表紙へ  年度別登山リスト                
                                                                                       
母栖山
(もすやま)
654.0m

                                                     
上ノ山:614.6m 宍粟50山
                     
参考地図  参考標高   起点(Mapion) 
日時   :2009/4/23(木)曇/晴れ メンバー :単独 登山口 : 地図参照
歩行距離:約8.9km 所要時間:約5時間30分 登り:約時間分 下り:約時間分  周回

所要時間 :
林道脇P9:01 →登山口9:04 →鉄塔9:52 →ピーク(分岐)10:02 →母栖山10:41 →崖(右脇下る)10:55 →引返す11:07 →崖11:28 →分岐A11:30 →金鉱跡眺望所11:34 →分岐A11:40 →母栖山12:07 →鉄塔12:52 →ピーク(分岐)13:02 →鉄塔13:10〜1325 →分岐13:33 →鉄塔13:36 →上ノ山13:43 →下山口14:00 →母栖ノ滝上部14:13 →滝参道14:18 →滝見所14:21 →下山口14:44 →(関電敷地内) →ゲート15:07 →林道脇P15:16   


朝3時頃から花粉症が酷い!、きつい薬飲んで6時頃家を出る。途中加古川辺りで猛烈に眠くなる。別所SAで30分ぐらい仮眠した、R29に入っても眠気は治まらない!道路脇に車を止めてまた30分ぐらい仮眠した。予定時間を1時間近く遅れて9時前に登山口に着いた。霧雨が降っていたがポンチョと傘(何時もリュックに入れている)など確認して9時頃出発する。登山口からの道はまだ倒木が放置されたままである。
       
関電実験センターへの林道脇にある登山口

登山口から直ぐの道の様子


            
登山口から少し歩いてから雑木林の少しきつい斜面を歩く、この辺りで雨と風が強くなってきたのでポンチョを着る。ポンチョ(半世紀も前のものだが劣化はしていなかった)を着て歩くのは初めてである。ポンチョを着るとカメラが出し難く面倒だが滑りやすい斜面と強風のため傘は差せない。体調も優れないのと2重にマスクをしているので息苦しい。9:52やっと鉄塔に着いた。僅か1km弱の道、一時間近くかかっている。
       
何処でも歩けるが雨で滑りやすい尾根道 鉄塔直前の尾根道


鉄塔から北の眺望、  画像をクリックすると大きくなります


鉄塔からは北の景色がよく見える、雨も霧雨になったが寒いのでポンチョ来たまま歩くことにした。ポンチョを着たままだと倒木の所は歩きづらい。体調も考え、ゆっくり草花を探して歩くが、何も見つからない尾根である。やがてピークに着いたが南南西に下る尾根道?がある、家に帰って調べるとこの境界尾根、山崎の西山まで続いている、歩ける尾根なのだろうか?
       
鉄塔から母栖山に向かう尾根道の様子 ピーク、左の母栖山に向かう



ここからも倒木は多い、体調を考えて母栖山まで言ったら引き返そうと思いながら倒木を乗り越えながら歩く、10:40頃山頂に着いた。名山とは思われない植林帯に囲まれた山頂である。北に向かえば上ノ山経由で周回出来る案内がある。真っ直ぐ(東)へは金鉱跡15分と案内があった。金に目が眩み15分ならと見に行くことにした。これが急な下り道なのである断崖の手前を左(北)に行く所を見逃し、目の前の断崖に行ってしまった。断崖からは木々が邪魔をして金鉱跡など分からない!右から踏跡があるので下る。
       
母栖山山頂でのバテ気味のゆったりさん 金鉱跡と勘違いした所、先は断崖である

                      
断崖から右の下り道?も藪状で急斜面である。金鉱跡に行くためと必至で下るが大河川の川の流れ音が大きくなる。木々の間から北の岩尾根や東側の山裾に別荘? (家で調べると別荘地であった) が見える、もう30分近く歩いている、鞍部辺りは良い道に見えたが金鉱跡に行くのは諦めてめて引き返すことにした。
       
尾根から北の巨岩のある尾根を見る 正面に数軒の家と公園?が見える、別荘??


