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七熊山と綾の大吊橋
(ななくまやま)
928.9m
                                                     
三ツ石山は途中で断念 綾吊り橋参考地図 宮崎百名山
                     
参考地図 参考標高 起点(Mapion)
日時   :2007.12.20(木)晴れ メンバー :単独 登山口 : 地図参照
歩行距離:約6.7km 所要時間:約3時間35分 登り:約時間分 下り:約時間分 ピストン・散策

所要時間 :
林道脇登山口8:44 →尾根分岐9:09 →分岐9:43 →山頂9:51 →(北尾根) →引返し10:03 →山頂10:15 →分岐10:21 →坊屋敷跡10:43 →引返し10:46 →  分岐11:14 →尾根分岐11:41 →(尾根を下る) →引返し11:56 →尾根分岐12:08 →林道脇登山口12:21   


七熊山と飯盛山、セットで歩く予定であったが、飯盛山は日を選べない!七熊山の南東の尾根に国土地理院地図では破線が続いてる三ツ石山がある、道があるなら歩いてみようと7時頃出かけた。今朝は氷点下である。県道26沿いの木も霧氷?が綺麗である、ゆっくり写真を撮りたかったが参考地図もない山である、先を急いだ。湖畔荘の手前(西)に2車線の大規模林道が有ったので左を注意しながら約6kmほど走ると大きな登山口の案内が見つかった、登山道の説明(下記参照)があり1時間で歩けるようだ。駐車場はススキに覆われていたので林道脇に車を止め、準備をして8:44出発する。
      
大規模林道手前の県道26沿いの霧氷? ああ

            
ススキに覆われた駐車場を奥くに行くといきなり沢道である、赤いテープがなければ不安になる道である、ガレ場登っていく(両側の尾根に登山道があれば良いのだが!)しばらくガレ場を歩くとビニール紐が左直角方向に張られていた、太陽を正面に受けながら少し登ると尾根(分岐)にでた。
      
登山道入口は完全な沢である 尾根分岐直前


尾根に着くと右(西)はテープで通行できない様にしているが道は明瞭である。左の尾根道を山頂に向かう。ほとんど良い道ではあるが三ツ石山との分岐???手前辺りの斜面を歩く時はちょっと注意がいるようだ。
      
明瞭で快適な尾根道 分岐手前当たりで要注意ヶ所もある


少し要注意の道を過ぎると分岐に出た。右は枯れ木を並べられていた。Uターンする形で西側に戻るような道となり直ぐ山頂に着いた。この山も登山道も山頂も展望は無い。その割には道は明瞭である。
      
山頂は左、右は三ツ石山方面? 全く展望のない山頂、


山頂の北側に平たい場所がある、気になるので下ってみると北側に明瞭な道がありテープも多く国土地理院地図の破線の道のようだが目的は三ツ石山まで行くことなので、ある程度下って引き返した(登山道出入り口が気になるが)。山頂から分岐に戻る途中、木の間から先日歩いた大森岳とススキに覆われた登山口が見える。(木の間から僅かしか見えない)
      
山頂から北300m辺りの登山道(引返地点) 山頂と分岐間で木の間から大森岳を見る
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分岐からの道も明瞭ではあったが途中からテープが極端に少なくなり落ち葉で踏跡が分かりづらくなってくる。道も尾根から山麓を歩くようになり足跡の印を付けながら歩いて行く。土砂崩れの辺りで少し道から離れると大森岳方面がよく見える所があった。写真を撮り、元の道に戻り三ツ石山に向かう。
      
崖崩れの横から大森岳を見る(左端) 三ツ石山への尾根から釈迦が岳方面を見る
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何とか踏跡を辿っていったら広場のような場所に出てきた。テープも何もない!!うろうろしていたら広場の北に白い案内板が立てられていた。坊屋敷跡(下記に説明文有り)であったらしい。磁石土地図を見で東の方向に行ってみる。
      
どこが道か分からない(坊屋敷跡跡) 坊屋敷跡の案内板


「坊屋敷跡」から東端に行ってみる、踏跡は分からない、これ以上先に進むのは単独では危ないと思い引き返すことにした。尾根分岐から西の道が気になっていたので尾根分岐に引き返す。12時前であったが林道まで下っているのでは思い明瞭な道を歩く。
      
踏跡不明瞭のため引き返した辺り(屋敷跡東) 尾根分岐(右が登山口)から明瞭な尾根(登ってきた尾根)


明瞭な道はP837の北側を抜け西端辺りで分岐?の様な踏跡が見られるが北側にテープがあったので下っていく、道はだんだん怪しくなり藪コギ状態となる。藪コギしても西には林道があるので下れるだろうと思ったが綾大吊橋も20数年ぶりなので寄ってみることにして引き返す。12:21登山口に戻ってきた。
      
