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炭化木-龍王山-矢岳
(たんかぼく-りゅうおうやま-やだけ))
263.6m
                      
2007年11月3日(水):矢岳−龍王山 
矢岳:宮崎県百名山
                                                   
参考地図  参考高低   (起点Mapion) 
日時   :2015/11/6(金)晴れ/曇り メンバー :単独 登山口 : 矢岳駐車場
歩行距離:約9.0km 所要時間:約6時10間分 登り:−− ,下り:−−     周回

所要時間 :   所要時間には炭化木散策と昼食時間含まず!撮影等々の時間は含む(意外と時間がかかっている)
駐車場(登山口)7:56 →分岐A(谷越えコースとの)8:17 →分岐B(南面コースとの)8:43 →分岐C(炭化木へ)9:17 →炭化木地帯10:07〜10:29 →龍王山11:08 →分岐D(分岐Bとの)11:35 →矢岳(昼食)11:55〜12:53 →分岐D(南面コース)13:05 →分岐B14:11 →分岐A14:32 →駐車場14:47    


先日の10/13日、時間的に炭化木を見られなかったので、今回は炭化木から龍王山に登り、矢岳から谷越コースを下る予定で歩くことにした。急登の山を上り下りするので少し早く出かけた。駐車場に8時前に着いたとき、高千穂河原まで歩いたときと違って高千穂峰は雲の中であった。
       
駐車場に着いたときは曇り、今回も誰もいない駐車場 林道からの登山口の方が楽なのだが駐車場脇から登る


林道からの登山道の方が楽である!が山歩きはコンクリート道路を歩くより、土の道を歩いた方が良い。入口は杉が少しあるが、そこを過ぎれば雑木林だから雰囲気は良い。
       
林道からの登山口との出会い 何処でも道!


紅葉の良い時期!見に来る人はいないのだろうか!2007年は多かったのだが・・・・
       
何処も良い雰囲気な道である(谷道) 数本でも杉があればやはり暗くなる


分岐A・Bを過ぎた辺りから高千穂峰と御鉢が見えるところがあるが、運良く雲から頭を出していた。矢岳の山頂からだと雲海のように高千穂峰が見られたのかも知れないが、この登道では明かりを持っていても踏み跡が分からない所があるから、難しいかも・・(単独で高齢ならなおさらである)
       
雲海に浮かぶ高千穂峰だ!とは低いところだから思えない 雲に覆われ出した高千穂峰


矢岳登山口−高千穂河原間の道は気持ちの良い道である。前回本来の登山道でない左を歩いた。自然と左の道を歩く踏み跡である。、今回は右側を歩く。
       
秋らしい癒される平坦な道 どちらを歩いてもいい


案内のある所で脇道は合流する、矢岳からだと南側の道を歩き、高千穂河原側から歩けば北側の道を自然と歩いてしまう!どうでもいいことなのだが・・・・。やがて右手に龍王山が見える。
       
中央には左:「皇子原−高千穂河原」の案内有り 木の間から見える龍王山


秋の色が濃い道を快適に歩く。9時15分過ぎに炭化木との分岐Cについた。平坦な道にしては時間がかかり過ぎ!と思うが時間は十分に取ってきているので焦ることはなく、のんびり写真を写しながら歩く。
      
青空だったら秋の色が映えるのだが 分岐C(左:高千穂河原へ、右:炭化木へ)


先月歩いた「高千穂峰北谷道」を歩いたとき、炭化僕を見に行ったが、時間的に断念した川に着いた。この先も紅葉が多く見られる平坦な道が続くいていた。何処でも歩かれるところだが踏み跡とテープで迷うことはない!(2007年は要注意の道であったのだが)
       
前回引き返した川 炭化木間近な平坦な雑木林


見える龍王山も高さが分からぬような見え方になる。10時過ぎに川に出るのだがここが炭化木のある地帯かは案内がないので分からない!川底を歩いて炭化木を見つけたが思っていた異常に貧弱で、タケノコのように立っているものと!想像していた炭化木!がっかりさせられた。
       
紅葉が綺麗な炭化木直前から見る龍王山 案内のない炭化木地帯


大雨の度に削られた炭化木!想像のイメージは崩れた。それでも分岐している川底を両方とも歩いてみた。炭化木は水のない川の合流地点辺りに少し見られる程度だ。この炭化木だけ見に来る人はいるのだろうか???
       
       


合流点から右側の川を少し上ると3m程度の水のない滝で行き止まりだった、左の川は歩けるが、めぼしそうなものは見つけられなかった。川の合流点右に龍王山と書いた案内があったので、龍王山に向かうことにした。
       
想像外であった炭化木!奥に行ってみる 浸食されていく川底(落差3m程度か?)


左に川を見て少し歩くと、踏み跡は右の斜面に続いていた、落葉樹の雑木林の山は気分が良い!急登の斜面を登りだしたら、中岳が木の合間から見えた。
       
ここから急登になる 登り始めて見えだした、上空は青空が残っていた中岳


気持ちの良い登山道だが、息切れがするので休み休み登る。静かだけに足音が響いてくる!赤いヤッケの人がちらちら見えだした。霧島連山(メジャーな山)以外で人と出会うことはほとんどなかった。先に行かそうと待っていると、若そうな人が登ってきた。少し雲海の話をして先に行ってもらった。別れる時もう一人後ろから来てますと行っていた。鈴の音がす。のんびり歩くのだがなかなか近づいては来ない!
       
