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六甲縦走路5(西)
(鉢伏山) (旗振山) (鉄拐山) (高倉山)) (栂尾山) (横尾山) (東山) (高取山)  
260m
、 252.6m、 234m、 212.2m、 274m、 312.1m、 253m、 328m 
                                                                      

参考地図   参考標高  起点(Mapion)
日時   :2013.3.21(晴れ) メンバー :単独
歩行距離:約14.0km 所要時間:約5時間15分
須磨から長者町までの縦走路園面距離は10.5km

所要時間 :上記の所要時間は休憩含まず、写真写す時間は含む
須磨浦公園駅12:55 →鉢伏山13:35 →旗振山13:45 →鉄拐山13:59 高倉山14:11 →栂尾山14:55 →横尾山15:15 →馬の背(須磨アルプス)15:46 →東山16:00 →高取山17:25 →長者町18:00 →自宅 



六甲縦走路西で遭難が3件も起きたので5回目だが、須磨浦から高取山まで縦走路の確認のため歩いてみた。須磨浦公園に13時頃に着いた。登山口(階段側)から登り始める。いきなりの階段はやはりきつい!花粉対策でマスクは二重であるた息が苦しい。
     
須磨浦公園駅前 縦走路は左車道だが右の階段を登る
    


石段ばかりの縦走路を30分ぐらい背中の海の景色を見ながらゆっくり登るとロープウエー終点脇に出てくる。展望所に寄るつもりはなかったのだが、天気がよかったので登ってみた。
     
歩き始めから階段歩きは辛い ロープウエイ脇の展望所から市街地を見る
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夕方、この展望所に登れば夕日と、夜景が写されるなーと思いながら回転展望閣の脇を抜け13時半頃鉢伏山に着いた。縦走する人は三角点も何もない鉢伏山に行かず脇の道を歩く人が多いだろう!今回は近道せずに歩くことにしたので寄ってみただけである。
     
逆行のためか霞んで写ってしまった明石大橋 子供の広場である鉢伏山山頂
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鉢伏山からほぼ平坦な道を約300mほど歩くと旗振山につく、本来の六甲縦走路は塩屋から旗振山に登ってくる道である、途中の公園(山上公園)ではウメが満開と聞いていたのだが縦走大会にそって須磨浦公園から歩いてきた。旗振山の三角点は埋め込まれていた、三角点が削り取られるからだろうかだろうか?安全のためだろうか?多くの山で三角点は欠けている、欠片等記念になるとは思わないのだろうが・・・。旗振山からも展望はいい、ここは佐川光男氏の散歩道らしい!
     
旗振山 山頂の三角点は埋め込まれていた
                      

旗振山から約200mの辺りから北西方向の展望        画像をクリックすると大きくなります


旗振山からの縦走路は広くウバメガシが多い、森林浴とは行かないが、ゆったりした道を歩いていく。14時前に3方向の分岐があり、真っ直ぐは鉄拐山、左は近道縦走路、右は一ノ谷町への道である、本来は鉄拐山を歩くのが縦走路だが、展望もない鉄拐山を歩く縦走者は少ないだろう?
     
ウバメガシの多い広く平坦な縦走路 縦走する人はほとんど左の道を歩くようだ?

                

鉄拐山から石段を下って縦走路に合流してから5分ほど歩くと、また3方行への分岐に出るが大きな石に左下畑村、正面鉄拐山、右高倉山と書かれている、今鉄拐山を歩いてきたと思いながら中央の道を歩く。
      
三角点も展望もない鉄拐山 鉄塊山から数分歩くとまた3方向の分岐がある


       
正面の道はただ尾根の道で少し歩くと一般の縦走路に合流する。数分歩くと縦走路の右脇にほとんど歩く人がいないと思われる道(尾根)を歩くと高倉山(点名立原谷)についた。4回も歩いて初めて気がついた三角点のある高倉山である。展望も全くない山である。
    
