表紙へ  年度別登山リスト                
                                                                                       
平野展望公園-鍋蓋山
    (−−−−−)     (なべぶたやま)    
  △294.2       486.2 

                                                     
P220〜P290間は (平野展望公園北散策) を参照下さい。 神戸の山
                     
参考地図  参考標高   登り口(Mapion) 
日時   :2011.01.22(土)晴れ メンバー :単独 登山口 : 地図参照   
歩行距離:約13km+1km 所要時間:約6時間15分 登り:約時間分 下り:約時間分  周回

所要時間 :
自宅8:53・・・・・(歩行)・・・・・・平野交差点9:39 →平野展望公園9:49 →P220 10:28 →△294.2 11:23 →ペット墓地14:10 →P290 11:35 →巡視路(鉄塔)11:49〜12:15 →(巡視路4つ目の鉄塔で行き止まり)12:36 →ゴルフ場(菊水山登山口散策)12:48 →(R428)13:00 →(極楽谷) →七三峠13:48 →鍋蓋山14:14 →(鍋蓋山北尾根) →(鍋蓋山北谷) →R428(有馬街道) 14:51  →(車道) →神鉄鈴蘭台15:19 ・・・・(電車・歩行)・・・・・・・自宅16:02   


3度目の尾根縦走である。1度目(記録なし)は地図を落とし、P220から探しに戻るる時、尾根間違いし、ヤブ遊びで尾根から谷に転落し1ヶ月、散歩も禁止であった。2回目は転落して出てきた有馬街道から激斜面を歩いた為、P290で時間的に断念した。今回は三度目の挑戦である。全く意味(意地だけ)のない笹ヤブ歩きであった。自宅から平野交差点まで歩いただけで今回は少々堪えている(前日高取山往復=7.3km)していたためであろう。時間はたっぷりあるし、不明瞭なところは僅か150m程の笹ヤブ?である。交差点からR428を少し歩いて公園出入口から遊歩道を歩いて10時前に東屋のある展望公園に着いた。
          
平野展望公園入口(橋渡った左) 平野展望公園(展望所と言うには低い)

            
平野展望公園から北の尾根は明瞭に見えるが急登で笹と落ち葉でアイゼンでもはかないと苦しい尾根道である。長い太いロープが設けられているのは助かる。一回目は信用せず笹を鷲掴みしながら登ったが今回は太いロープを信用して掴みながら登るが、これまた結び目がないだけに握力がない者にとっては厳し。P220から東尾根出入口まで下る余裕はなかった。ここから小さな上り下り(滑る)を意地で何とか11時半前にP220に着いた。先日撮り忘れた記念写真を撮って先に進む、一度歩いているので葉っぱで滑ることだけ注意して歩く。
          
展望公園から少し登った辺りの急登、ロープあり △294.2にて 、 記念写真(西側から撮る)


ここからは平坦な笹ヤブ、少し歩くとペット墓地に出る。先日はここからP290迄登り引返して舗装林道を下ったが今回は目標であるP290から巡視路までである。距離は短いが僅かな踏跡とテープを頼って歩く、12時過ぎに巡視路(鉄塔)に着いたが巡視路からは知っている者でないと潜り込めない笹ヤブだ。巡視路を少し下る(西側)と高取山、横尾山、明石大橋が一望できる。昼食をとってから巡視路を東に歩く、直ぐ練習場のネット脇を歩くがゴルフボールがごろごろ落ちている!高いネットなのでネットを抜けてきたボールだろう!こんなヤブコギするよりゴルフを楽しんでいた方がらくだ!と思いながら巡視路を下っていく。
          
笹ヤブ尾根道?から飛び出した巡視路(鉄塔) 巡視路に飛び出した所


途中北側には菊水山と鍋蓋山、南側は神戸市街地や先ほど歩いた小ピークや△294.2(反射板あり)が見える。菊水山は見た目では直登できそうに思えたが、急登の滑る笹ヤブで体力消耗していたので楽な巡視路を下ることにした。鉄塔4つ目だったがそこから先、忽然と明瞭な巡視路は消えていた。諦めてゴルフ場まで戻る。
昔は菊水山駅(今は閉鎖)から笹藪を歩き、ゴルフ練習場あたりから菊水山に直登する道を歩いた(六甲縦走路だったのだが今はゴルフ場だ))
          
