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天狗山-萬松山-東山
(てんぐやま) (まんしょうやま) (ひがしやま)
558.0m  約450m?  459.3m
                          
2007.05.24高山−猿藪 兵庫県の山
                    
- 参考地図 参考標高 起点(Mapion)
日時   :2008.04.21(月)晴れ メンバー :単独 下山位置(Googl map) 稲荷神社
歩行距離:約13.2Km 所要時間:約7時間10分 登り:時間  下り:時間分  周回

所要時間 :
首切地蔵P8:03 →林道終点8:25 →ケヤキ峠8:56 →天狗山9:54 →P493 10:30 →P465 10:55 →萬松山11:08 →小ピークA11:18 →小ピークB11:26 →小ピークC11:35 →小ピークD11:50 →(鍋倉城跡) →東山12:02 →稲荷社12:44 →常勝寺門13:32 →(林道) →常勝寺14:17 →首切地蔵P15:40 ・・・・・・・地蔵茶屋


腰痛と足が痛む中、山歩きをする馬鹿がいる、天狗さんに痛みでも体でも地獄以外の何処でも良いから吹き飛ばして貰おうと早朝出かけた。天狗山を往復したら田園の写真でも撮ろうと出かけたのでるが腰が思ったより痛くない?ゆっくり腰をかばいながらケヤキ峠に向かう。途中道が無くなっている?引き返し、うろうろする。再度同じ道を行くと直角に左に登っている。この辺り一寸不明瞭である。9時前ケヤキ峠に着いた。ケヤキ峠からは思った以上に良い道である。10時前山頂についた。東に僅かに視界がある、岩が山頂に居座っていた。天狗山のプレートも1枚木に吊下げられていた。(ケヤキ峠までは上の高山−猿藪を見てください)
      
ケヤキ峠から天狗山への道 狭い山頂、読めない案内(三方向の道案内?)


天狗山は東から巡視路が登ってきており縦走尾根に下っていた。僅かな視界から見えるのは白髪岳らしい。(杉の木はまだ若い、昔は展望があったのだろう) 人間直ぐ欲がでる。調子も良いし道も思いの外明瞭なので!思い切って西に向かうことにした。急勾配の道である、木に捕まりながらゆっくりと下る。下りきった辺りから巡視路は右に下っていた。登り返すと岩尾根になりP493に着いた。
      
天狗山から白髪岳を見る P493、雰囲気の良い岩尾根地帯である


巡視路ではないが道は良い、地図を見る、ここまで来たら引くに引けない!この辺りが道路から見えていた露岩か?東側を振り返ると天狗山と高山?が見える、ここから天狗山を見ると何となく天狗山にふさわしい雰囲気である。北側には太田地区だろうか南の展望は良い、このピークの岩尾根の雰囲気も良い。時間は10時半過ぎである。引き返すならゆっくりしておきたい場所である。結局ここまで来たのだからと幽霊道にならないか願って縦走することにした。
      
P493直前から見る天狗山と高山? P493の少し西から見る山南大田辺り?


P493から見る南の展望、山名はっきり分からないが多分表示通りだと思う、良いピークである。


11時頃P465に着いた、一寸不安になる山頂である、休憩無しで先に向かうと山頂を過ぎるとまた良い尾根道になりほっとする。
      
一寸不安になってきたP465 P465を過ぎた辺りの尾根道


明瞭な尾根道である。少し安心したが展望は全くない!、しかしまだ先は不明である。11時過ぎひどいピークに着いた大岩の西に行くと字が消えてしまったのか1mぐらいの標杭?が有る、!!ここが萬松山かも!写真だけ撮って次のピークに向かう。10分ぐらいでピークAに着いた。
      
