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水上山 |
(みずかみやま) |
862.4m |
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Google Map(駐車地) | 宍粟50山 |
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所要時間 : 駐車場9:11 →ふれあい広場出入口9:13 →R6沿い案内9:27 →登山口9:29 →CATV設備9:53 →P714(アンテナ群)10:26 →雲上広場(自称)10:42 →水上山11:00 →P851方面(引返し) →水上山11:39 →(南尾根) →林道12:34 →(旧R6)13:17 →R6 13:38 →ふれあい広場入口14:08 →駐車場14:12 (飯盛山展望台はふれあい広場・水仙公園内にある) |
天候不順で山歩きも行きにくい!予報では一日曇りの予報(スポット)である。神戸は明るい曇り空、宍粟は行ってみないと分からない!6時前家を出る。今回もバイパスと国道29を走り、安積橋からR6に入り、8時半頃ふれあい広場に着いた、登山口辺りには駐車場所がない(公民館は駐車禁止)。登山口まで少し離れているがふれあい広場の駐車場に車を止める。安積橋辺りから降り始めた霧雨、駐車場で様子を見ることにした。止みそうにないので準備をして9:11出発する。R6を歩いてR6沿いにある案内の横の細い道を歩くと直ぐ駐車場脇に登山口柱がある。(車が止まっていたら分かり難い)! |
ふれあい広場(水仙公園)駐車場 | 分かり難い登山口、R6から少し入った所にある |
登山口からネット沿いに少し歩くと短い急登な植林帯を登ることになる。急登で濡れているので滑りやすい。9:44尾根に着いたが北風をまともに受けて寒い! 余分に着込み、カッパを着ているので大丈夫と思ったが・・・・、ここからは遊歩道のような植林帯の尾根道だった。植林帯・雨そして寒いので黙々と歩く、 9:50 CATV中継設備を横目に歩く。10時過ぎ頃から最悪のガスまでかかり始める!どうせ展望のない山と歩いていくが2004年の台風で倒れたのか不明だが倒木が残された所もある。 |
登山口から20mほど歩くと急登な道となる | 霧雨だけでなくガスもかかり出す(倒木もある) |
雨の山は経験!と思って家の裏山(高取山)を歩いたことがあるが、山装備で歩くのとは大違いである。植林帯の尾根の寒い中ただひたすら歩く、 10時半頃アンテナ群のあるP714に着いた。展望があるらしいが、ガスで開けた方角はただ白いだけである。、この辺りに南から歩いた人がいるようなので様子を見に行く、見た限りでは歩かれそうだが下山には難しそうだ (T氏の地図より推測)、 元の尾根道に戻り少し倒木が残る尾根を歩く。 |
アンテナ群のあるP714、展望はあるらしいが・・・ | 所々倒木が残る尾根道である |
倒木の残る尾根道を過ぎると獣の顔のような岩が! 少し岩を眺めていたら 「ツチノコ」 を想像したので勝手に 『ツチノコ岩』 と名付けた。片目だけだったので遊び心で片方(左)に小石を置いた。この辺りから新緑が多くなる、天気が良かったら今回もまばゆい新緑が見られたのにと思いながらただひたすら尾根を歩く。 |
P714を過ぎた辺りの新緑地帯 | 勝手に名付けた「ツチノコ岩」 |
ツチノコ岩から数分で左(西)に広い不思議な広場が新緑に囲まれている!天気が良かったら寝ころびたい所だ!ここも名前を勝手に 「雲上広場」 と名付けた。動いてないと寒さがしみる、直ぐ尾根に戻り、山頂に向かった。広場から15分ほどでガスの山頂に着いた。予定は Yさん が歩いた北東の尾根を下って飯盛山展望台に下る予定で、下山場所も銅山を歩いたとき確認していたのだが。雨では特別な人しか歩かない道?しばらく引き返すか考えたが、北西の尾根歩きやすそうに見えたので行ける所までと思い尾根を歩く。 |
