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遠城寺山〜茗荷谷山〜天神岳
(えんじょうじやま)(みょうがだにやま)(てんじんだけ) 
 370m     427.5m    440m   
                                                     
この三山が(須磨田三山)
                     
参考地図  参考標高   起点(Mapion) 
日時   :2008/10/17(金)晴れ メンバー :単独 登山口 : 地図参照   
歩行距離:約6.3km 所要時間:約4時間20分 登り:約時間分 下り:約時間分   周回

所要時間 :
アトリエ横P9::02 →(不明瞭) →点9:40→(地図を探す) →峠(十字分岐)10:13 →尾根10:32 →遠城寺山10:33 →尾根10:40 →分岐?10:48 →向山10:54 →茗荷谷山11:26 →天神岳11:56〜12:06 →武庫川提12:45 →(川添いの薄藪道?) →舗装林道?11:50 →舗装道路13:07 →アトリエ横P13:36
    A点で地図紛失気が付く


以前から気になっていた天神岳、峠までの登りと天神岳からの下りは道が不明瞭で藪状であるとWebで見ていたが、宮崎の天神山、苦労して歩いてきたので、この山も歩いてみようと決めていた。一昨日ひよどり展望公園から菊水山(約12km強)を歩いてきたばかりであるが歩く気になったので、不安であったが7時頃家を出た。有馬街道はいつものように渋滞である、登山口に着いたのは9時頃であった。直ぐ準備をして9:02出発する。アトリエには先日、敷地内歩く了解を頂いていたので門から歩いて行く、挨拶だけでもと事務所を見たが誰も居られなかった。獣除けの近くでナビの電源入忘れに気が付き慌てて入れる。峠まで地図の波線上を約50mピッチで入力していたがナビは谷間は受信不良である。先日少し歩いていたので歩く方向はだいたい分かっていたつもりである。方向を磁石と地図を見ながら歩き易い所を歩く。谷筋を目処に歩いていくが方向が違う!地図とナビと磁石で確認しようと思ったら地図がない!地図がなかったら山歩きを諦めるしかない!歩いてきた道など辿れる所ではないのだ!20分ほど探し回ると地図が見つかった。良く見つけられたものである。時間ロスしたがそのおかげで波線上を歩き出したらしくまもなく明瞭な道に出た。
        
アトリエ入口脇 地図のA点辺り (強引に歩くと明瞭な道に出る)


少し登ると10:13峠に出た700m弱の波線約1時間かかった。、峠は十字分岐になっており4方向とも峠から見る限り明瞭なのである。波線の道など広いが先は?である。黒谷山方面に50歩ほど歩く割と明瞭であった。今日も寄り道する余裕がない。直ぐ縦走尾根に向かう。尾根まで荒れている所もあるが20分ほどで尾根道に出てきた。
        
峠、左に向かう(4方向とも明瞭な道) 尾根に合流、左遠城寺山、右天神岳方面


尾根道は明瞭である??、、直ぐ左の道を行くと5分足らずで遠城寺山に着いた。展望も全くなく三角点もない味気ない山頂である。山頂からほぼ西尾根に明瞭な道が下っていた、少し下ってみるが尾根の良い道である!ここから登ってこられたら分かり難い波線を苦労して歩かなくてもと思ったが、ここも様子を見ただけで次の茗荷谷山に向かう。遠城寺山から300m位の所に北側に割と明瞭な道が下っていた。此の真北には別荘?がある、そちらに下ってるのだろうか?ここでも寄り道はせず先に進む。10:54向山と書かれたなだらかな展望のないピークに着いた。
        
遠城寺山、丸内にプレートがぶら下がっていた 向山(389m)と書かれたプレートがある


尾根道は地図無しで十分歩ける。ただ展望がないのが好まれない山なのだろう!、そのようなこと考えていたら茗荷谷山の少し手前の急な道で西側に虚空蔵山が木の僅かな間から眺められた。背伸びをしてカメラに納めた。展望があった所から少し歩くと11時過ぎ茗荷谷山に着いた。三角点とプレートはあるがここも展望の全くない味気のない山頂である。
        
