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大森岳 (宮崎)
(おおもりだけ)
1108.6m

                                                     
参考地図大森林道    2015/02/22追記しました(林道を歩いた軌跡)
宮崎百名山
                     
参考地図登山道  参考標高   登山口(Mapion) 
日時   :2007/12/16(日)晴れ メンバー :単独 登山口 :地図参照 起点(Mapoin)ゲート
歩行距離:約22.6km(林道歩き含) 所要時間:約時間分 登り:約時間分 下り:約時間分

所要時間 :           登山道口からは登り:約70分  下り:約55分(少々急いで歩いた時間)
ゲート(P)8:39 →猟師さんの車に便乗9:16〜9:34 →登山口10:45 →通信塔?分岐?11:37 →山頂11:54〜12:00 →通信塔?分岐?12:06 →登山口12:54〜13:13 →ゲート(P)16:20 


掃部岳を歩いた時、西に塔のある山が気になっていたので歩いてみることにしたが情報が少ない、林道(竹野林道と言うらしい)はゲートがあるので某Webに急登で片道3時間掛かると書かれていた。綾第一発電所から歩いてみようと早朝家を出る、今日も寒い朝である。8時過ぎ登山口まで約12km地点で県道360号線は通行止め??自転車も人も通行禁止と書いてある。仕方なく引き返したが途中で林道ゲート位置を確認するため引き返した。8時半頃ゲートに着いた。林道歩きも山歩きと思い林道を登山口まで歩いてみることにした。
       
県道360の通行止め(林道との分岐から直ぐ北) 林道山側からのゲートを見る(分岐から約1km)

            
舗装(約4.5km)された良い林道である、小さな集落を過ぎゲートから40分ほど歩いた所で猟をされる方が途中まで乗せてくれた、約5km車に乗せて貰ったことが大森岳に登られる結果となった。猟師さんの狩場でお礼を言って分かれた、9:34である。車を降りて歩き始めてまもなく9:45頃、山頂にパラボラのある大森岳が見え出す。まだ遠い〜!、後何キロと考えながら歩いて行く、10:45思ったより早く登山口に着いた。(猟師さんのおかげで1時間強助かった)
       
林道から見る大森岳(中央奥) 登山口と大森岳(右に林道は続く)


木材が一杯積まれた広い場所である。西には高千穂峰と韓国岳が頭を覗かせていた。林道はまだ北に続いている。最高の天気と展望を見ながらどうするか考える、「みやざき百山」では山頂まで80分と書いてあった、ススキに覆われた登山道、ちょっと不安である、林道終点まで歩いてみようかとも思ったが登山道の様子を確認することにした。

登山口から西方向を見る、霧島連山の一部が見える、手前はP814?中間は七熊山〜三ツ石山連山か?


ちょっと紛らわしい薄の道を過ぎると明瞭な登山道である、道が明瞭なので12時まで登って見ることにした。比較的歩きやすい尾根道である、西側が植林帯(Webでは天然杉と有るが??)を過ぎると心地よい雑木林の尾根道になる、心持ち急いで歩いて行く、脇見するゆとりはあまり無い。
       
植林帯を過ぎた辺りの登山道 雰囲気の良い尾根道


岩の多い雰囲気の良い尾根道もある、ピークを迂回した所もあり、ちょっと注意がいる所もある、尾根を迂回した道が倒木で分かり難くなった所でテープを見失う、少し慌てた。直ぐ赤いテープを見つけ時間のロスもほとんど無くまた明瞭な道に戻れた。
       
雰囲気の良い言い岩尾根もある ちょっと油断し、少し慌てた辺り(地図のA)

                      
しばらく歩いて行くと鉄塔?通信塔??がある。西にはプラ階段の巡視路??がある。右は延々と切り開かれた送電線が西都の方に続いていた。右の巡視路があるかは確認することもせず山頂に向かった。少し登ると山頂まで5分の案内が立てられていた、ほっとするがきつくない登りだが、少々急いで来たため心臓がバクバクし出す。
       
鉄塔?通信塔?急いでいた為確認忘れる 山頂まで5分の案内


12時前に通信塔建物についた、三角点はない!建物の西側に回り込むと木の間から高千穂峰が霞に包まれ頭だけ出していた。裏から北に道があったので登りかけると朽ち果てた廃祠?・廃お社?がある。この山も宗教に関する山だったようだ。
       
通信塔建屋西側の木の間から(望遠) 建屋と三角点の間にあった廃お社?


11:54山頂に着いた、登山口から80分と書いてあったが70分で登ったことになる。Webの数値より早く登ったのは初めてである。北側に下っている登山道を確認して(第一発電所からの道と思われる明瞭な道であった)記念写真を撮って食事もせず下山する。
       
山頂北端から三角点と通信塔を見る 北の隙間から見る(市房山?石堂山?)


下りは多少気持ちが楽になったが延々と林道を助け船なしで下ること考えるとゆったりさんではいられない。12:00に山頂を後にして12:54登山口に戻ってきた。登山口で小休止して林道を下る。急いだため足・膝がブツブツと言い出した。暗くなっても一本道の林道、迷うことは無いと少しゆっくり歩き、写真を撮りながら下った。

林道B点辺りから北東を見る、掃部岳方面だがどの山が掃部岳か見分けられなかった


ゆっくり周りの山々を見ると猟をしに来ていた方が言っておられた様にほとんど植林されてない原生林、何としても守りたいと言ってた事うなずけた。またゲートは不法投棄防止のため設けたものであるとも言っておられた。のんびり下っていくと木の間から宮崎市街が望め、霞んではいたがシーガイヤは直ぐ目についた。そこから少し下ると「地図D地点」で釈迦ヶ岳・矢岳?が夕日に照らされていた、
       
林道C点辺りから宮崎市街を見る 林道D点辺りから釈迦ヶ岳?、矢岳?を見る


やがて舗装道路になると足の裏まで痛み出す、腰から下をかばいながらゆっくり下る。16:20やっとゲートが見えほっとする。コンロを持ってこなくて正解であった。荷物が軽いことと猟をされていた方に約5kmほど助けられ無事大森岳に登ってこられた。県道360線が崩落後1年以上も放置されているとは思わなかったので最初、腹が立ったが完歩出来た喜びで怒りも全く無くなっていた。

このWebを見ることもないとは思いますが、途中で車に乗せてくれた猟をされていた方ありがとうございました。おかげで大森岳を登ることが出来ました。

登山口は、今回の竹野林道?奥、綾第1発電所辺り(大森岳北尾根に登ってくる?、多古羅川から巡視路を登って通信塔?辺りに着くルートが有るようだ=Webでは3ルートともルート地図は見つけられなかった)
参考
☆県道360号線開通予定は記載されてない。(某Webでは綾第一発電所から山頂まで片道3時間と書かれていた)

☆竹野林道?も鍵の掛かったゲートがある(登山口まで10km〜11km)
☆多古羅川沿いの道もゲートがあるらしい(某Webでは登山口まで歩いて40分と書かれていた)
☆禁猟区域でないので猟のシーズンは目立つ服装の方が安全である



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