表紙へ  年度別登山リス                                                宮崎百名山
                                                                                       
国見山 (西都市)
(くにみやま)
1036.3m
                                                                          
参考地図  参考高低   (起点Mapion) 
日時  :2014/03/11(火)晴れ メンバー :単独+犬  
歩行距離:約11.1km 所要時間:約6時間00分 登り:約2時間30分 下り:約3時間30分

所要時間 :
児原稲荷神社P8:32 −林道出会い8:35 →登山口8:36 →P700 9:28 →案内9:30 →ピーク920(案内)10:10 →山頂11:0311:14 →P920 11:55 →P890.5 12:00 →(登山道でない尾根) →A地点(展望)12:22 →B地点12:48 →C地点(林道終点)13:30 →(林道) →林道合流14:10 →(舗装林道) →登山道14:30 →児原稲荷神社P14:45     

 
宮崎の百名山は我が身体では厳しく、無理だと思っていたが、先日鹿児島の大篦柄岳を苦しんで登ったときに、まだ登られるという気力が出来た。都城から直線で60km弱だが、遠回りしなければ行けないので、私にとっては遠い山である。家を6時半頃出て、8時半前に児原稲荷神宮(こばるいなりじんじゃ)に着いた。犬がよく吠える!ここに登山犬がいたこと思い出したが、もう亡くなっている!とばかり思っていた。準備をして8時32分出発しようとしていた時、犬が近くに来た、臭いを嗅いでいたが私が歩き始めると登山道を走っていく。
      
児原稲荷神社駐車場 国見山の登山口、この先にトイレ有り

            
宮崎で2番目に歩きやすい山だ!とWebで確認していたので、のんびり登っていく。3分程度で舗装した立派な林道に出た、そこからすぐ国見山の登山口案内が見える。登山口辺りから鉄塔(△603.2)や北西の展望が広がる。中央(P813.3?)の右奥に石堂山だけが分かる。
      
林道(車の通行禁止)脇にある登山口 登山口から北の展望、この先何度でも見られる
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登山口のすぐ奥に山頂まで約2時間の案内がある、2時間半あれば登られるだろうとのんびりと歩く。間違いそうな所に案内がある。癖は直らないもので、真っ直ぐ行けばどこに行くのだろうと気にはなる!帰路散策すればいいと登っていく。。
      
整備された登山口である 真っ直ぐ行かないよう、国見山の案内がある


だらだらと緩い登山道は楽だと思いながら歩いていると登山犬(ヤマト)が脇を抜けて登っていく、この先、登山犬は気ままに前を歩いたり林の中に潜り込んだりしながらついてくる。どこまでついてくるのだろうと思いながら登っていく、
      
気ままな登山犬、どこまでついてくる?? 展望を眺めている登山犬???


登山道右上から見る東方面の展望右の奥雪がある所P920       画像をクリックするとと大きくなります


歩き始めて30分ぐらいの所に巡視路口がある。鉄塔の所は△603.2の三角点がある、関電の巡視路口には赤いプレートで火の用心!と書かれているが九電は何もない!送電線の位置から巡視路と分かる。下山時ここ(鉄塔)からの展望を見ようと思いながら登って行く、登山犬が遅いと言わんばかりに登山道で横になっていた。待っているのもまた不思議な犬である。
      
左が巡視路 遅い!と言わんばかりに休んでいた登山犬


これぐらいの緩やかな山なら歩きやすいと思いながら登る、歩き始めて1時間ぐらいの所に大きな案内がある、その先にはちょっと木が茂った登山道もある。
      
大きな案内 このような所もある


登山口から2km辺りで雪が現れだしたが、急登でなければ心地よい雪である。この雪で登山犬の水の心配をしないで気にせず歩かれる。2つ目の大きな案内がある。誰も歩いていない雪道、サック・サックと歩くのは気持ちがいい!数m東に行くと北の展望がさらに開ける。
      
残雪の中、先に行く登山犬 2つ目の大きな案内(P920)


ピーク920辺りから北の展望(高く見えるのが石堂山、その左外地房山)。   画像をクリックすると大きくなります



緩い登山道だから雪を楽しみなら登る。10時50分頃、山頂まで後5分の小さな案内がある「人吉・かめさん」と書かれている、山が好きな人が設置してくれたのだろう・・・・、ここからの雪は少々注意がいるところであった。
      
