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矢筈山〜木谷山 (西脇)
(やはずやま)  (きたにやま)
363.0m     415.0m 

                                                     
△矢筈山:363.2m
                     
- 参考地図 参考標高 起点(Mapion)
日時   :2013.1.11(金)曇り メンバー :単独 入口 :−−−−− 
歩行距離:約12.4km 所要時間:約7時間40分 登り:   下り:  


所要時間 : 上記の所要時間は休憩含まず、写真写す時間は含む
高田井登山口P8:33 →峠(分岐)8:50 →休憩所(分岐)9:00 →矢筈山山頂9:21 →(縦走路西へ) →巡視路9:42 →巡視路出口(ゲート)10:13 →(車道) →巡視路(鉄塔で行き止まり) →巡視路10:56 →木谷山12:05 →分岐12:14 →昼食休憩12:18〜12:35 →市原峠(ゲートあり)・矢筈山登山口13:09 →(捜し物ので)20分ロス) →P305 14:07 →P296 14:40 →展望所15:04 →△矢筈山15:30 →矢筈山山頂15:35 →分岐(ドングリロードへ)15:40〜15:50 →ふれあいロード合流16:08 →分岐(峠)16:15 →高田井登山口16:25


前日高取山に夕日を写しに登ったので少し疲れていたが、木谷山も矢筈山も登った山であり、縦走路と巡視路を歩く山だ!と安易に考えて出かけた。出会町から矢筈山への巡視路の入口が分かりにくそうだったので時計回りに歩くことにした。(正解であった)。速く家を出て速く下山するため、6時半に家を出たが、登山口に着いたのは8時半頃だった。駐車場はすぐ見つかった。駐車スペースは4台程度駐車できる。すでに2台の車が止まっていた。準備して8時33分に「ふれあいロード」を峠の分岐に向かう。途中山の神様が祭っている神社?があったので、お参りをした。ここで車の鍵をかけたか不安になり引き返す。鍵はかかっていたが10分程度、時間をロスした。
       
高田井登山口駐車場 山の神を祭った神社?


8時50分頃、昨年11月に下ってきた峠に着いた、どんぐりコースは帰路歩くことにして登山ロードを歩く、昨年11月に下ったときは楽で気持ちの良い道だったが、やはり登りは思った以上に急登な道である。9時頃、社のある休憩所に着く、休憩せずに山頂に向かう。
       
峠の分岐 登山ロードの途中休憩所


丸太階段も意外と堪える、途中から山頂までの距離が書いてあったので、100mをどのぐらいで歩いているか計ってみた。丁度3分で歩いていた。約10km歩くとして6時間はかからないだろうと、後で苦しむことなど考えもせず登っていく。9時20分過ぎに山頂に着いた。
(ここからの展望写真は点名平野参照)
       
矢筈山山頂と神社 矢筈山山頂西の祠


巡視路まで意外と急登の道である、下る直前で北の方向に、これから歩く木谷山と鉄塔が見える。少し急登の尾根道を下るが、昨年の11月に歩いた時より巡視路までの距離が長く感じた。9時43分、巡視路との分岐に着いた。
       
矢筈山山頂西からみる木谷山 出会町に下る巡視路(右側)
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巡視路はすこし荒れていたが、ヤブコギを思えば楽な道だ、だが落とし穴はプラの階段が砂で埋まり滑るのである、手足に余分な力がかかる、注意していたが滑った。ジグザクに下っていく巡視路だが苦労させられた。沢に下った辺りで巡視路の橋を渡る。道は左右に分かれている、右に行く明瞭な道は山に向かっていた気になったが、左の巡視路を歩いて車道に向かう。
        
巡視路の様子 出会町近くの巡視路


巡視路を下ったら獣避けフェンスが張り巡らされ、ゲートがある。ゲートを抜ける出会町農機具格納庫の建物前に出てきた。車道に出る道が見つからないまま、北に行くが林道や巡視路出入口ばかりだ。仕方なくフェンスに沿って畦道を歩く、農家の夫婦が変な人がきたとじーっと見ていた。大きな声で挨拶したら近くに来て、「どこからきてどこに行く!」と聞かれた。歩く道を説明すると、「この近くは禁猟区でないので手負いのイノシシや鹿が襲ってくる場合があるので注意して!}と教えてくれた。鉄砲の音がしないから誤射されることはない!と木谷山の巡視路に向かう。農作業していたので、過疎地の話まで出来なかった。
       
出会町集落に出るゲート
ゲートをでてすぐ北の林道から木谷山をみる


畦道からゲートを開けて、林道に出てまた市道へ出るゲートを開ける。よほどイノシシやシカの被害を受けたのか想像がつく、フェンスをこれだけ張り巡らすのは大変だっただろうと思いながら市道を歩いて市原峠に向かう。10時45分巡視路の入口が見つかったが鉄塔25で行き止まりだ?だった。仕方なく市道に戻り、北に歩く。
       
鉄塔25の巡視路(行き止まり) 車道から北の様子を見る


少し歩くと北緯35度線の表示があり、左に林道のような道がある、巡視路の目印はない、道の東は獣よけのネットが張られているがここには巡視路のプレートが立っていた、鉄塔24の巡視路入口?だろう、しかしかなり荒れている。林道のような道を歩いていくと巡視路のプレートがあった、多分、昔は鉄塔25からここに出てくる巡視路ががあったのだろう。
       
林道のような木谷山への道 巡視路は鉄塔25からここに来るのでは


鉄塔26、27、28の下を抜けて木谷山に向かう、鉄塔26まではザラ池から2008年に歩いてきていたのだが記憶はほとんどなかった。鉄塔28の手前のすぐ手前に2008年もあった測量計?がまだあった。ということは何かに使われている装置だろう。ここから少し歩くとP370−P423−P約320から木谷キャンプ場(出会いの森)へ下る尾根への入口?があるがとても歩く気は起きない入口だった。(私のHPにリンクさせてもらっているの3名の人は歩いている)
       