途中で引き返す急登の藪登りは辛い、それでも断崖の下の岩場から展望が得られると思い怖々行く!がポンチョが気になるし相当危険のようなので、引き返し断崖の上に戻った。母栖山に引き返そうとしたら断崖から直ぐの所に北に明瞭な道があり、テープもある。上ノ山への近道と思って下ると虎ロープに囲まれた断崖の上に出てきた。金鉱跡ではなく金鉱跡眺望所なのだ。誰かあの坑道の中に入った人はいるのだろうか!とか昔の人はどうやってここに金があることを知ったのだろうか!等考えながらしばし眺めていた。冒険心はあるがいろいろ考え多引き返すことにした。引きす途中今年はもう見られないと諦めていたヒカゲツツジが数本、まばらに咲いていた。

金鉱跡を展望断崖から見る 、 画像をクリックすると大きくなります


展望所から引き返したとき分岐A辺りで熟年の夫婦と出会った。上ノ山のことなど尋ね、ご夫婦は上ノ山まで周回するとのことであった。女性が歩くのだからと、周回する決心をする。少しきつい斜面を登り終え、12時過ぎに山頂まで戻ってきた。地図を確認する。ゆっくり歩けば案内もテープもあり迷う道ではないと先ほど聞いていたので上ノ山に向かう。いきなりの急斜面である、注意していたが滑ってズボンがどろどろになる、今日3回目である。下り終えた所から直ぐ左に実験センターが見えたここからまた少しきつい尾根を登っていく。13時前ネットに囲まれた鉄塔に着いた。
       
母栖山からの北の急斜面 周回最高峰手前のネットに囲まれた鉄塔


大きな鉄塔で、ネットで囲われている、何も案内はないが入口が設けられてあった、しかし誰が縛ったのか4箇所も紐で堅く結ばれている、イライラしてやっとほどいて後の夫婦のこと考えて蝶結びに戻して出口を探す。右(東)方面に倒木でネットが壊れたとこから出た。網を超えるとヤブになるがピーク目指ざすと直ぐ周回道に出た。少し戻るとネットに扉がある(出口は北にある)、ここからの眺望は良いが鉄塔が邪魔である。展望写真撮ろうとするが良い位置がない!仕方なく撮った所からは母栖山が丁度鉄塔の中央に見えてしまう。

北側のネット出入口辺りから西の眺望、鉄塔の真後ろが母栖山  、 画像をクリックすると大きくなります


鉄塔を後にしてピークに向かう、ピークに着くと北東に明瞭な巡視路?がある。周回路はここから西に下る、j巡視路を散策する元気はほとんど無い!テープがある道なのだが一応地図を確認する。

周回では最高峰のピーク



直ぐ鉄塔に出るがここから先の道が分からない。昼食してから探すことにしてゆっくりと休憩する。 (食事中も目は下山口を探している)。食後展望写真を撮り(上手く合成が出来ず添付無し)下山道を探す。西に下れば実験センターのようだ。芝の西側にトイレ?と書いた杭がある(トイレはなかった)その西に赤いテープがぶら下がっていた。周回路である、急ぐこともなかったが寒いので上ノ山に向かう。少し下った鞍部に分岐があり北に巡視路が下っていた。鞍部から登り返すと直ぐ鉄塔に出た。ここからは北の展望が得られた。

鉄塔から北方面の眺望  、 画像をクリックすると大きくなります


鉄塔から少し歩くと上ノ山山頂に着く、展望はないが雑木林に囲まれているので雰囲気は良い、下山方向の案内がある、「点名上ノ山 島田」と書かれたプレートがある、今までにも白い案内プレートがあったが全て島田氏が作った物であろうか!下山道はハイキングコースのような道で15分少々でダム湖に下ってきた。(島田氏はどうして山名を知るのか気になるが、合わなければ聞けないことである。)
       
展望はないが雰囲気は良い上ノ山 遊歩道のような上ノ山からの下山道


14時、ダム湖に下ってきた。母栖ニ滝が気になる、二度と来ることはないだろうとまた無理をして滝に向かう。歩き始めてまもなく滝の上部に着いたが岩場からはモミジと滝が良い雰囲気だが邪魔な木があり上手く写真が撮れない、岩場を下れば少しは良い場所があるかも知れないがここも危険である。滝まで300mの案内があったので下っていった。しかし滝を見てがっかりする、戻りの登りは一段と疲れがでる、下山口まで戻ってきたら夫婦の方が舗装道を歩いておられた。疲れ果てた足を引きずり舗装道を上り詰めると守衛室?に着いた。守衛室?横にボタン桜?が咲いていた。
       
母栖の滝、上部岩場から撮る 関電守衛室横に咲いていたボタン桜?



守衛室で外に出られるか確認すると出られると言われ舗装道を下っていく。15:07関電のゲートに着いたが門は開けられていた。門の表裏にはインターホーンがあり遠隔でゲートの締め開けしているようだ。15:16やっと車まで戻ってきた。3時間程度で周回できるらしいのだが私は約5.5時間かかっていた。多少脇道を歩いたが今日の体調ではかなり無理をしてしまった。無理は禁物、分かっているがなか、なか守れない! 
帰路はより安全に運転するが眠気は襲ってきたので30分ほど仮眠した。

宍粟50山、残り16山(座)であるがだんだんと遠くなる!50山全部歩けるだろうか!




ページトップへ