山頂まで5分の案愛 雪の斜面道は要注意である


案内から10分ほどかかって11時過ぎに山頂に着いた。登山犬は日陰でのんびり休んでいた。とうとう山頂までついてきた登山犬、展望が良く暖かい、早い昼食と思ったが、登山犬が横にいては食事は出来ない!余分におにぎりはあるのだが、勝手に食べ物はやれないのである!私も昼食せずに、展望写真を写して帰路についた。
      
暖かく展望のいい山頂 まずは我が姿の記念撮影


登山犬も記念写真である。約180度の展望だが途中に木が邪魔をするので展望写真を分けた。右下は北東方面の展望である。右の奥の山は尾鈴山山系だろう?
      
山頂でくつろぐヤマト 山頂から北東の展望
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山頂から南方角の展望              画像をクリックすると大きくなります

上の写真の展望でシーガイヤー付近(左下写真)と鰐塚山方面(右下の写真)を望遠で見る。
      
中央奥にシーガイヤーの建物が見える 中央に鰐塚山が見える
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帰路は登山道脇のピーク920へ登る、そこから北の展望は開け東の尾根が簡単に歩かれるように見えていた。
      
P920から北を見る P920辺りから北を見る
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△890.5辺りからから北方向を見る           画像をクリックすると大きくなります

先ずは△890.5迄行ったが、その先の尾根も登山道のような道である。ピークから尾根を下って林道終点まで歩けそうだったので下ってみることにした。
      
△890.5、倒れた杭だけであった 歩かれそうな尾根である


小ヤブだった尾根も時々木が茂って歩きにくいところが現れ出す。登山犬は相変わらず待っていたり、どこかに行ったりしながらついてきていた。参考図C点まで小ヤブ程度で楽に下れると思っていたが右下写真の少し先辺りから密集したヤブが多くなってきた。
      
ピークから所々歩きにくい所もある このようなところもある


雰囲気のいい小ピークを下ると様子は一変していた。尾根は密集した木で歩かれない、登山犬も姿は見えない、ススキのある西の斜面を下るが、ここから急斜面を斜めに歩くことになる、ずり落ちては登り返しながら進むが太股に少しこむら返りが起きた!林道終点の位置はもう見えない!ヤブの中だけに少々焦る!しばらく休む!そこに登山犬が現れた。犬はどこでも歩かれるから羨ましく思ったが、日が照り暑い!登山犬も水がいるだろう!とお茶を飲ます。飲み終わったら適当にヤブに潜り込んでいった。
      
雰囲気の好きな小ピーク ススキの藪から林道終点を見る


林道終点が見える所(林道終点と思ったところだ)に着いたが先の様子見る、とどう歩くか不安になる。ススキや雑木の斜面をずり落ちては登り返しているうち、内側太股にまた軽いこむら返りが起きる!焦らずゆっくりと歩くと目の前に林道終点が見えた。林道終点に着いたときには登山犬は林道の先を歩いていた。・・・・・・犬は身軽だ!どこを歩いてきた?・・・・・
      
林道終点 林道の様子


曲がりくねった林道を下っていくと真新しい舗装道に出た。平成9年に出来た林道だが通行禁止の林道だから綺麗だ!伐採し終わったら使わない林道、無駄使いである気がする。舗装道路右か左か地図を見ても分からないが登山犬は左に行っていた。左方面に約20分歩くと林道脇の登山口に着いた。だが登山犬は姿が見えない、途中で何度か口笛を吹いたのだが・・・・14:45無事神社に戻れた!
      
通行禁止の舗装林道に出てきたところ 左(西)の林道を歩いていた登山犬、この辺りから姿を消した


着替えをして少し登山犬の様子を見に行ったがいる気配はない!車で遅い昼食をすませたが、まだ登山犬が戻った様子はない、犬は飼い主の所に戻れる能力があることは知っていたが、気になったのは全く歩いていない林道を自分の臭いを辿りながら尾根に戻ることが心配だったので、一応宮司さんの家に行き、事情を説明した。「心配しなくても必ずここに戻ってきます!」と言われる。
山歩き甘く見ると大やけどをすることがある!と言うような話は十分に聞いているのだが、今回も無視して、オオヤブで苦しんだ。
低山とは言えど計画した通り歩くべきである!と少し反省するのだが・・・・・





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