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矢岳〜龍王山
(やだけ)〜(りゅうおやま)
1131.6m  1175m
                                                     
2015/11/06:炭化木−龍王山−矢岳 矢岳 : 宮崎百名山
                     
参考地図  参考標高   林道口(Mapion) 
日時   :2007/11/4(水)晴れ/曇り メンバー :単独 登山口 : 地図参照
歩行距離:約9.1km 所要時間:約5時間10分 登り:約時間分 下り:約時間分−−−周回

所要時間 :
矢岳登山口駐車場8:18 →分岐2 8:30 →沢(矢岳川)8:48 →矢岳山頂10:02〜10:23 →分岐3 10:35 →龍王山11:00〜11:10 →昼食11:26〜11:48 →分岐3 11:50→分岐4 12:30 →(高千穂河原方面へ) →Y字分岐12:55 (両方の道散策)13:12 →分岐4 13:30 →分岐2 13:49 →矢岳登山口駐車場14:00   


矢岳を土曜に歩く予定であったが野暮用で日曜に歩くことになった、早朝の県道は空いている、皇子原公園には8時前に着いた、が車が多い?道路脇の登りに「霧島山マラソン」と書かれていた。山歩き出来るのかと心配して林道を走り始める、林道脇に立っている方に訪ねてみると山歩きは制限してませんとのこと安心して!狭い林道を走る。準備の車だろうか車が多く、分岐の確認がゆっくり出来なかった。下記写真の分岐の左に大きな自衛隊の車が居座っていた。こちらが東尾根から矢岳に登る登山口があるだろうと思ったが左にも矢岳の案内があったので左の林道を登っていく、途中から矢岳と書かれた分岐を右に走るといくと矢岳登山口駐車場に着いた。Webの写真通り、登山口がある舗装林道側からも歩けると書いてあった。
        
右の林道は東尾根からの登山口が有るはず? 矢岳登山口駐車場から登山口を見る

            
駐車場からの高千穂峰に圧倒されながら準備をしていると3人の登山者がこられた。山登りが目的ではなく、紅葉を見て温泉に浸かるのが目的なので紅葉の良いリンナイ林道ルートから歩く予定をされていたらしい。私は矢岳に登るのが目的なので同行させて貰った。ボストに記載してから横の登山口から歩き始める、と直ぐ分岐1(地図の点線部分と思われる)があり、分岐右側の道を歩いて行く。
        
矢岳登山口駐車場から高千穂峰を見る 登山口から直ぐの分岐1(左地図点線道?)


しばらく歩いて行くと分岐2(谷越えルート)に着いた、予定変更して谷越えルートを歩く、分岐には「沢に降りる際は危険ですので充分注意して下さい」と案内があった、確かに沢に降りる道は短いが厳しい道であった。「ここからはずっと登りですから」と同行させて頂いた方が展望ポイント、ミツバツツジ、ヒカゲツツジが1本だけ有る等話を聞きながら歩いて行くと急激な岩場の下りになり荒々しい水のない沢に下ってきた。
        
分岐2(右:谷越えルートへ) 荒々しい沢(谷)登山口は右側
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沢からは急登になるそうだが、次第に視界が広り紅葉や高千穂峰が疲れを感じさせないと言うより写真撮っている方が歩いている時間より多かったのかも?しかし9時半前辺りから高千穂峰には雲がかかりだした、山頂までは青空であってほしかったが残念である。
        
登山道から遠方の紅葉を見る(望遠撮影) 登山道途中から見る紅葉と高千穂峰


9:50ごろミカエリソウ群生の道(教えて貰ったのだが)を歩く、とくそ山系と大違いで開放的である、記録とらず地図も見ないで付いて歩いた。山頂直前で号砲が山々に鳴り響いた、霧島マラソンのスタートの合図であるそうだ。号砲を聞いて直ぐ山頂に着いた、2時間弱掛かっているのに早く付いた感じである。小木が邪魔ではあるが360度の展望が得られる。東尾根に明瞭な道が下っていた。休憩していると3グループの方々が次々と登ってこられ山頂は一気に賑やかになった。
        
山頂直前のミカエリソウ地帯 矢岳山頂、小木が邪魔だが360度の展望有

                      
宮崎讃岳会のメンバーの方が真っ赤に染まった久住山の写真や雲海の写真を見せて下さった、(後日メールで写真を送って頂いた)、賑やかだった人達が西に下り始めてしばらくして私たちも西に下る。途中分岐3(リンナイ林道ルート)で3人の方と別れ龍王山に向かう。ススキの原当たりから矢岳が見えるがもう日が差してないのでススキも紅葉もくすんでいる、残念である
        
分岐3(右:リンナイ林道ルートへ) 稜線から矢岳を見る


ススキの原を過ぎると右手(北)に大幡山、丸岡山、夷守岳が見えるはずだがもう雲で山頂は見えない。目の前に急激に落ち込んだ尾根が見える、目の前はカルデラなのだろうか?雰囲気の良い尾根(カルデラ?の淵)を歩いて行くと龍王山に着いた。矢岳で出会った讃岳会の方3人が来すでにおられた。ここから南西の尾根を下ると炭化木の沢があるので一緒に見に行きませんかと誘われた、不明瞭な道と参考図には書いてある、ベテランの方が一緒なので同行させて貰いたかったが、歩きが遅いので迷惑をかけると思い、断ったのであるが、後日後悔することしきりである。
        
稜線から八幡山方面を見る(真下はカルデラ?) 龍王山(カルデラ?の西端)


お礼を言ってから分岐3に戻る、途中分岐手前で昼食するのに良い場所があったので、一年ぶりだろうかラーメン・にぎり定食を頂いた。雲がなければ霧島山マラソンランナーが見られるのにと思いながらゆっくり休憩して分岐3から下山することにした、分岐には3組の方が昼食中であった。人気のない山と聞いていたが登ってこられる方が多い。リンナイ林道ルートの途中紅葉が綺麗である、XX時分岐4に下ってきた、時間が早いので高千穂河原方面のY字分岐まで歩いてみた、炭化木方面の道広いので沢まで歩いてみたが沢からも階段の道がある!ここで引き返しY字分岐から高千穂河原の道を散策する200mほど歩いて引き返し登山口駐車場にxx時に戻ってきた。分岐3からも3組6人の方と出会った。これだけ人が多いのだがしかの鳴き声があちらこちらで聞かれる。
        
分岐4(矢岳登山口駐車場) Y字分岐(下記に注意書きがあります)



駐車場にマイクロバスが?新湯から団体さんが矢岳経由で下ってくるそうだ、この辺り春はツツジ、秋は紅葉の良い所で旅行会社が企画しているとか!団体さんには悪いが出会はなかって良かった!
帰路マラソンランナーと一緒になるのではと思ったが救急隊?の車が数台すれ違っただけでランナーには一人も出会わなかった。公園で聞くとほとんど下山してしまっているとのことであった。往復6時間のコース2〜3時間で走りきるのだろう!どんな心臓をしているのだろうか?


今日はいろいろな人と出会い、開放的な山と紅葉が心を和ましてくれ、歩いた距離にはほとんど疲れなく、足の痛みも無く、良い山歩きをさせて貰った。写真を250枚近く撮ったのだから歩いているより写真撮っている方が長かったかも知れない。


Y字分岐に書かれていた注意事項
ここから新燃岳、獅子戸岳方面のコースは旧登山道が途中から全く不明になっており、ルートファンディングのできる山の経験者、ベテラン者以外の一般登山者、初心者には危険をともないますので利用しない方が賢明です。経験者の方でもテープ等の目印に十分に注してください。   
                    大幡山岳会