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雪が峯(2回目)
(ゆきがみね)
853.1m

                                                     
藪に阻まれ あと約100m地点で断念
雪が峯(3回目) :踏破 消費カロリー :約1,480kcal 宮崎の山
                     
- 参考地図 参考標高 起点(Mapion)
日時   :2007.11.15(木)快晴 メンバー :単独 入口 :−−−−− 
歩行距離:14.4km 積標高(±):約760m 所要時間:約5時間50分 登り:約時間分 下り:約時間分  周回


所要時間 :  
長田林道入口7:52 →分岐D8:31 →(藪林道) →雑木林9:19 →引返9:55 →林道10:08 →林道崩壊10:11 →分岐10:16 →伐採地から雑木林10:46 →引返 →林道11:03 →十字分岐11:33 →分岐G11:57 →分岐F12:00〜13:00 →分岐E(雪が峯線散策)11:18〜11:33 →分岐D14:10  →同じ道下る →長田林道入口14:43  


分岐D迄は「雪が峯(宮崎)」を見てください。
雪が峯の東側林道から雪が峯の三角点が踏めるかもと思うと歩いてみなければ気が済まない。国土地理院地図もあくまで参考である、記載無き林道が多いのである、記載されていてもほとんど藪の林道や行き止まりなどがるので時間を考えて歩く必要がある。少し早めに家を出る、林道「滝本場線」を車で走って北から東の林道に向かおうかとも思ったが多分今回も雪が峯の三角点は踏めないだろうと思い雪を峯の林道周回だけでも良いと思い分岐Dから東の林道を歩くことにした。今日も快晴、薄い高層雲が柳岳から放射状に放っている、身震いするほどの光景である。分岐Cの方向が地図の破線と違っていたので少し歩いてから分岐Dに向かった。分岐Dから東の林道、初めは良い道であったが少し歩くと怪しくなってきた。
     
放射状に雲を放つ柳岳 分岐Dから少し様子がおかしくなり出した辺り


8:40分岐に出た?どちらに進むか?地図と感で右に行く、5分も歩かない内、轍も見えないぐらい草が茂っている!、ナビで雪が峯の位置確認するがこの道が東の林道のようである、このような道ならソマ道も無いのではと思い引き返そうと思った。ここで引き返したら何時も中途半端とムキになって背丈ぐらいの雑草の道?を藪コギする、だんだん酷くなる、
     
雪が峯東側の林道状況(真南の尾根辺り) 雪が峯東側の林道状況


藪コギすること約30分、雪が峯南東の尾根にソマ道?獣道?が雑木林の中に続いているようである。歩いてみる事にした、数メートル歩く事に足跡を付ける、途中廃林道らしきを横切る、イノシシか鹿の寝床の脇を抜ける、前方が明るくなってきた。
     
林道が北に向く辺りの雑木林の尾根 足跡を付けながら歩いた雑木林


飛び出した所は薄が原(若木の植林帯)時間は9:51である、山頂までナビで約250mなので薄の中に飛び込むがこの薄、手に負えない、左側の成木植林帯に回り込んだがここも雑木林どころでない!諦めて引き返す。数メータ事に足跡を付けているので下りは楽である。林道に戻り先に進むと直ぐ林道が崩壊していた、もろい砂地なので滑り落ちないよう渡りきったら直ぐ分岐(東)がある、車の轍もしっかりしており、ほっとする。
     
尾根から出た薄の原(植林帯)右奥山頂 林道が崩落した所(滑りやすい)


参考地図A地点辺りから薄の原(若木の植林帯)、雰囲気はすごく良いのであるがこの薄が原の中を林道は続いている? 登っていくと雑木林から飛び出した地点の直ぐ近く(約40m)を通って北に向かうのである。薄の原にぽつんと取り残された雑木、何故一本だけ残してるの?(この風景最高、その直ぐ横から道が?直ぐ薄と格闘になり引き返す。右尾根の雑木林から登れるかと思い尾根裾に行くが歩けそうにない。
     
参考地図A地点辺りから西を見る 参考地図A地点辺りから西を見る


尾根を回り込むと見た目歩きやすそうな伐採地(植えたばかりの?植林帯「地図B辺り」)、ここから山頂は最短で行ける、歩きにくいが雑木林にたどり着く、しかしこちらの雑木林は密集しているので木をかき分け登っていく、が立って歩かれない、四つんばいになって少し進む、15分ほど藪と格闘する、藪コギばかりで疲れた!、帰路のこと考える、ナビでは山頂まで約100m、迷った末、先の林道状態が分からないのでまたしても断念する。林道に下り、雪が峯は諦めせめて周回だけでもしたいと十字分岐に向かう。

