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薩摩古道-桂ヶ丘散策(人形の館より)
(さつまこどう      かつらがおか)
−−−−−      323.8

                                            登山道間違えて偶然青井岳駅から薩摩古道を歩いた地図(青井岳駅−薩摩街道最高標高地点 

                                人形の館−JR青井岳、カシミール3Dからの推測 : 歩行距離・累積標高差                           
参考地図  参考高低   (起点Mapion) 
日時   :2017/04/23(日)晴れ メンバー :単独 登山口 : 地図参照
歩行距離:約9.5km 所要時間:約4時間5分 登り:約時間分 下り:約時間分

所要時間 :
人形の館11:17 → 淡路神社11:53 →桂ヶ谷水路橋12:16 →楠の丘信号所(食事)12:11〜12:30 →展望所(信号所北尾根)12:39 →楠の丘・青井岳案内13:15 →桂ヶ丘(P323.8)13:38 →引き帰し地点13:51 →桂ヶ丘(道間違い)14:00〜14:05 →案内14:24 →信号所北尾根(休憩)15:00〜15:25 →楠の丘信号所15:27 →(階段を下る) →隧道(桂ヶ谷鉄橋)15:42 →淡路神社15:56 →人形の館16:24
   


人形の館から淡路神社・楠の丘信号所に行き、先日見つけられなかった国土地理院の波線から青井岳まで歩く予定だったが、家の修理業者が日曜日なのに来て、出かけられたのは10時頃になってしまった。Webで見つけていた桂ヶ丘(323.8)まで行き、少し先から、薩摩古道外回!道を戻って来る予定に変更した。
注:名称は淡路神社以外全てWebに書いてあったものを使った。
      
人形の館駐車場 駐車場西の1筋目の道の突き当たり近くにある案内


            
案内に従って舗装道路を歩く、列車の音が聞こえたので急いで写した、時間的に調べると霧島8号だったがローカル線的になった日豊本線である。
      
右上の地点から真っ直ぐ歩いた突き当たりの案内 4両編成の霧島8号
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古大内集落はずれに古大内水路橋が残っている。昭和8年に石で造られた水路だとか!昔の人は苦労してものを造ったのだ!と感心して通り抜けると淡路神社があるここまで車で入ってこられる。
      
古大内(ふるおおうち)水路橋 淡路神社



川神社前の河原を上流に少し歩くと大きな案内があり古道とは思われない狭い道になる。神社から直ぐの所に桂ヶ谷下鉄橋があるがこれは隧道と言った補yが良いかも知れない!隧道の先を見たかったが右の古道を歩く。
      
ここから狭くなる薩摩古道 桂ヶ谷下鉄橋(隧道と言った方が良い)



水路のためか狭い道を歩く!良い雰囲気の古道!植林帯にはいると草の道となり、マムシが気になる道だった。
      
水路で狭くなっているが雰囲気の良い道である マムシが気になる道


                      
好きになれない植林帯の中を水路の脇を歩く。やがて桂ヶ谷水路橋に出た。先日は奥の林道から見た水路だがそのときこれが古道とは思いもしなかった。古道に造られたのだから橋が壊れ、昭和8年に石で造られた水路が残っていたのだろう。
      
古道と水路 桂ヶ谷水路橋



楠の丘信号所で昼食を取り、立入禁止だろう線路内を横切って、先日見つけきれなかった国土地理院の地図波線への入口を捜す。鉄の階段が古道とは思われないので踏み跡のない右土手から尾根に上った。古道とは思われない道??不安になるが少し様子を見て歩くと、白いプレートに220の数値が見えた。
      
左端は鉄の階段、古道は分かり難いが右の土手である 土手をよじ登った辺りの様子



直ぐに南に展望の良いザレ場に出る。真下は信号所、着いたとき宮崎行きの2両編成普通列車が通過した。列車は上り下りで5〜6本/1Hr通っている。展望所から柵の古道も古道とは思えない荒れたヤブ状の道??だった。
      
信号所北ザレ場から ザレ場からこれから歩こうとしている古道??