不思議な機材(2008年3月にもあった) 木谷キャンプ場に向かう尾根入口
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12時頃、巡視路から少しずれた位置に△木谷山がある、6年前より少し広くなった気がするが展望は全くない、巡視路に戻って2008年、ザラ池から歩いてきた分岐にでる、ここから市原峠に下るがこの道も途中まで遊歩道のような道である。
       
約6年ぶりの木谷山 ザラ池から来た道との分岐、右に行く


この道も2008年に途中まで歩いた道だ、道の途中に石垣でくまれた広い不思議な空間がある、展望はなかったがここで昼食にした。着替えは持って来ていたが寒くて着替える気がしないので、握り飯を歩き回りながら立ち食いだ!4時間近く座らずに歩いている。足の両親指が心配であったが、指よりも太ももがかなり悲鳴を上げていたのだ、が座れば痛みが強くなること心配したから座らずにいたのである。
       
人工的に盛られたような登山道 石垣に囲まれた広い不思議な空間


15分ほど休憩して市原峠に向かう、相変わらず良い道である、尾根の西側にはこれから歩く縦走路と矢筈山(中央奥)に見える。
       
木谷山から市原峠への尾根道  尾根道から矢筈山(中央奥)を見る
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西側に見える縦走尾根、矢筈山が遠くに感じるが遊歩道のような道だと安心して下って行くと、急登にさしかかり今までの道とは様子が一変する。
       
急斜面になりかけた辺りから西を見る 急斜面になり始めた辺り
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木々の間から市原峠の車道が見える、道がT字になっている、シダヤブの右の道に行くが、歩かれる状態ではなかった、左のテープのある道に下ると林道に降りてきた。T字の右側の道が縦走路に繋がっていたのかも知れない?
       
T字路を右に行った様子 T字路を左に下った林道


林道を西に歩くとすぐ獣避けフェンスがある。ゲートを開いて市道に出ると矢筈山登山口と書いた案内が目につく、少し丸太の階段を登ると平坦な尾根道になる。この先で苦しむことも知らずに、木々の間から見える木谷山方面や西脇市街地方面見ながら15時には駐車地点に下れるだろうと、のんびり歩く。(この辺りで捜し物をして約20分ロスする)
       
矢筈山への登山口 快適な縦走尾根


快適な道を600m程度歩くとロープが張られた丸太階段、以外ときつい階段だ!あまりロープなど頼りにしないが手の助けも必要な状態である。登り切ってまた下りの連続である、P306を少しすぎた辺りで矢筈山西尾根からの巡視路下山地点と出会いの集落が見える。写真の右端で農家の人からいろいろ山の話を聞かせてもらったところだ。
       
見た目以上にきつい丸太階段 P306西200mぐらいから見た出合集落
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小さなアップダウンでもきついだけに堪える、P306を少し過ぎた小ピークに休憩所があった、簡易ベンチが設けられ気持ちの良いところだが足は悲鳴を上げていた、こむら返りを気にしていたので休憩しようと思った。が、そのままゆっくり歩く方が良いかと休憩することもなく矢筈山に向かう、P296は休憩所より展望(が良い所だ。展望写真を写して、矢筈山に向かう。途中高田井北登山口に下る分岐があったがどんぐりロードを歩く予定だったので、横目で見て△矢筈山に向かう。
       
P306から約300m辺りの休憩所 点名矢筈山

P296から西脇市街地の展望(矢筈山からの展望とあまり変わらないが!)       画像をクリックすると大きくなります



P296の展望所から小さなアップダウンをこむら返りや転ばぬようにゆっくりと歩いた。点名矢筈山(山城跡)に着いたときはほっとしたが、矢筈山山頂まで,後何メートルか!を気にしながら歩いた、あまりきつくはない道だが100mを5分強かかっていた。矢筈山山頂に着いたのは16時前だ、ここでも休憩せず登山ロードを下る。途中休憩所のあるどんぐりロードのところまで下ってきた。
       
矢筈山山頂から市原峠に行く縦走路の入口 どんぐりロードの落ち葉の絨毯道


休憩所で3人の高齢者が休憩していた。ここでも立ったまま山の話をした、鳴尾山のこと何故 なきやま と読むのか聞いてみると 「昔は啼山と書いてなき山と呼んでいたのが知らぬ間に鳴尾山と書いてなきお山と読むようになった」と話してくれた!今は荒れた山ですね!と話したら 「山整備の後を継ぐものがいなくなったからだ!」と言っていた。
私は山を歩かしてもらっているという気持ちで何時も歩いている。
山歩く人は山を汚さず荒らさないようにマナーを守って歩いてほしいものである。

今回の山歩き、気持ちよく出かけたわけではにが、いい山であった。

追記
点名矢筈山の少し手前辺りから雄岡山・雌岡山が霞んでいたが見えていた、矢筈山山頂の小屋からは空気が澄んでいる日は明石大橋も見えるとか。右下の写真は2006年に角尾山から写した点名平野(右手前端)、矢筈山(中央)、木谷山(左端)が見えていた。当時点名平野を鳴尾山(啼山)と思っていた山である。下記写真クリックすると両写真とも大きくなります。
       
△矢筈山の少し北側から見た雄岡山・雌岡山 2006年角尾山から見た矢筈山方面
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2011年に矢筈山山頂−点名平野を歩いたとき山頂から東の展望写真写していたが山名の分からぬ山が多かったので、山頂に山名が書いた展望パネルがあったのでここで使わせてもらうことにした。平成21年9月に写された?設置した?パネル写真である。
          
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