雪が峯東南東の尾根先端辺りから北から東に架けての展望(右奥は鰐塚山)、左の斜面を登って雑木林に突入したが・・・・


上の展望写真右尾根の先端(中央)を回り込んだら成木植林帯があり、強引に歩かれそうだがやはり伐採された一番奥(B)から雑木林に突入した方が雪が峯三角点は踏めそうである、今は膝ぐらいの雑草だが伸びれば歩きにくくなりそうである。雪が峯を諦め林道を歩き始めると東の空に一筋の雲「良いなー!」緑と青と白い雲、紅葉のない山だが疲れは癒される。 景色を見ながら出来ることはしたと言う気持ちで悔しさはない。ゆっくり十字分岐を目指す。11:33思ったより早く十字分岐に着いた、時間的には山頂まで強引に行けたかも知れない。 安心した為か藪コギした為か足がかなり痛み出した。
     
  目前で断念したのを慰めるかのような景色         十字分分岐点(真っ直ぐは天神山方面)  


足が痛いにもかかわらず十字分岐を散策する、右の道は車の轍、地面などを見て良く車が走っている感じである、直ぐ先の分岐から左に行けば境川沿いに無頭子・天神ダム経由で青井岳に出られるのかも知れない? MTBでこの林道周回しても展望の良い山を味わえるかも知れない? 真っ直ぐの天神山に向かう道はあまり車の轍はない!林道名は「一のん林道?」と書かれているようだがかすれて読めない、左は滝本場線と書かれていた。十字分岐地に秋篠宮悠仁親王誕生記念樹が2本植えられていた。??
     
    右の林道、分岐経由して青井岳へ?      真っ直ぐ林道天神山脇を経由して無頭子(天神湖南端へ)   


ここまで来ればもう林道間違いすることもない、ゆっくり林道滝本場線を下っていく。正面に空中に浮いた山が、今頃雲海もないだろうによく見るが山裾が霞でいるようだ、雪が峯に登れなかったが何ともいえない風景を見せてくれた。、



上の写真の位置から5分ほど下ると東岳から天神山までの稜線が広がる、この稜線歩けるのだろうか?以前東岳歩いた時北に明瞭な尾根道が有ったが・・・・・、 天神山もWeb記載がないことから人気の無い山なのであろう。両山とも西の展望が有れば霧島連山が一望できるはずだが??

滝本場線林道から見る東岳、天神山(右)

先日昼食をとった分岐Fでまた雪が峯を眺めながら今日はラーメンにぎり定食、デザートもたっぷり。ここでズボンや靴下に付いた雑草の種取りを日光浴しながらゆっくり過ごした。 雪が峯の真西からは山頂は見えない、こちら側から雪が峯へのアタックはやはり厳しい。山頂は成木植林帯、中間は少し紅葉のある雑木林、林道側は若木の植林帯である。足が痛むので膝を使いながらゆっくり林道を下る。分岐Eで林道雪が峯線を少し歩いてみたがもう藪状態、もしかしたら朝方雑木林を登っている途中で林道らしき道?が有ったがここと繋がっているのだろうか?興味有るがもう藪コギは出来る足の状態ではないので直ぐ引き返し14:43長田林道入口に無事戻ってきた。
     
雪が峯真西から山頂(見えない)の方を見る 林道雪が峯線の状況




今日も私にとっては良く歩いた、藪コギもさせられた、山頂には今回も踏み跡を残せなかった!しかし初めから雪が峯を周回できたら良いかと思っていたし、TV通信塔が乱立する鰐塚山も目の当たりに見えたし、何よりも真昼に幻想的な空中に浮かぶ山は何よりのお土産であった。
もう雪が峯に挑戦することもないだろうが思い出の1ページの出来る山歩き(林道歩き)をさせて貰った。

雪が峯に登るような物好きな人はいないだろうと思うが私のように名前に惹かれて行ってみたい方は参考地図のB地点ぐらいからなら強引に藪コギで登られるだろうと思われます。車でも林道滝本場線からなら十字分岐経由して林道崩壊地点まで行けます。