここもどこがピークか分かり難いP595に出てきた。東は枝打ちされた杉の木が見事に並び歩いていきそうになる。地図を見れば小野峠は南東方向であるが目印が少なく分かり難い!雑木林の急斜面をテープを確認しながら下るが好き勝手に歩いているので地図を確認していたら滑って一回転した。木があるからかすり程度の傷ですんだが!下が湿っているので滑りやすい、注意していたがまた滑ってしりもちをつく! |
どこがピーク分かり難いP595、 | P595から小野峠への急斜面の雑木林 |
雑木林の斜面を下っていくと小野峠に出てきた。堰が嶽に行きたいが自分の体力と時間をを考えて右の小倉に下る(全文2017修正) |
小野峠 | 林道終点(小野峠側から見る) |
林道をのんびり下っていくと林道分岐があり、間に石がきちんと並んでいる広いところがあった!横にはお墓の跡のようなものからお寺だろうと思いながら右(西)の林道の様子を見に行く。すぐ林道は終わりY字に踏跡が山に延びていた。多分松茸時期に歩く道だろう!Y字分岐には松茸山につき入山禁止の立て札がある、松茸の時期はこの林道は歩かないことである。 |
黒谷寺跡 | 小野峠から小倉に下ったところ |
小野集落に下ったところの畑でおじいさんが農作業していたので石が並んでいた所を聞くと、昔はこの谷を黒谷と呼んでいた。何時頃か分からないらしいがお寺は廃寺になり、今は黒谷寺跡として残していると説明してくれた。そのお寺の近くに洞穴があり昔籠作り職人が住んでいたことやこの谷(黒谷)の手入れ等の話をしてくれた。礼を言って分かれたが近道することすっかり忘れ県道702を延々と歩く羽目に!あじろ傘本領発揮である(神戸ではできないが)、出会う小学生は皆大きな声で挨拶してくれる、気持ちがいい。 遠回りでもいいやと県道を歩いていると地元の人に呼び止められ、暑いだろうから冷たいものでもと親切にM氏宅に招かれた。冷たいジュースを頂きながら山の話をしていると、この人は格が違う日本百名山を目指していたそうである。が途中で体調を崩し諦めたとか! 日本百名山を歩く人は富裕の人でなければ歩かれない!とは分かっていたが相当費用がかかったそうである。 私は兵庫県内の山で十分である。 お礼を言ってから小原自然公園にむかった。 小倉の集落では人の大らかさ、温かさをもらった思いだった。 |