何故か木がない広場、遊び心で雲上広場命名した | ガスの山頂、展望があるかどうかは分からない |
ほとんど歩いてない尾根、枯れ木に乗っては転び、下り坂では滑る、少し不安になってきたがGPSで確認しながら歩く。500mほど歩いた辺りで急斜面になる、雨でゆるんだ斜面はずり落ちる!これ以上は危険と引き返した。(正解であった Yさん が北に下った所、私は少し早めに西に100mほど歩いてたのだ) 11:38山頂に戻り、懲りもせず、こんどは南に下る、テープが有り踏跡らしきもある。がやがて広い平坦な所にでたが下山の目印はない!GPSでは下山方向は掴めず(精度の低いGPDSだからである)感であえて広い台地の右から下る。 |
Yさん が歩いた北西の尾根 | 目の前の広い大地で下山方向を迷う |
右端正解である、所々踏跡があるので半ヤブ状態の道?を下る直ぐ不思議な木の少ない広い所に出てきた。薄暗い所である。天気が良ければ新緑が鮮やかだったかも知れないが、カメラにも写されない所である。霧雨は続く、半ヤブ場の所が多いので地図と時計の磁石とGPSを見ながら下る。この雑木林、人はあまり歩いていないだから尾根分岐は要注意である。木の隙間と踏跡らしき跡を見定めて下っていくと、明瞭な踏み跡がある。ピークには赤いテープがあった。多少安心してピークから植林帯と雑木林(左)の間を下っていくと植林帯の合間から林道が見えた。不安も吹き飛ぶ。が気が緩んだのか、この急斜面をジグザクに下ったのだが何回か滑った。12時半過ぎやっとの思いで林道に下れたが林道終点である。東方向に歩かねばならないのに?林道終点から南東に踏み跡らしきがある、もう潜り込む気にはなれず県道とは反対方向だが、どこかに下れるだろうと新しい林道を歩く。崩壊し、車は通られない新しい林道を少し歩くと予想した地図に載っている林道と合流した。 |
植林帯の急斜面の下に林道が見える | ほっとした新林道も終点地、正面に踏跡有り |
遠回りだが気は楽だ、足腰をかばいながら下っていくと林道分岐がある、この林道途中に Tさん は下っていたらしい。分岐点から道を南に下るとまもなく舗装道路に出た!東に行けばR6に出るようだ!舗装道路は足に堪える。ゆっくり歩いていくと見慣れない2車線の道に出る、朝車で走ったR6である。歩くと初めての道に見える!駐車場までの距離をGPSで確認すると約2kmほどある。滑る斜面や半ヤブ状の道を歩いた後の舗装道路は足腰に堪える!のんびり足腰をかばいながら駐車場に向かう! |
左から下る、右の林道終点からP714に行けるようだ | 飯盛山展望台(直ぐ右下まで来るまでこられる |
朝、雨上がりを待つ間に写した水上山(右奥)と桑垣辺りのR6 画像をクリックすると大きくなります |
リュックもカッパもどろどろになりながら歩いた水上山、高齢者が雨の日に半ヤブ状の知らない宍粟の山を歩くほど危険なことはない!正規の登山道を往復すれば雨の日でも問題ない山であるのだが・・・・・・ 雨の日にテープも踏み跡も不明瞭な所は山を熟知した人が歩く事が出来るので、単身で素人が歩こうと考えること自体愚かなことである。 分かっているのに不明瞭な道を歩来たくなる自分の性格が理解できない 14時過ぎ駐車場に戻ってこられたが展望所は寒いので駐車場の休憩所(いす、テーブル。蛍光灯、コンセントまである) 近くのトイレも水洗である。遅い昼食をとってから帰路につく。 帰路ではバイパスで事故渋滞に巻き込まれ、通常より1.5時間ぐらい余分にかかった。家で風呂に入ろうとしたら、山のどこかで吸い付いたヒルが転がり落ちてきた。(まん丸になるまで血を吸っていたようだ) ヤマビルやヤマダニ、のいるヤマは歩きたくないが・・・・・ |