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譲葉山 |
(ゆずりはやま) |
594m |
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梅堺(うめのきょう) :567 m | |||
2006.04.25清水山から向山 | 消費カロリー :約1,610kcal |
権現山(ごんげんさん?):541.4m |
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所要時間 : 水分れ公園P7:45 →水分れ公園登山口8:01 →展望所8:21 →珪石山9:10 → 分岐(周回径へ)9:13 →分岐(譲葉山へ)9:26 →野村峠(十字分岐)9:35 →梅堺9:50 →棚原峠(十字分岐)10:18 →権現山10:27 →大谷坂10:32 →譲葉山10:48〜1056 →展望所11:01 →休憩(展望有)11:08〜11:20 →大岩(展望有)11:24 →分岐(小学校へ)11:34 →フェンス12:07 →崇広小(校庭)12:15 →(車道) →水分れ公園P13:25 |
金曜日に本を探しに運動をかねて三宮まで往復歩いて来たのであるが、夕方の天気予報では土曜日の篠山は一日中晴れマークであった、急遽以前から気にしていた譲葉山を歩いてみることにした。水分れ公園Pから3ヶ所登山口がある、一度も歩いたことのない水分れ公園登山口から譲葉山まで行き清水山経由で下山する計画を立てた。6時に家を出る。土曜の早朝のR175は空いている、7:40駐車場に着いた。準備をして7:45水分れ登山口に向かう。フェンスを抜けると以前登山口を間違え向山に登った “これより山に登る” の標識に着いた、今は階段状の道が整備され“雲海の道”と標識が立てられていた。 |
水分れ公園駐車場より(左の山に登る) | 以前苦渋を味わった標識(これより山に登る) |
ちょっと気になった道であるが、昨日の今日、足の痛みも残っているので水分れ登山口に向かった。まもなく東屋のある分岐に出た。真っ直ぐに広い林道があり左に東屋、右の林道に水分れ登山口と案内があった。右の広い林道を少し歩くと薄暗い植林帯ななる、しばらくゆったり歩いていたがやがてジグザクの道となる。 |
水分れ登山口(右)、左に東屋がある | 登山口から直ぐ薄暗い植林帯になる |
まだ少ししか歩いてないが息が弾む、やがて頭上が明るくなり、珪石山尾根先端の分水界展望所に出た。あまり視界は良いことのない展望所である。正面に弘浪山と白山の間に特徴(通信塔)のある篠ヶ峰が見えた。ちょっと疲れ気味だが休憩する場所でもないので珪石山に向かう。 |
珪石山からの尾根先端部にある展望所 | 展望所からの視界、中央奥の山が篠ヶ峰 |
ここを過ぎるとロープが張られた激登になる、最近降った雨の為か良く滑る土壌でもある。スティックとロープの手助けを借りながらやっと上り詰めると直ぐに珪石山に着いた。清水山から向山を歩いた時、立ち寄った所である。この辺り抉れた不気味な形状が気になっていたが鉱山跡らしい。 |
かなり急登のロープのある尾根 | 珪石山、正面奥から少し視界は得られる |
珪石山から少し下ると清水山からの道と合流する。ここから又下り、登り返すと譲葉山との分岐に着いた、ここからは尾根道、分水界の径と書かれていた、明瞭な道であるがどんどん下る、緩やかな尾根道と思っていたが結構アップダウンが有る道であ。やがて下りきった所に立派な案内があり、野村峠(藤の目坂)と書かれた十字分岐に下ってきた。左(北東)は野村、右(南西)は東奥と、真っ直ぐの尾根道は梅堺と書かれていた、P567へ登っていくと梅堺(P567)に着いた。分岐状になっており案内がない。テープに何か書いてあるが読めない。コンパスで調べるがP541.4(権現山)位置は右方向、地図を見ると東から回り込んでいるようなので左の道を歩くことにした。が目標地点から離れていくのが心配になってくる。(2回尾根を間違った経験をしているので不安であった) |
