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清水山−向山 |
(きよみずやま) (むかいやま) |
542m 569.0m |
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向山:兵庫100山 |
- | 参考地図 | 参考標高 |
日時 :2006.04.25(火) 晴れ | メンバー :単独 | 入口 :−−−−− |
歩行距離:約7.1km | 所要時間:約4時間5分 | 登り: 下り: 周回 |
所要時間 : 水別公園(P)10:13 →鳳翔寺登山口10:18 →天狗岩10:34 →剣爾山11:01 →清水山11:28 →珪石山11:43 →蛙子峰12:06 →蛙子V12:06〜12:27 →五の山12:37 →向山V →向山12:52 →深坂北峰13:04→ 松の台V→ 四の山→ 亜炭V→ 三の山13:41 →岩座V13:45〜13:58→分岐14:02 →二の山14:09 →水別公園(P)14:33 |
国道176沿い(田路辺り)から向山連山を望む |
昨年、向井連山周回出来なかったのでツツジが見頃かもと朝になって急遽清水山から向山を周回することにした。8時前に家を出たが、三田辺りから雨が降り出した、とにかく登山口まで行ってみようと走っていると篠山辺りで青空が見えだしほっとする。時速40km弱で走る車に篠山辺りから柏原迄付き合わされ予定より大幅に遅れて水別れ公園に着いた。急いで準備をして鳳翔寺登山口に向かった。鳳翔寺横の登山口から獣除けフェンスの扉を潜り清水山に向かった。強風が吹いて寒い、薄暗かった登山道もやがてピンクのツツジの登山道と変わっていく、谷筋から回り込んで尾根道にはいると直ぐ天狗岩に着いた、一息入れて清水山に向かった。 |
鳳翔寺登山口 | 天狗岩 |
高見城山、白山、篠ヶ峰、安全山等々が一望できる天狗岩 画像をクリックすると少し大きくなります |
人の気配が、このように早く下ってくる人はいないはず?と思っていたら年配の単独者が下ってきた、話を聞くと7時半に観音堂登山口から周回されてこられたらしい、早足と驚いていたらこれから多紀アルプスの小金ヶ嶽に行って来るとのことで更に驚かされた。3.5時間ぐらいのペースである、それなら私でも3時頃には下山できそうとゆったりさんで登って行く。暫く少し急な道を登っていくと天狗岩より見劣りのする領家の頭に着いた。更に急登を登って行くと観音堂からの尾根が見える剣爾山に着いた。まだ雲は多いがツツジに日が差して疲れを和らげてくれる。首をかしげる賭博岩・イルカ岩の脇を通って11:28反射板のある清水山に着いた。味気のない山である。 |
剣爾山から観音堂からの尾根(北側)を望む | 大きな反射板はあるが展望のない清水山 |
休憩なしで珪石山に向かう、急な道を下ってつつじも展望もない道を黙々と歩いていくと山が地割れでも起こしたのかと思われる所に出てきた、地割れの南側を歩く、やがて分岐があり珪石山は左らしい、地割れの北側を70mほど戻ると展望のあまり無い珪石山に着いた、そのまま下っていくと水別れ公園登山口に下るようだ。直ぐ引き替えして向山に向かう。譲葉山への分岐を過ぎると展望のない薄暗い蛙子峰に着いた、5〜6名の方が昼食をされていた。山頂の写真を撮ると言ったら写っても良いとのことで撮らして貰った。話を聞くと鳳翔寺から登ってきたが引き返そうかと考えていたそうである。写真のお礼を言ってから向山に向かった。 |
水別れ登山口道にある珪石山 | 展望のない蛙子(ガエルゴ)峰 |
この辺りからヒカゲツツジが多くなってくる、蛙子峰から直ぐヒカゲツツジに囲まれた蛙子展望所に着いた、先ほどのグループの方、もう150mほど歩けばこの素晴らしい景色の中で昼食が取れたのに等と考えながら昼食にすることにした。楽しみである昼食であったがちょっとした不注意でラーメン用の水をひっくり返し小さめのおにぎりでだけの寂しい昼食となってしまった。20分ぐらい展望と花見を楽しんでから向山に向かう。 |
雰囲気の良い良い蛙子展望所 | 蛙子展望所北側に群生するきヒカゲツツジ |
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この辺りからの尾根道、カメラをしまう暇のない位ヒカゲツツジが咲き乱れていた、予想しなかった風景である。狭い岩場で7〜8人位のグループにであった、昨年11月に歩いた時は誰にも会わなかったが今日は賑やかである。12:37周回路で一番高い五の山に着いた。展望は西側だけである、ヒカゲツツジに囲まれた尾根を向山に向かう。 |
周回道で一番高い五の山 | ヒカゲツツジ越しに見る五台山方面 |
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緩やかな尾根道に群生するヒカケツツジに混じって所々ミツバツツジが対照的に咲いていた。広い平らな尾根?を歩いていると北側が開けた向山平展望所に出てきた、何となく落ち着く場所である。平らな道を歩いていくと見慣れた向山山頂に着いた。 |
早咲きミツバツツジと競演のヒカゲツツジ | 向山手前(東)の向山平展望所 |
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昨年暮れと変わっていたのは “山を愛する貴方・・・・・ゴミ・・・・”と書いたプレートが立てられていたことである。この素晴らしい山本当に汚してほしくないと思う。ここからは一度歩いた道である、休むことなく直ぐ近くのツツジが岡展望所に行く、ここもヒカゲツツジに囲まれておりこれから下っていく尾根が所々新緑に萌えていた。松の台展望所手前で朝駐車場で一緒だったご夫婦の方と出会い、少し山の話しなどして“又どこかで・・・”と挨拶して別れた。単独山歩きちょっぴり寂しさを感じた一瞬であった。見覚えのある四の山、亜炭展望所、三の山とミツバツツジの咲き乱れる尾根を下り13:45座岩展望所にやってきた、登ってきた尾根や高見城山等をノンビリと15分ほど眺め展望所を後にした。 |
前回と変わらない向山山頂 | 深坂北峰辺りから城山(黒井城跡)を望む |
深坂北峰を少し下った自称“北の覗き”から見る四の山北斜面のヒカゲツツジと五大山(中央右) |
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抜けるような青空にミツバツツジのピンクが映える、足下も注意しながらあちらこちらに咲くミツバツツジを撮りながら下っていく。昨年登ってきた分岐、二の山と下り昨年迷った観音堂直前までやってきた、昨年暮れ気づかなかった獣除けフェンスの扉を潜って観音堂登山口に出てきた、観音堂にお参りして真っ青な青空を見ながら14:32駐車場に無事戻ってきた。 |
四の山から咲き乱れるミツバツツジ | 観音堂登山口 |
今日は素晴らしい山歩きをさせて貰った、良い天候と満開のつつじに囲まれた花見の山歩き、そしていい人達との出会い、山を歩いていて良いな!と思った1日でもあった。 向山連山に群生(特に北斜面)していた淡い黄色のツツジ、家で調べると名称がヒカゲツツジ(何となく哀愁をさそる名である)、西日本に分布しているようで秋になると赤く染まり別名”沢照らし”と言われるそうである。ピンクのツツジは名称がミツバツツジ、日本全国とこにでも咲いているつつじだそうである。 |
案内に記載されていた標高
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2005/11/02に登った向山記録 |