高倉山(点名立原谷)と中央の三角点 四国の人が取り付けたプレートらしい


高倉台のおらが茶屋の展望所(360度の展望)にも寄らず、すぐ東の足に堪える約300段の石段を下る。
     
西側から公園のようなおらが茶屋を見る 約300段の階段降口
                  

高倉台住宅街を抜け陸橋を渡ると何度歩いても堪える約300段の石段が待ち受けている。登る途中からは視界が開け気分は良いのだが、2〜3度一呼吸しながら登る。登り切った所からの展望は良いが逆光だったので添付できなかった。ここからの夕日は気分が良いだろうと思いながら栂尾山に向かう、15時前に展望櫓のある栂尾山に着いた。、2004年に比べ櫓周りの木が大きくなっている気がする。
      
栂尾山に向かう厳しい石段 栂尾山の櫓からは展望が良いが2004年よりは!
                
    
栂尾山から約500mで展望のない横尾山に着く、横尾山から北に明瞭な道が出来ているが案内がない、初めての人はロープの張られた北側の道を下る人もいるかも (すぐ気がつくだろうが) 、だがこの辺りの山麓で遭難した女性がいる、ヘリコプターで救助されたらしいが、普通では考えられない遭難だった(遭難救助状況は高取山から見ていた人から直接聞いた)。横尾山から須磨アルプスに下る時、右の道に行くと岩尾根に出る、以前ここから一度下だりかけたが、私には危険だと引き返したことがある。
     
横尾山山頂左(北)に新しい道が出来ている 縦走路左の尾根頂上から東の展望
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右上写真の位置から馬の背を望遠で写す、女性2人がのんびり休憩していた。最近女性だけの山歩きの人も増えた感じだ(遭難した人も初めて縦走路を歩く2人の女性だった)、引き返し脇の縦走路からどこから須磨アルプスというのか分からないが馬の背に下る、(どこからどこまでが須磨アルプス?) この辺りも2004年よりえぐられた感じだ。
     
右上の位置から望遠で馬の背(中央)を見る  歩きやすい階段の道を下りきった辺り
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水野町との分岐から馬の背に登る、2人の女性はまだ暢気に岩場にいた。馬の背の標杭から短いが要注意だ!(特に風のある時)、16時頃、先月も板宿から歩いて登った東山に着く。ここも高取山と同じような市民の山という感じだ、長いすもあり、展望は良い所である。
     
馬の背 馬の背標識地から東山方面を見る


東山山頂、傘や杖がおかれている山である。新しくできた縦走路をジグザクに下る。聞く所に寄ると登山者のマナーが悪いため、山主が縦走を禁止したとか?山歩きはマナーを守ってゴミなどのポイ捨ては絶対に止めてほしいものだ。ここから先の阪神高速道路辺りのフェンスの外に放されたゴミは気になる。
     
東山山頂ベンチ等があり展望は良い 東山から神戸市街地を見る(今年2月14日の写真)
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横尾住宅街から高取山登山口まで舗装道路を歩くのは好きでないが縦走路なのでしかたない、ここまで歩いてきたら高取山の西尾根を登るのはきつく感じる!昨年だけで150回ほど登った高取山の三角点に17時半頃着いた。良い天気だが夕日を写すためには45分ぐらい待たねばならないので、休まず長者町に下る。砂防ダムも工事は進んでいるようだ!
      
高取神社脇の縦走路から夕日を受けた市街地を見る 砂防ダムのため登山道が少し東になった(昨年の写真)
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最近六甲縦走路(西)は展望が良いのか人気があり、東京から来る人もいる、六甲縦走路西は確かに展望の良い縦走路なのだが山を歩いた感じはあまりしない、須磨浦から高取山まで10Kmもないのに標高差は1000mほどあるので低山だがきつい!須磨浦公園から摩耶山まででも歩きたかったが2度挑戦して二度とも菊水山途中でこむら返りを起こし断念させられている。六甲縦走路56.4Km(実際は45kmぐらい)を歩く人はやはり健脚者である。
山を歩く人それぞれの思いで歩いているのだろう(心を癒すため、健康維持のため等々)と思う。だからゴミのポイ捨ては止めてほしいものだ!



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