表紙へ 年度別登山リスト |
西鎌倉山〜焼山 |
(にしかまくらやま) (やきやま) |
460m 455.4m |
---|
消費カロリー :約1,250kcal |
|
|
所要時間 : アトリエ横農道脇P8:50 →(上ため池)9:02 →分岐9:14 →A点9:32 →鉄塔#37 9:44 →分岐A9:52 →十字分岐9:54 →西鎌倉山10:19 →十字分岐10:25 →分岐A10:30 →分岐B10:38 →焼山10:56〜11:10 →分岐B11:20 →分岐A11:26 →鉄塔#37 1136〜12:00 →A点12:06 →B点12:08 →(引返)12:19 →B点12:29 →C点12:34 →(引返)12:37 →C点12:40 →鉄塔#38 12:47 →鉄塔#39 13:04 →車道13:12 →アトリエ横農道脇P13:30 |
新宮アトリエ近くから見た焼山、左はP375.6、右は遠城寺山山裾 R175からも見える |
大谷山の西に天神岳(遠城寺山・ 茗荷谷山・天神岳=須磨田三山)が横たわっている、これは歩いてみなければと調べるが、かなり厳しいヤブコギが待っているらしい(遠城寺山への登山口散策は最下部参照)、ヤブコギはしたくない、と別の山調べると西鎌倉山と焼山がヤブコギせずに歩かれるらしい。須磨田三山も登・下山口を調べたいので7時前に家を出た。有馬街道は相変わらず渋滞である。登山口に着いたのは8時半頃であった。(三田の山でも歩いている時間より車に乗ってる時間の方が長いのには閉口する)。登山口近くで老人に出会ったので道を確認すると “ここからは焼山には行けないよ、武庫川沿いの集落うらの植林帯から歩かれる” と言われた。長々と話をされるのでお礼を言ってから8:50林道のような道から歩く。 |
中央の谷から歩く(帰路農道から撮影) | 下のため池から△375.6?を望む |
池からは薄暗い湿った林道?である。薄暗い植林帯の中に不気味な家を横目で見ながら上のため池の脇を抜けて歩いていくと林道?分岐があり右の道の方が良く歩かれているみたいだったが少し歩くとあまり良い道ではない、沢を挟んで左の道の方がよさそうと引き返して沢の左を歩く、しばらく歩くと巡視路独特の火の用心の立て札がある。右の巡視路を歩く。 |
山小屋だろうか?(この様に明るくはない) | A点を右に歩く、ここから巡視路になる |
巡視路は良い、心配事もヤブコギもない!のんびり歩くけると思っていたがまもなく延々とプラ階段が続く(約250段)階段であった。登り切っると直ぐ鉄塔#37に出てきた。鉄塔越しに以前羊歯ヤブを苦労して歩いた海見山が見える。無風なので暑い、一服して巡視路を更に歩いていくと分岐Aについた。右は焼山、左は巡視路で西鎌倉山に向かう道である |
巡視路の約250段のプラ階段(ヤブよりまし) | プラ階段を上りきりしばらく歩いた所の分岐A |
西鎌倉山に向かうと直ぐ鞍部に十字分岐がある、左を覗き込むとヌタ場があり、ヌタ場の両側にわりと明瞭な踏跡がある、分岐右の道を一寸下ると水が浸みだした横に明瞭な道が下っていた(両方とも行き先は未確認)少し急登の道を登り終え緩やかな道を歩いていくと鉄塔#36が見える、鉄塔の南(数m)の藪の中が西鎌倉山山頂である。目印は3枚ぶら下がっているプレーとだけであり、座る場所もない。 |
十字分岐、道は見た目では明瞭である | 展望も座る場所も三角点もない西鎌倉山 |
鉄塔側に戻る、良い展望である、以前鉄塔#40から羊歯ヤブを苦労して歩いた海見山が間近に見える。巡視路は東に下っている明瞭な巡視路なので、一端上本庄の車道まで下ろうとも思ったが地図を見ると急登で標高差も大きく、引き返すのが辛そうなので諦めて焼山に向かった。 |
鉄塔#36から西を望む、中央奥が虚空蔵山 | 鉄塔#36から北を望めむ、間近な山は海見山 |