多分萬松山と思われる、石の後ろに標杭?有り 不安に駆られるピークAの様子


尾根は明瞭だが少し荒れ気味の道である。11:25ピークBに着いたここから下った鞍部辺りで巡視路(左=南)と合流した。この巡視路道南下すれ地蔵尊に行く道に下れるかも知れないと思いながら次のピークに向かう。巡視路と合流してからまた良い道になる。11:35ピークC(写真撮り忘れ)を通過し、鉄塔の真下を通り快調と歩いて行くと道はピークDから離れていく??、尾根は遙か左上に見える、引き返して分かり難い尾根を登るとピークらしからぬナビチェック地点に着いた。尾根が切れ込んでいる!堀切のようだ!(ここがナビのチェックポイントピークDである)
      
ピークBの様子 西側から見る東の堀切(ピークD)


堀切を横切ると長細い平らな場所である、城址の散策より西端の下り道を探す。西端にも堀切がある。このたりから踏み跡は乱れている。計画下山地点迄直線で約700m、まだ12時である、焦ることはない、明瞭な踏み跡が見つかり下り始めると倒木である、回り込むと倒木の裏は明瞭な道でる。
      
鍋倉城址、この東西に明瞭な堀切がある 不安を募らされた倒木


1本だけの倒木を過ぎると広場のような所に飛び出した。??、後で地元の人に聞いた炭焼小屋跡かも!ここから林道だと思ったのは甘かった。広い道はもう雑木林に戻っている。ナビポイントに向かって適当に西に歩いていくと雑木林が伐採された広い場所に出た。三角点がある、ここが東山の三角点である。山頂らしさは全くない。
      
広場にでたが炭焼小屋跡か? 東山の三角点、標柱は字が読めない


ここからは何処にでも下れそうである。一応ナビの下山地点目指して雑木林の歩き易いところを選んで下る。途中、白いビニール紐に赤ペンキを吹き付けたビニール紐が所々ある、昔の道でったのか雑木林化している窪んだ広い道を何度か横切る。とにかく西に下る、ナビの下山位置方向でもある、やがて手入れされた杉林に入る。ここも何処でも歩かれる。西に下っていたが南に建物の屋根が見え隠れする。南方向に下ると稲荷社と書かれた神社横に出てきた。12:44である、神社にお参りして畦道で昼食をとる。腰のこと考えて軽くするためコンロは持ってこなかった。4時間半以上休憩無しで歩いたことになる。前屈みは腰に負担が掛からないようだ!
      
何処でも歩かれる雑木林 何処でも歩かれる手入れされた杉林


稲荷社前のゲートを開けて畦道を写真を撮りながら歩いていくとお寺が見えた寄ってみることにした。仁王門の入口で昔写真を撮っていた頃、来たお寺である。まだボケてはいないようだ!!(18年前の4月に桜を撮りに来ていた)山門の左側に八重桜越しに東山の新緑萌えるように陽を受けていた。ここでまた悪い癖が出る、林道を歩く、常勝寺の裏山は誰かが歩いた竹林山だった記憶があるので様子を見に行く、下山口辺りから首切地蔵尊まで3kmの表示があったこと思い出し林道途中でったが引き返し延々と写真を撮りながら車道を戻る。
      
写真左、下山位置、その右に鳥居(稲荷社) 常勝寺山門直ぐ東から東山を見る


首切地蔵尊第三駐車場15:40に戻ってきた。着替えをして地蔵茶屋のおばあさんの元気な様子を見に行った。91歳とは思われない元気さである。TVの取材に対しても地蔵尊が有るので元気に働かせて貰っている。地蔵尊も取材して下さいと言ったそうである。この心の豊かさが若々しい容姿を保っているのだろう。山の読み方もこのおばあさんから聞いたのである、2人の地元のお爺さんは城跡と炭焼小屋がどこかにあったくらいしか分からなかったのだが・・・・・・・お婆さんとももうお会いすることはないだろう・・・・

天狗山から東山まで歩かさせて貰ったが良い尾根道であり途中の巡視路から南に下ることも出来るようなので是非歩いてほしい尾根道である。距離も10km程度、注意箇所は添付地図の分岐点と東山からの雑木林である、分岐の明瞭な右の道は大谷方面に下る巡視路ではないかと思われる。


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