楠の丘信号所北尾根ザレ場からの展望(正面:城山 左端:東岳)
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国土地理院地図の波線、自然に戻った所も少なくないのだが、荒れてはいるが古道の名残の残った感じがする尾根になった。時々人工的に土を盛ったように見える所に出ると少しは安心するのだが・・・盛り土の手前辺りに210のプレートがあった。・
      
小土婦野面影が残った道となるが荒れた道である 人工的に土を盛ったように見える



盛り土のような道もあれば瀬ぐれた道もあり、古道らしく思いながら小ピークをトラバースするような道を時間を気にしながら歩いた。
      
抉れた道 ピークをトラバースしたような道



人が良く歩いたと思われる抉れた道!途中で谷にで消えているところがあった。その先には古道らしき道は谷の向こう側にも見つけられなかった!薩摩古道も怪しいものだ!と広い尾根を歩いた。しばらくすると初めて楠の丘・青井岳の案内があった。(楠の丘が信号所であることはWebで調べた)
      
抉れた道?(右)は谷で切れていた 楠の丘−青井岳の案内



案内の左の尾根は下そうになかった。青井岳に向かってP323.8(桂ヶ丘)まで行ったら引き帰そうと歩く。古道と思っていたため広い遊歩道のような道だだろうと思いGPSに三角点位置を入力していなかった!地図も無く勘でそろそろピークを注意して歩いた。
      
明瞭な道とも言える ▲点の手前の小ピーク



尾根だから広い古道の名残が残っているのだろうか!注意して歩けば迷うことはないのだがしっかりした登山靴出歩いた方が良い。
      
楽そうに見えるのだが 楽そうに見えるのだが・・・



楽そうな道行き止まりのようになりうろうろして後ろを見ると△323.8(桂ヶ丘)が見えた。ここ戻るとき注意である。古道は右側で歩きやすそうな真っすくな方向はJRの崖の上に出るらしい!14時まで様子を見るため歩く。
       
△323.8(桂ヶ丘) ▲点から直ぐ先の様子



荒れた古道である。14時少し前に190分の案内が目についた。210分の案内から190分の間(30分)を休憩なしで歩いて約60分かかった。急登の道ではないのに時間がかかり過ぎである。
       
荒れた古道 190分のプレート(青井岳までだろう??



190分プレートのあるところで引き帰した。▲点を間違って広い尾根を歩いてしまった。GPSがなければ気がつかずJRの崖上まで歩いていたかも???1430分頃右手に林道のような道が見えた。強引にヤブコギしようかと思ったが時間的に諦め
      
林道のような道が見えた所 何処でも道のような所、ここも強引に歩けば林道に行けそうだ

  

15時に行くとき見た唯一の展望所で少し休憩する。宮崎南部は杉林ばかりだがここKらは萌ゆるような新緑が見られた。一休みして線路を横切らないで隧道北側に下れるかも知れない都会段を下りる。
      
萌ゆる新緑 鉄の階段



階段を下りて隧道北の林道に出られるかもと下ったが川と石垣で林道には行けない!川の横の踏み跡?を行くと杉林に出て尾根の法に受かっていた。引き帰して石垣を降りた。小滝を写して隧道を抜けて来るときと同じ道を歩いた。
      
杉林 小滝



淡路神社から下流を見ると後Gの日を受けた青葉が目にしみた
      
淡路神社前の川の下流を見る 宮崎百樹似選ばれているスダジイの木
画像をクリックすると大きくなります あああ



古道で写した花やチョウ等
      
スギタニルリシジミと思われるのだが・・・ 淡路神社前の木の花(名は確認できず)
      
ああ ハルリンドウに似ているが・・・・
      
△323.8(桂ヶ丘)で見つけたギンリョウ グミの実に似ているが・・・・



後書き:
薩摩古道に、環状線ではあるまいし外回り内回りがあることが不思議であった。想像するに桂ヶ谷水路橋から楠ヶ丘信号所を経て国土地理院地図の波線が薩摩街道と思われるが、昭和8年の日豊本線(宮崎−吉松)が開通したとき薩摩古道が分断され、分かり難くなったのかも知れない!
青井岳側も谷筋と尾根筋両方とも薩摩古道の案内がある!この辺りも不思議である。

薩摩古道で注意はダニ。 4月末でズボンに20〜30匹のダニがいたから夏場はもっと多いかも知れない。あるWebでも夏は歩かない方が良いと書いてあった。





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