行止まり巡視路から菊水山を見る 行止まり巡視路から鍋蓋山を見る


行止まり巡視路から南の歩いてきた笹ヤブ尾根を見る

                      
気ままに歩くため地図は持ってない!R428(有馬街道)東の尾根は明瞭な案内のある遊歩道のような道どうにでも成ると思い、以前菊水山直登(昔の従走路)を探すことにした。駐車場脇や車道を注意して探す。車道を少し下った辺りに赤テープがあった!厳しいヤブであるが潜り込んで見た。20m程歩きやすそうな所歩くが、よほどの強者でないとこの状態のヤブであったら山頂までかなり時間と体力がかかると思い諦めた。と言うより、今登ってきた笹ヤブで体力・腕力とも使い果たした感じである。楽な極楽谷から鍋蓋山に行き菊水山から六甲従走路を下山しようと車道を下り、R428を横切って案内のない舗装道(極楽谷)を歩く。途中で2人ずれの登山者と会ったので何処に下山するのか訪ねると、天王吊橋が工事中なので 「極楽谷から菊水山直登する」 らしい。直登は相当厳しいと思われるのでゴルフ場横断させて貰うことを薦めて、私は一度諏訪山から歩いたことのある七三峠に向かった。
          
登山口と思われるテープはここだけであった 舗装道終点から七三峠に向かう道


砂防ダムで行き止まりと思っていたら、トンネルがあった。以前諏訪山から歩いた時は気がつかなかったトンネルだ!入口には鉄格子で閉ざされ、「通り抜け禁止」 のパネルが取り付けられていた。この鉄格子を抜けて歩く登山者はいないだろう!と思いながら七三峠、二本松林道への道を歩くと、直ぐ防火帯道に出た。少し南の様子を見に行くが分岐(二本松道不明道)から引き返し極楽林道の様子を見るがここは歩いたであろうが記憶にない道である。
          
名称不明のトンネル 通行禁止のプレート板


2007年(鍋蓋山5)に歩いた時(東側から)は門?を歩いたと思うが記憶にない!記憶など当てにならないものである。二本松との分岐点のここは七三峠の案内は覚えていたのでトンネルは記憶になくとも門?が記憶にないとは・・・・七三峠のいわれでもどこかに書いてあるかと思ったが石柱と岩があるだけである。
          
歩いた記憶ない極楽林道(この門?気になるが) 七三峠の記念碑と思ったのだが説明はない


七三峠から記憶のある遊歩道(三年前より良くなっている)歩いていくと直ぐ六甲従走路に出る。鍋蓋山側には天王吊橋、工事中につき通行止め!と書かれ鈴蘭台北高脇からの迂回路が示されていた。この迂回路は約3km弱遠回りになる(家で調べた数値)。山頂近くで出会った人達は6人ほど下っていきましたよ! 工事中でも通れますよ!と言われた。いったい何のための通行止めの看板だと腹が立つし、迂回するには遠すぎる!無視して下っていく人の気持ちよく分かる。が私は迂回路に向かった。鍋蓋山北尾根−鍋蓋北谷を下ってR428(有馬街道)に出た。菊水山経由でも石井ダム経由でもイヤガ谷東尾根を歩いても明瞭な道ばかりであるが体力を考え、無理せず神鉄鈴蘭台駅に向かった。延々と舗装道歩きだ!15時20分ごろ神鉄鈴蘭台駅に着いた。
          
鍋蓋山山頂休憩所風景 神鉄鈴蘭台駅から三木・三田方面を見る
鍋蓋山の大きな展望写真は鍋蓋山散策を見て下さい


天王吊橋については問題である、遠方から縦走を試みた人は約3km程迂回させられる。後で聞かされた話だが勝手に歩いているらしい人もいるようだ!中途半端な通行止めには少々腹が立った。
また極楽谷は車が自由に走れるだけに脇の川はゴミ捨て場だ!それも大型ゴミが多い!学園があるから通行止めは無理としても、上げ下ろしできる鎖ぐらいは取り付けてもらいたい!と言いたいが至る所に林道がある六甲山系、丹生山系、対策は難しいだろう!

神戸の六甲縦走路は人気の山歩きで、特に須磨浦公園から摩耶山までを遠方から歩きに来る人も多いとか(西六甲縦走路の方が展望等々も多く、何かトラブルが起きてもエスケープ出来るところが良いらしい!

東京から来た女性グループは菊水山から鈴蘭台に下るのでゆっくりと歩かれるとか!(菊水山までの道が六甲縦走路で一番好きだとも行っていた)