同じ道を下り分岐Aから南(左)にほとんど平らな道を歩いていく、やがて分岐B点に着いた。南東に下れば△375.6方面に下る尾根道である、少し下るが少しヤブコギに近い道である。この尾根から五葉院にも下れるそうである。直ぐ引き替えして焼山に向かう。分岐Bから20分足らずで焼山に着いた。展望ぐらい有るだろうと期待したが7年前に歩いた人と同じ状況の山頂であった。南東と南西に道?がある、南東は境界杭のため切り開かれたようである。南西は明瞭な道なので武庫川まで下って五葉院から尾根に行ってみようと下るが道は急登で途中から不明瞭になり、何処を下るか迷う。無理することないと引き返し、山頂から同じ道を戻る。 |
分岐B、焼山と△375.6方面の尾根分岐 | 焼山山頂、南東と南西に下れそうな道はある? |
引き返して鉄塔#37で昼食とした。高圧線の下にでは食事したくないが展望がある所は鉄塔のある所しかないのである。20分ぐらい休憩して巡視路を下る。A点から朝歩いてきた林道?の続きのような道がある、またいつもの癖で様子を見に行く、コナラの木だろうか良い雰囲気の林道?である、しばらく歩いていくがあちらこちらに道は分かれ、どのみち歩いて良いのか、ヤブっぽくなってきたので沢の西に回り込んで引き返した。 |
巡視路表示のB点 | B点から北東の林道?はコナラ?の群生地 |
しばらく下るとB点の直ぐ北に下ってきた。(巡視路表示杭有り)時間も早いので行き当たりばったりで歩く、B点の直ぐ北の巡視路表示杭からはまたプラ階段である。登り切ると良い尾根道である。左は巡視路右は何処に行くのか広い道をまた様子を見に行く、尾根から別荘地帯に出られるのかも知れないが途中で引き返す。 |
B点直ぐ北の巡視路表示杭 | 左の写真からプラ階段を上りきったC点 |
C点からの巡視路は極楽道である。広い道を下っていくと小ピークに鉄塔#39があった。残念ながら西鎌倉山は見えなかった。ここからジグザクのプラ階段を下っていくと別荘への車道に出てきた。少し下ると以前歩いた海見山の巡視路入口を横目で見て農道を歩いて駐車した所まで戻ってきた。時間は13時30だった。 |
C点から鉄塔#39への巡視路 | 別荘地への車道に出てきた巡視路 |
この山は多分、秋か春に歩けば雑木林の新緑と紅葉素晴らしい山のような気がする。 焼山を調べると全国に33座ほど有るようである、最高峰は新潟県の2400mであった。 朝、農道脇に駐車を了解して貰ったお爺さんが以前約600名(信じられないが)の団体が藍本駅から西鎌倉山を横断して上本庄寺下り、千丈寺山を縦走してJR藍野駅まで歩いた団体がいたと言われたが山歩きとしては面白いと思うが車道を延々と歩く事になり、失礼だが一寸信じがたい話であった。歩く道によっては歩かれない距離ではなさそうである(20〜30km) ○須磨田三山(遠城寺山・茗荷谷山・天神岳)について(約1kmほど探索) 時間が早かったので予定していた須磨田三山の登山口である○○アトリエに寄ってみた。事務所の中に入り敷地内を歩く了解を得て裏山の門を開けて中に入ってみる。遠城寺山と黒谷山の鞍部(地図上の波線の峠まで歩こうと思ったが この山は荒れ放題の山である。波線の方向はぬかるみの沢状態だったので、歩き易い所を選んで歩いていくと直接遠城寺山に向かっている。小さな沢に沿っているので沢をはずさないようヤブ状態の道?を歩く。服を全部着替えていたので途中で諦めて引き返してきたらズボンもスニーかもどろどろになって何のため着替えたか分からなくなってしまった。 次は天神岳からの下山口を探しに行く、これまた適当に急斜面を下っているらしく踏み跡が見つけられなかった。 よほどの物好きしか歩かない須磨田三山だと思われる。ヤブコギはしたくないが、知ってしまったら歩いてみなくてはと思われる須磨田三山である。 |