尾根分岐から西尾根の引き返し地点 登山口から沢の全景を見る


林道を1.5kmほど先(峠側)に行くと霧島連山が霞の中から頭を出していた。西尾根からの下り口は確認できなかった写真だけ撮って山頂から北に下っていた登山道口を見つけようとゆっくり下ったがこちらも確認できなかった。(国土地理院の七熊山に登る波線)

大規模林道の七熊山登山口から約1.5km走った辺りから霧島連山を見る     画像をクリックすると大きくなります


七熊道の案内全文:
明治十年西南の役における古戦場、五葉松に自生地、須木〜紙屋間の旧道などで知られている。928.9mの山頂からの展望は木々が生い茂りあまり良くないが、北には西米良の米良三山、手前には大森岳、西に白髪岳、南には霧島連山が見える。また頂上北側に宮崎地方気象台の観測雨量計が残っている。南側の道の跡は、須木から高岡に塩を買いに行く当時の道路で、いわいる「ソルトロード」でした。この道路沿いに「俵置き場」 「花掛け」 「湧き水」 「坊屋敷あと」などがある。
登山の時期は秋から春が適してます。      

坊屋敷跡案内全文:この地はかって鹿児島藩の一向宗(浄土真宗)弾圧に抗した信者達が集まり、かくれ念仏が行われていた場所だと言われている。(平成7年2月)

米良三山とは:市房山、石堂山、天包山のようである。−−−−−天包山は4駆なら山頂まで車で行ける山・通信塔も気になる山−−−−





綾の照葉大吊橋遊歩道散策(遊歩道周回約2km、大山神に寄り道すれば+0.6km)


湖畔で昼食と思ったが良い場所が無く途中、県道の日当たりの良い所で昼食をとり、綾の大吊橋に向かった。この県道26号線は湖畔荘辺りから狭く絶壁の間を縫うようにして走っている。ガードレールがひん曲がっていたり、網が破れていたりする道である。途中2回も車とすれ違い、気が弱いのですれ違える所までバックする。14時過ぎやっと綾の照葉大吊橋に着いた。微かに記憶があるが人の姿はない?車が1台止まっているだけだ!平日だからか?、時期はずれだからか?、ちょっと寂しい感じである。
      
大吊橋入口(左土産屋、右料金所 照葉樹林文化館辺りからの大吊橋全景


土産屋(3軒?)の横を通り料金所で300円也払って橋に向かうが懐かしさは起こらなかった。橋を渡ったら遊歩道があるらしい、貧乏性なのか、歩いてみなければ!と橋を渡る、高所恐怖症なのだが柵があるとほとんど恐怖感はない(グレーチングの隙間から下を見るとちょっとぞくっとはするが)、橋を渡りきると赤い鳥居があり大山神まで300mの案内がある、山にお世話になっているのでお参りをすることにした。遊歩道と甘く見たがかなりきつい、せっかく着替えたのだが汗ビッショリである。お参りをして急いで下る。
      
吊り橋渡りきった所から大山神への道300m 大山神のこじんまりしたお社


季節と時間の為か遊歩道は薄暗い、岩と橋と樹木、良い遊歩道である。どんどん下って 「かじか吊り橋」 まで下ってきた。ここからの大吊橋も良い眺めである。
      
橋の手前の遊歩道の状態 かじか吊りり橋から見る大吊橋


下りは良いが、かじか吊り橋からは駐車場まで登りである、登りながらこちらから歩いてきたら無料で大吊橋歩けるな〜!等と邪道な考えで歩いていたらさすが、しっかり管理されていた。回転出口である。 アメリカで若者が遊園地の出口回転口から入ろうとして身動きできずレスキュー隊に救助され、警察の粋な計らい(お客から見られ十分に恥をかいただろうから無罪)を思い出し回転戸を抜けて約1時間少々で遊歩道の散策をしてきた。
今日も快晴の下、良い山歩きと観光をさせて貰った。ただ大規模林道は単車線林道で良いのではないか!、もったいなく感じた。



追記(2017/08/23)
この吊り橋を渡った先の遊歩道脇に幻の滝がある。雨が降らないと滝が見られないが2014年に行ったときは橋は少し揺れるように改造していた。
遠くから見る吊り橋は7年前えと変わってはいなかった。橋を渡りきったところに「ヒルに注意」の立て札があるが8月下旬に遊歩道を歩いたがヒルとは遭遇しなかった。運が良かっただけかも??−−−−−−−新しくなった吊り橋は2011年10月のようである−−−−
      
      
滝名不明 滝名不明




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