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丹生山系 高泉寺道
(たんじょうざんけい  こうせんじどう )
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丹生山系歩行GPS
2010.09.12丹生山系巡視路参照 神戸の山
                     
参考地図    参考標高  起点(Mapion)
日時   :2011/05/20(金)晴れ
メンバー :単独 入口 :−−−−− 
歩行距離:約8.0km  所要時間:約4時間50分 登り:約時間分 下り:約時間分

所要時間 :所要時間には休憩時間は含んでいない
  農道脇P10:00 →民家 →分岐A →ゲート →P →登山口10:15 →分岐A10:18 →祠11:15 →ヤブ状道 →道標12:00 →巡視路出合12:26 →鉄塔No18 12:35〜13:15 →分岐C(道標)13:28 →分岐(シビレ山との) →分岐D(左へ)13:31 →ピークA13:41 →ピークB13:50 →引返し14:00 →(同じ道) →分岐D(不動滝へ)14:31 →分岐E(ザレ場左へ)14:53 →農道脇P15:25


先日点名下村を歩いた時、高泉寺道と言う古道がある事を知ったので早速歩きに出かけた。今回は体調次第で長く歩くためリュックを持って10時前に淡河勝雄地区に着いた。県道36脇に永春寺の案内のある所から駐車地点を探す。田植準備中の地元の人に登山道口と、駐車場所を尋ねた。何処でも良いよと言われたので、小川沿いの農道脇に止めさせて貰う。重いカメラをリュックから取り出し、教えて貰った登山口から登ると民家の庭に出てきた(20m程西に登山口がある)、庭の脇を抜けると広い登山道に出た!舗装道から直ぐ地道になる。緩い道だが汗が出る、タオルを忘れた事気がつき、引き返えしたが、永春寺へ分岐Aがあるようなので分岐Aから車まで戻り、10:15正規の登山口から歩いていく。広い道だ!地元の人の言う通り丹生山まで歩かれそうだと思いながら気が楽になってのんびり歩くとまもなくと土砂崩れか道がふさがっていた。土砂崩れは古そうでヤブ状だ! 道はあるはずと踏跡もないヤブ(数メートルだった)を歩く、最初からヤブとは!嫌な予感がする。
          
小川沿いの農道脇に車を止める 小川沿いの農道脇に車を止める


土砂崩れを過ぎると広い良い道だ!また少し安心するが、その時は後で苦労させられるとは思いもしない。地図の池辺りから点名下村に行く破線があるはず(Y氏が歩いている)と注意して見ていた。池の手前辺りから踏跡はあった。寄り道せず高泉寺跡に向かう。右側を注意していたが平たいところはあったがあり、左手に廃炭焼窯はあったが高泉寺跡への道は見つけられなかった。諦めて巡視路に向かう。途中盛り土が古道らしさを感じさせてくれた。
          
国土地理院の点名下村に行く分岐? 盛り土された快適な道だが・・・


左右をきょろきょろしながら歩いていくとまた廃炭焼窯がある、まだ原型を残した窯だ。昔は炭焼が多かったのだろうと思いながら歩いていくと 11:15頃明瞭な道はなくなり、左右に踏跡がある、先ずは歩きやすい右の道を歩く。
          
登り始めて2つ目の廃炭焼窯 行き止まりのようになった明瞭な高泉寺道


分岐?の右の道お行くと、直ぐ脇に注意しないと分からない小さな祠が祭られていた。その先は展望の良いザレ場斜面である。この辺りはザレ場が多い!滑りやすく岩は脆いので山遊びと言えど、斜面のザレ場は要注意だ。涼風を受けながら道を探すがこの斜面のザレ場当たりからは道はないようだ。引き返して左野谷蕪城の道を歩く。
          
見過ごしそうな小さな祠、何を祭っているのだろうか ザレ場斜面からは良い展望が得られる


ヤブのシダも直ぐ泣くなり明瞭な道となる。倒木が一本あるが、取り除けない!明瞭な快適な道を歩いていくとまた道が分からないところに出た。右側に踏み跡はある、その途中の明瞭な道は直ぐ谷に向かい歩けそうにもない!引き返し西に行くと直ぐザレ場に出る。展望は良いが道はない、引き返して東のザレ場をよじ登る、滑るザレ場、脆い岩、うろうろさせられたが正面のヤブを覗くと道らしい!ヤブをかきわけ潜り込むと直ぐ道は明瞭になる。(ここからも所々シダヤブもあるが=右下写真)踏跡は昔固められたのか、しっかり分かる。
          