茗荷谷山少し手前から虚空蔵山(奥)を望む 茗荷谷山、展望もなく三角点だけが空しく感じた

                      
山頂で記念写真を撮り、地図を見てから天神岳に向かう、天神岳で展望でもあれば丁度休憩に良いのだがと思いながらゆっくりと歩いていく。鞍部から天神岳の登り道で左手(西方向)に僅かではあるが焼山が見えた。山頂の南側には巨岩があるのだ!焼山で巨岩の所まで行ければ須磨田三山などが一望できそうであるが・・・・! ここで背伸びをして写真を撮りカメラをポシェットに入れようとした瞬間、手首に激痛が完全武装で歩いた山だが写真撮る時は手袋を脱ぐ、その一時の不運である。何の毒虫か分からないが直ぐ赤く腫れてきた。ここからは山歩き所ではない!はっきり分かる刺された痕を口で吸ってはお茶でうがいしながら歩いていく。
        
難い所もあるが迷う尾根道ではない 天神岳少し手前から焼山を望む


毒蛇やスズメバチで無いと思うが不安である(この尾根歩きで3度スズメバチと出会っている)、ゆっくり歩きながら刺された所を吸ってはうがいを繰り返しながら歩いていくと羊歯藪が広がっていた。道ははっきりと分かる羊歯を叩きながら歩いていく(蛇が心配)と11:56天神岳山頂に着いた。痛みはかなり和らいだが食事どころか、おやつも口にする気が起こらない。手も気になるが下山道も気になる。しばらく休憩を(刺された所を口で吸うだけだが・・・)する。
        
天神岳山頂直前の羊歯 展望のない天神岳


北側の尾根が踏み跡とも思えるようなので地図を見て、某氏のWeb地図の下山予定地からかなり離れるが、とにかく尾根が一番良いと思い下り始める。北東の尾根を下っているのだが途中から歩き易い西側に下りだしたが下山する所は武庫川沿いの砂利道(先日確認)に下るだろう!と適当に下っていく、傾斜が緩くなった辺りから雑木林が密集する、雑木林を抜けると植林帯に出てきた。書林帯は何処でも歩けるので楽であった。植林帯終わる辺り石垣が積まれていた。石垣を超えて飛び出した所はススキに占領された道である。下山予定地から300m弱北側に下ってきたようだ。
        
天神岳から北北東の尾根の状態 傾斜が緩くなると雑木林も密集してくる


川沿いのススキの道、最悪である。蛇が怖いのである!下山目標地点に来ると山に向かって舗装道路が有る、某Webの方達はここに下山してきたようだ。(造成地への道らしい (=結局は造成されなかったのだろう) ここからも背丈以上の笹藪道である。
        
下山地点から西300m辺りで山側に廃林道が 下山地点から約700mはこの様な薄の藪道


何処まで続くのかこのススキの藪道、途中で振り返ると天神山が見える。そんなに傾斜は無いように見えるのだが下る時は相当急登な斜面に感じたのだが・・・今は廃道となった造成用の所から砂利道までススキと格闘しながら約600m程歩くと砂利道に出た。砂利道はほんの少しで直ぐ舗装道路になった。焼山を歩いた時ここまでしか確認していなかったのである。
        
薄やぶ道から天神岳を見る 遠城寺山側から須磨田三山を見る


山歩きは先が分からないから登るのかも知れない。
Y氏から尾根を歩けば山頂には着く!と言われていた。怖いのは尾根の下りである。尾根間の間隔が僅かなとき尾根間違いをする時がある。(山南妙見山=石金山の北)に下るときに尾根間違いをした!
余裕を持って登っていたから山頂まで戻り、確認していた予定外の下山道を下れて事なきを得たことがある。
低山と言え度、甘く見ないことである。




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