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平野展望公園北散策
(ひらのてんぼうこうえんきたさんさく)    
   P220      △294.2(点名草谷)    
                                                     
神戸の山
                     
参考地図  参考高低   (起点Mapion) 
日時   :2011.01.08(土)晴れ メンバー :単独 登山口 : 地図参照
歩行距離:約13.5km 所要時間:約5時間30分 登り:約時間分 下り:約時間分  周回・散策

所要時間 :
自宅11:30・・・・・・・・平野12:14 →(R428) →登山口(登山口ではない)12:28 →東尾根13:12 →P220 13:24 →鞍部13:30 →小ピーク14:00 →△294.2 14:08 →ペット墓地14:10 →小ピーク14:18 →ペット墓地14:24 →(舗装道) →R428(草谷バス停)14:47 →平野西尾根道登山口15:20 →分岐15:45 →鉄塔(引き返し)15:50 →分岐15:56 →平野西展望尾根道登山口16:11 ・・・・・・・・・自宅17:02   


今年初山歩きは美女山と決めていたが雪があり不明瞭な山らしいので昨年10月歩かれなかった△294.2へ行くことにした。それも滑落した所をR428の防護壁脇から入山する。ころかり落ちた所とその原因と思われる木の根っこを確認するためだ。下から見ても、どこからころがったのかは分からない!と思ったが決めたこと、必死で登る!何故このような アホ な事しているのかと思いながら砂と落ち葉が流れてくる所を慎重に木や根っこを確認しながら掴んでジグザグに登る。僅か100m程度、標高約100mぐらい(ナビ電波不良地帯だから不明確)を約30分強かけてやっとの思いで東尾根に着いた。東尾根の出口確認しようと少し下ったが、帰路ここから下山すればいいとP220へ東尾根を登る。
          
R428から赤線のように歩いたのだろう やっとの思いで東尾根に出たところ

            
P220直前で10月に平野展望公園に地図を探しに戻った時、何故間違って東尾根下ったのか注意しながら登っていく、P220直前で笹藪に展望台公園への踏跡が僅かに分かる。地図探すため下を向いて歩いたので明瞭な道を下ってしまったのだ、注意が足りなかったのである。市街地が見えているが分かり難い分岐、下りは要注意だ。(滑落させしなければ問題のない山遊びの所)分岐から直ぐピーク(P220)である。
          
東尾根を下り引き返した辺り、 平野展望公園に下る分岐


分岐からP220は20mほどだ、三角点はないが基準銅板?が埋め込まれている。展望も何もない山だが春はコナラ?の新芽が良いかも知れない。西にも赤いペンキが木につけられているが地図の西側の破線に下る道かも知れない?この破線の谷道には廃屋が数軒あり、生活品が散乱した谷道である。(一度散策している)歩きたくない谷道だ!この地図上の破線の終わり辺りが分岐になっており、3軒ほどの廃屋があるが分岐(立派な橋がある)右の廃屋は特に生活用品が散乱していた。
          
P220、左が破線へ下る道か? P220から少し下った鞍部から小ピークを見る

P220から鞍部に下だると目の前の北のピークへは背丈以上の笹藪である。踏跡らしきところから笹藪に突入!この斜面はたちが悪い!途中から急登で落ち葉で滑り台のように滑る、昔は良く歩かれたのかロープがある、助かると思ったが古いロープだ!ここで怪我でもしたら家族に何を言われるか分からない!笹を束ねて握りながら登る。途中で一度ロープをひっぱたら切れなかったが、素人が結んだのか外れた。やはり信用できないロープだ。ピークに登って少し下ると鞍部に矢印とHT.11と書かれた赤いビニールが木に巻かれていた。矢印の西は大藪で道などない!以前散策した地図の破線に下る道だったのかも知れない。そこから200mほどで△294.2に着いた。
          
笹藪を登り切って小ピークから直ぐの2目の鞍部 2つ目の鞍部から登り切って直ぐに三角点に着いた
          
三角点の東にある反射板 反射板脇から菊水山を見る

反射板脇から鍋蓋山を見る


三角点から南の展望はないが菊水山と鍋蓋山が見える。良い天気だ、寝転がりたい所だ。三角点から笹藪だが山道と言える明瞭な道が西に続いている。破線に繋がっていると確信して歩いていくと飯場みたいな所に出てきた。反場から南は土盛りがされたのか崖になっている(右下写真の建物の裏)、北側は舗装道になっている!後で分かったのだが、左下写真はペット墓地であった。舗装道路から更に西ピークに踏跡がある。林道に出たら安心であるので西のピーク迄歩くことにした。西のピークは直ぐに着いた。西と北に踏み跡がある。ピークから西に10mほど行くとその先は下りのヤブで踏跡すらない!北は笹藪だがテープがぶら下がっている。地図を見ると鉄塔まで150mほどだ!鉄塔の西側を以前歩いたことがあるのでヤブコギ覚悟行けば多分巡視路にでるだろうと分かったのだが、少し無理しているので引き返して舗装林道を下ることにした。
          
あああ あああ


舗装林道を下ってたら登山者に出会った!このようなところ今の時間、何処を歩くのかと思い、気になったので聞くと私の逆道を歩いて平野に下るらしい!七三峠等を歩いてきたらしい!ペット墓地の南東端から尾根道の入口があることを教えてあげてから舗装林道を下るが、ここにも壊れた廃屋が数軒ある。旧国道に近づいた辺りでは数軒民家があるがほとんど陽の当たらない谷間には田舎暮らしが好きでも、住みたくはないと思いながら下ると旧R428に出た。草谷バス停(1時間に1〜2本)がある。旧国道を歩いてP220へ東尾根の入口を天王谷IC辺りで探すが柵があり入られないようだ。引き返して旧国道から平野に向かう途中た平野西尾展望道の案内があったので少し散策することにした。入口から200mの所に壊れた廃屋が2軒あり、汚くて歩きたくないが人家がある!そこを抜けると快適な山道である。途中R428の西尾根に沈む夕日が見えたが陽が高く夕日には見えないのが残念である。鉄塔を4つほど抜けると分岐がある。
          
平野台展望公園からの尾根に沈む太陽 分岐から天王谷ICに下る途中から見る△294.2



烏原貯水池の行守寺から散歩するとき何時も気にしていたP290(中央)と△294.2の反射板(左)
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この分岐要注意である。天王谷ICに下る案内は鉄塔まで下ったらその先は踏跡すら分からない笹藪に囲まれた鉄塔である。分岐の案内には登ってきた道は祇園神社0.5km、左(西)は天王台IC0.3kmの標識がある、案内を巡視する人がいるのだが(その人からアイゼンを貰ったのだが)十分には調べていないと言うより調べきれないのだろう。

ある人が六甲山系の全ての道を歩こうと思えば一生かかっても歩かれないかも知れないと行っていた言葉思い出した。
仕方ないだろうと思いながら平野に下り市街地を歩いて17時過ぎに家に着いた。途中で真っ赤な夕日が見えたが街中からはカメラさえ向ける気にはならない。

推測だが昔は平野展望公園から菊水山への道があったのだろう!子供のころ、神鉄菊水駅からススキヶ原(今はゴルグ場)を抜けて尾根(今はゴルフ練習場辺り)を経て岩場の急斜面を登った記憶がある。尾根からススキヶ原を見て爽快に思った風景が今も心の片隅にしっかり残っている。

展望もほとんどなくヤブの多い尾根歩く人は滅多にはいないだろうと思われる山歩き、何故歩くと言われても明快な答えは言えないが、しいて言えば、気になっていた山、自分が歩けそうな山を歩きたかったからだろう!としか言えない。