分岐?辺りから二の足を踏むシダヤブもある 分岐?辺りから二の足を踏むシダヤブもある


日当たりの良いところは昔の古道も自然化しつつあるようだ。くぼんだ道を歩いていくと丁度12時に道標があった。右は明瞭、左はくぼんだヤブに近い道?である。右の明瞭な道を行くが水のない沢辺りで何処でも歩かれる雑木林になる。くぼんだ道の方が高泉寺道だと思ったが道標には左丹生山道と書かれている??高泉寺道はやはり右か?と思いながらヤブっぽいくぼんだ左の丹生山道を歩く。(道標の少し手前に3つ目の炭焼窯がある)
             
道標(左丹生山と書かれている) 道標を過ぎた辺りから振り返って道標を見る


道標からくぼんだ道を歩いていくと道も明瞭になり、、12時半前に巡視路に出た。東へ巡視路を歩けば爽快で楽な道だ!分岐Dからの西の始めて歩く道も気になっていたので、一度東に歩き展望の良い鉄塔No18?で昼食とすることにした。



暑い日であったが涼風が吹き抜け展望の良い鉄塔だ!枯れシダの葉っぱを取り除き、久しぶりのラーメン定食だ!とリュックの中を探すがコンロがない!カメラを取り出した時コンロも一緒に取り出してしまっていたのだ!点検不足、山を歩く者にとっては不注意では済まされない!と口先だけ思いながらな、久しぶりのラーメン、水だけ入れて多ベられないかと試してみる。15分ほど待つがメンは固まりのままで!何とか口したが美味しくはない!やはりラーメンは熱湯から造らなければ美味しくはないようだ。40分ほど休憩して西に向かう事にした。

鉄塔No18、左から帝釈山朝日山、丹生山、シビレ山だろうか・・・・     画像をクリックすると大きくなります


慣れた道を西に向かう、鉄塔No19(良い展望所である)には寄らず道標のある分岐Cに下り、シビレ山との分岐を横目で見て分岐Dから明瞭な道を西に向かう。道が北方向に変わった辺りから道は怪しくなってくる!ピークA迄は踏跡も分かる。山頂も展望が得られる、淡路鳴門動が見えるし、山陽自答車道も見える。所々岩場が見える尾根も歩かれそうな気がするが下り口が分からない。、寄り道する来もないが! ヤブ状の境界尾根を歩く、ピークBには境界杭がある。地図を見ると境界線は北北東だ!願っていた道?は不動滝への道に下る事だが、ピークBから雑木林を気に掴まりながら下るが北方向は大シダヤブで身動きがとれない!西方向は密集した雑木林である。飲み水極僅かだ!!ヤブと暑さで危険を感じたので引き返す事にした。(14時過ぎ)
          
ピークA〜ピークBへの尾根道? 下山断念した大シダヤブ


たった500mmのお茶ではこの暑さの中、歩きすぎた。急登名雑木林をピークB、Aと同じ道を戻り、14時半頃分岐D迄戻り、何度も歩いた不動滝への道を下る。途中、分岐Dから初めての小さなザレ場からピークBを見るが当然か!踏跡見つけられなかった。感ではここに下ってこられると思ったのだが・・・・

小さなザレ場からピークBを見る


ザレ場の多い道を下る、ザレ場にはモトクロスの轍が!こんな所まで荒らしに来た事に憤りを感じる。何度か歩いた道だがモトクロスの轍は初めてだ! ザレ場の分岐に案内プレート設けられていた。 鎖場を避けて西の道を下った。沢に下ってから頭から水をかぶり身体を冷やす。少し気分が悪くなってきたところ、水場がある山は助かる。最後の一口のお茶を飲んで不動滝駐車場から車の所までやっとの思いで戻って来られた。(15:27)

たった8kmの山歩きだがザレ場を登ったり、ヤブをうろうろしたので堪えたようだ。
田んぼの畦道で野の花で写真写そうと思っていたがその様な気力はない! 山歩きと写真撮りなどと欲張らずに家に帰る事にした。

低山でもしっかり水分は持ってくべ気である見本のような山歩きだった。
丹生山系の縦走路北側は植林帯もほとんどなく、巡視路などは展望もよく良いところだがモトクロスが入り込んでほしくない所である!
何とかモトクロスが乗り入れられないように工夫をしてほしいものだ。