清水山−向山から譲葉山への分岐 | 梅堺(P567)、右の道が紛らわしい |
しばらく東に歩くと道は南に向き、P541.4(権現山)に一直線に向かうようになる、道も明瞭、足以外は快調である。道は又下り薄暗い棚谷峠(奥地坂)に下ってきた、ここも十字分岐になっており、左は棚原、右は東奥、真っ直ぐは権現山と案内に書かれていた。何とか譲葉山に行かれそうである、10:27 P541.4に着いた、案内には権現山と書かれていた。又ここから下って大谷坂を過ぎ、少し急な登り坂を登り切るとると広い山頂に出てきた、どこが山頂か分からない、更に歩いて行くと権現堂があり、あちらこちらに譲葉山と書かれたプレートがぷら下がっていた。楽しくもない尾根道であったが譲葉山まで歩けた満足感は得られた。時間は10:48、お社にお参りして下山をどうするか山頂を探索する、すぐ西に下る広い道が見つかる、案内には崇広小と書かれていた。 |
三角点のあるP541.4(権現山と書かれていた) | 展望はないが権現堂のある広い山頂 |
植林帯に囲まれた味気のない山頂である、足がちょっと文句を言いたそうであった、が休む気は起こらない、崇広小に下る道、Webを見ていて少し心配であったが下ってみることにした。下り初めて直ぐ展望所(昔の反射板設置場所)に出たが展望所と言うには寂しすぎる、小さな岩に登って柏原当たりを確認し、休憩せず下る、展望所から数分でわりと開けた展望の有る所に出てきた。昼にはかなり早いがここで西の山々を見ながら昼食をとる。 |
山頂で崇広小と書かれた道を少し下った辺り |
旧反射板のあった展望所よりも視界は良い、休憩するには道に座り込むので具合は悪かったが誰か来たら、よければいいと道に初めて座り込む。見えている山々、かなり歩いているのだろうが特徴のある篠ヶ峰、高見城山、石戸山は明確に分かったが白山、弘浪山その他の山の位置がはっきりとは分からない。東からの強風で尾根道は寒かったぐらいであった。西側は風もなく太陽に照らされ蒸し暑い。軽く食事を済ませ崇広小に下る。 |
下山する尾根は右の尾根のようである、中央の柏原市街地や高見城山等が一望できる |
昼食をすませ、しばらく休憩してから崇広小に下る、少し下ると右に大岩があった、ちょっと覗いて、岩に上がると清水山、梅堺?が見える。緑に囲まれた大岩、寝転がって青空を眺めていたくなる。 |
左端が清水山、中央が梅堺?、右端が権現山か? |
写真だけ撮って下り始めると熟年の男女(夫婦?)の方が登ってこられた。土曜日なのに初めて人に出会うぐらいだから譲葉山は人気のない山なのだろう。しばらく下ると車奥(東奥の間違い?)と小学校と書かれた分岐に着いた。地図を見る、遠回りになりそうだが尾根道を下る、少し道が荒れているが迷うことはなさそうである、日差しのきつい尾根道を下っていくと獣避けフェンスに出てきた扉を開けて下山道を探すが、どこでも道である、(下山してから分かったのだが小学校の校庭の一部のようなもの)適当に下っていくと小学校の校庭に下山してしまった。門が閉まっていたら誰か先生がいるだろうと門に向かったが門はなく車道に出られた。土曜日で良かった、平日なら子供達のさらし者になる所であった。 |
文字間違い(車奥)?の分岐案内 | 崇広小学校の校庭から下山してきた山を見る |
私が案内を見逃したのかも知れないが獣除けの扉に小学校に下られない案内を設けるべきである。 ここから車道を延々(約4.5km)と歩くことになる、アスファルトの道を歩くと足がかなり痛むがここまで来たら意地である、車道沿いの花の写真を撮りながら炎天下に近い日差しを受けながらゆっくり駐車場に向かう、13:48やっとの思いで駐車場に戻ってきた、ヒカゲツツジの時期の休日はこの駐車場にぎわうのであろうが車は2台しか止まってなかった。 趣のない山歩きであったが天候に恵まれ無事周回できたことに感謝し、帰路についた。 帰路、車のクーラなしで走る、車道は30度近い温度である、窓を開けて走っている車を気にするが数台だけであった。環境を気にするなら車乗るなと言われそうであるが最低限自分の出来ることをするため我慢する。 |