急登だが開放的なだけにゆっくり景色を見ながら登れる 岩の多いところ


大きな岩があるところを抜けると背丈ぐらいの薄が多くなる!中岳の斜面と思われるところに巨岩が見えた。中岳−新燃岳−獅子戸岳を歩いたことがあるが気がつかなかった巨岩だ!兵庫県の笛石山(宍粟50山・兵庫100山)の巨岩にで昼食を食べたことを思い出すした。薄が多くなったところから直ぐ山頂でった。直前で高千穂峰が見えたので写したが、それ以降姿は見せてはくれなかった。
       
中岳の巨岩、笛石山を思い出す(宍粟50山) 山頂直前のススキ地帯、高千穂・御鉢が雲で見え隠れする


三角点のない龍王山、この辺りからの展望はない!一息ついていた時、鈴をつけた人が登ってきた。目的は山の紅葉を写すことのようであった。お先にと挨拶して矢岳に向かった。途中北の景色を見ると龍王山−矢岳の尾根道は噴火口の外輪に思える。
       
龍王山山頂三角点はない 矢岳の尾根道から崩れた外輪を思わせる北を見る


途中でススキ原のような所に出る、まもなく南面コースとの分岐Dに着いた。
       
ススキ原のような所から矢岳を見る 龍王山−矢岳のほぼ中間点、分岐D


記憶にない枯れ木に寄生したキリシマツツジ?があったが記憶にはない!保存画像を調べると写していた。ほとんど同じ所から写していた、変わってはいない感じであった。そこから少し歩くとツクシコウモリソウの群生地になる、山頂は間近だ。
       
キリシマツツジか?枯れ木に寄生していた ツクシコウモリソウの群生地


12時前に山頂に着いた、残念なから高千穂峰等々は雲で見えなかった。(2007年も高千穂峰等々は雲で見えなかった)鈴を持った人が登ってきた。写真を写しながらだから同じようなペースで歩いている。写真は結構時間を使う(この日は350枚強写したので、1枚平均10秒としても3500秒=1時間ぐらいは写真を写していたことになる)
       
着替えをすませた山頂での私 気になる矢岳東尾根


昼食をすませ、下山するとき、鈴を持った人から「谷越コースより南面コースの方が紅葉が綺麗だし、歩き易い」 と言われたので、急遽南面コースを下ることにした。結構急登の道である。紅葉はそこそこあったが曇り空では写欲が湧かなかった。水のない川まで下ってきたが、水があれば野鳥が多いかも!と野鳥のことも気になる。野鳥の鳴き声や雑木林・ススキの中を動き回っていた鳥は多く見聞きしたが、山を歩きながら野鳥を写すのは無理である。
       
龍王山から歩いてきた尾根(外輪に思えるのだが) 水が流れていれば渡れない谷川


川を渡って、少し登って平らな道に、暗ければこの辺りも踏み跡が分かり難い所だ。ヌタ場があった2007年と変わっていなかった!
        
暗ければ踏み跡が分かり難い平らな道 2007年にもあったヌタ場


14時過ぎ分岐Bについて15時前には駐車場に戻った。秋から冬山では15時には駐車場まで下山するよう計画して歩くことにしている!(何回か薄暗い道を歩いた経験から)今回のような低山でもこれだけ時間がかかるのだから県北の山は厳しそうである。宮崎百名山は後2座で登って終わりにするつもりだが、なかなか足が向かない。一番近い未踏の式部岳、前川林道は開通して掃部岳登山口まで行かれるが、展望のない急登の山(尾根分岐では少し展望はあるが・・・)、今では肉体的にも精神的にも難しいだろう・・・・
       
谷川を超えると平坦な道となり分岐Cに出てきた 登山時は誰もいなかったのだが・・・


紅葉が良い時期だったので歩いた、自然の山だけに、派手な紅葉ではないのだが、気持ちの良い紅葉が見られた。以下は多くの紅葉写真を写していた中から12枚選んだものである。
        

       

       

       

       

       


2007年11月3日に歩いた谷越コースで写した写真2枚(沢は上流側)
       
雄大に見える谷川、少し水があればいいのだが 谷越えコースから写した高千穂峰
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10/13日に歩いた距離より3k強短く、累積標高差も80m弱高いだけだが急登の山道は堪える度合いが違うようだ。
期待して行った炭化木!案内もなく、何処が炭化木地帯なのか分からないぐらいの所だった。抉られた水のない川底を歩き回って、数個の炭化木を見つけたが、感激することは全くなかった。
山歩きは季節感と展望がない山を歩いても面白くない!霧島連山でも矢岳ー龍王山は紅葉が良いところなのかも・・・・
県北部の山は季節感を感じる山が多いようだが・・・・・



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