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掃部岳 (宮崎) |
(かもんだけ) |
1223.4m |
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一時前川林道が崩落していたが2013年に 開通した模様(2015/8/1の情報) |
消費カロリー:約1,450kcal | ||
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所要時間 : 登山口P(約580m)9:07 →約800m地点9:45 →約900m地点11:06 →約1000m地点10:24 →約1100m地点10:50 →分岐A(約1200m)11:06 →分岐B11:23 →掃部岳山頂11:31〜11:36 →分岐B(西縦走路散策)11:48 →休憩12:00〜12:40 →分岐A →登山口P14:12 |
宮崎百山が国富・綾・西都市辺りに6座ある、Webで一番楽な釈迦ヶ岳(展望も良い)に行った、後どこを登るか国土地理院の地図は用意したが歩きたい山は無い、寒川方面から掃部岳に行ける道が有るらしい!2003年の某Webでは山頂辺り藪コギすると書いてある。最近の情報では釈迦ヶ岳から式部岳までの周回路も整備され、寒川からの登山道も整備されていると言う情報を聞いたので出かけてみた。県道40から県道391に入ると道は狭く蛇道である、三財発電所を過ぎ蛇龍川と前川の分岐に掃部岳の案内がある、直ぐ寒川集落(廃村)と天神山の案内がある。掃部岳への案内はない、寒川沿のダート道を走ると橋の所に掃部岳7kmの真新しい案内があり一安心する。7kmだが30分かかった。予想より1時間遅れで9時前に登山口に着いた。 |
寒川集落(廃村)への分岐 | 掃部岳登山口 |
9:07準備をして登山道を歩き始めるといきなり急登である、大木が登山道の真ん中に有り緩やかな道になるかと思ったが本格的な急登はここからであった、油断をすると後ろにひっくり返りそうになる!歳か!!、慌てて木をつかむ。標高850m辺りから広い緩やかな尾根道となる。 |
岩が多い急登 | 標高800m辺り |
標高850m辺りからの広い尾根もテープをしっかり確認して歩けば枯れ葉で踏み跡がわかり難いが迷うことはない、新しいプレート(プラスティック?)に混じって古い木の標識もある。 いきなりの急登で緩やかな道になっても足がもつれる。少しでも視界が得られれば疲れも和らげられるのだろうが展望は全くない。 |
標高900mの少し低い所にある案内 | 標高900m辺り(登山口側を見る) |
両側が尾根?になった低い所を歩いたり尾根を歩いたりするのでテープだけはしっかり確認して登る。枯れ葉の上は気持ちが良いのであるが足はまだもたついている。 景色を楽しむゆとりはない!、山頂まで行けるだろうかと気にしながら歩いて行く。 |
標高1000m辺り | 標高1100m辺り |
右側の木の間から少し展望が見えだしてまもなく、標高約1200mの分岐Aに着いた、休憩無しで約2時間掛かっている、分岐Aには古い案内に掃部岳と書かれ、式部岳への縦走尾根道には新しいプレートがあり式部岳60分、掃部岳20分と書かれていた、白地でマンサクの丘と言う文字もある、この分岐A(ピーク)がマンサクの丘なのだろうか?、ここでも休憩せず右の掃部岳に向かう。少し下った辺りから霧島連山や大森岳?が眺められた。写真だけ撮ってとにかく掃部岳に向かう |
式部岳(左)との分岐A、右木下に「山」の石柱有り | 分岐Aの少し北辺りから霧島連山を望む |
2003年に歩かれた方はこの辺りで藪コギしたと書いてある、今はしっかりした道がある、少し下っていくと案内はないが西尾根にテープと踏み跡がある。釈迦ヶ岳からの縦走尾根だろう!、ここも寄り道せず目の前の掃部岳に向かう。 |
分岐B辺りから大森岳(左)、霧島連山を望む | 分岐Bから釈迦ヶ岳への縦走路 |
掃部岳直下はガレ場である、ガレ場の脇を歩き低雑木のトンネル道をを登る、短い登り道であるが心臓が騒ぎ出す。 |
分岐B辺りから掃部岳を望む | 掃部岳直下のガレ場、正面は縦走尾根 |
11:31やっと掃部岳山頂に着いた、展望は全くない、記念写真と北側の踏み跡を調べ直ぐ下山した。ガレ場辺りで霞んではいたが西都市方面が望めた。昼食はこのガレ場より分岐Aの少し北側が良いと来る時決めていたのでガレ場で遊びたかったが分岐Aに向かう。分岐Bでちょっとだけ縦走路を散策する。直ぐ引き返し分岐Aの北側で霧島連山等を見ながら昼食にした。定番のラーメンにぎり定食である。 |
掃部岳山頂、展望は全くない | 帰路ガレ場から西都市方面を望む、右分岐A |
40分ぐらいゆっくり休憩して下山する、式部岳には体力も時間もないのでのんびり広い尾根道を下る、途中左の尾根に寄ってみたが展望は無かった。この尾根はP1086で有ったこと後で分かった。がこの後油断して一時テープが見つからない所を歩いていた。下りは尾根別れが多くあるのでテープはしっかり確認して下る事が必要である。(この尾根はテープが多いので直ぐ登山道に戻れたが・・・) 岩の多い急下りを注意しながら下り14:12登山口に無事戻ってきた!単独なので笑い声はないがその代わり膝が笑っていた。 |
広い尾根でテープを見失う | 愛車が見えてほっとするも膝は笑っていた |
距離は短いのだが意外と疲れた。山頂では展望がなかったが分岐A近く、分岐B、ガレ場で開放感のある展望が得られたので疲れたが良い山歩きをさせて貰った。 分岐A辺り、分岐B、ガレ場等良い雰囲気の山であったが休日にもかかわらず誰とも出会わなかった、もっと人が訪れても良い山と思うのだが・・・・・(山頂は展望が無くガッカリさせられるが) 帰路、林道は一歩間違えば遠い所に逝く断崖が何ヶ所もある(ガードレールなど無い)ので車でゆっくり休憩して安全運転で帰路についた。 |