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韓国岳 6回目
(からくにだけ)
1700.1m

日本百名山、   宮崎100名山
参考地図  参考高低   (起点Mapion) 
日時   :2015.05.21(木)  晴れ メンバー :単独 出発点 : R1号線脇(登山口)
歩行距離:約7.8km 所要時間:約6時間40分 登り:約2時間00分 下り:約3時間05分 
                                      
所要時間 :  章時間は休憩時間含まず。
道路脇駐車スペースP7:05 →登山口7:06→5合目8:17 →山頂9:05 →獅子戸岳下山口10:04 →山頂10::20 →大浪池周回合流点(避難小屋)11:4512:10(昼食) →県道R1 13:38 →道路脇駐車スペース14:10・・・・・・・千里の滝 


韓国岳に登るのは6回目である。ミヤマキリシマを見るのが目的である。硫黄山辺りは満開であるとの情報から様子を見に行くことにした。大阪の葛城山を想像していたが、時期が悪かったのかこれが有名なミヤマキリシマ?と見てがっかりした。韓国岳中腹から山頂にかけて咲けば違った風景になるのかもれない!新緑を見られただけでも気分良く歩けたのだから良しとしなければ・・・・
      
登山口からの新緑の韓国岳を見る 1合目手前からミヤマキリシマを見る

            
青空の中にそびえる韓国岳の山腹の新緑は杉に覆われた深緑の都城周辺の山々とは比べられないぐらい綺麗だ。硫黄山も気になっていた山だが、外見的には穏やかな山であった。
      
新緑に負けてしまっているミヤマキリシマ 1合目手前から見る硫黄山


硫黄山との分岐から木のトンネルになる辺りで展望は一端なくなる、西側の山肌にもミヤマキリシマが咲いているが新緑の合間にくすんでしまってさえない。登山道脇のツツジ、近くから見れば柔らかいピンクの花で美しく見えた。
      
ミヤマキリシマも新緑の中にくすんでしか見えない! 登山道脇のミヤマキリシマ


韓国岳、6回目だから記録を書くこともないのだが、春の韓国岳の1合目から9合目までの案内場所辺りの春の登山道風景として写しながらのんびりと歩くことにした。寒い!気温は12℃だった。
      
一合目辺りの登山道 2合目辺りの登山道


3合目を過ぎても展望はまだないが3合目近くで登山道の左に甑岳や硫黄山が見える場所がある。3合目から上に行けばいくらでも見られるが、のんびり写真を写しながら登るのもいい登山である。
      
2−3合目間の新緑のトンネル 3合目近くから硫黄山と甑岳を望む

                      
展望が開けると強い北風がまともに吹きつけてくる。気温も低いところに北風である、フード付きのウィンドブレーカーを着る。
      
3合目辺りの登山道 3−4合目間の登山道


3合目過ぎ辺りの登山道から、左からえびの岳、奥栗野岳、白鳥山、甑岳、未踏の飯盛山は確認できない!
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3合目を過ぎた辺りから木は低木となり視界は開ける!春に登るのは初めてだったが新緑と青空は登山の醍醐味かも!だが風は強く、時には身体がふらつく!
      
4合目直前から見る硫黄山、水蒸気も出ていない 4合目辺りの登山道


5合目は広い休憩場所で展望もいい!雪の韓国岳も登ったが新緑時期も良いものである。(晴れているから尚よく見えたのだろう)
      
5合目辺りの登山道(展望も良く広い:標高1520m) 5合目からミヤマキリシマを入れて山頂を見るが・・・


6合目もいい展望場所である。7合目の標識、今まで写していなかった。以前の記録には7合目の案内がないとまで書いている。5回登って気がつかなかった7合目である。景色は何処でも見られる所だから、景色より、標識を注意して歩いた。
      
6合目付近の登山道 初めてカメラに納めた7合目案内と付近の登山道


8合目まで登れば後はなだらかな登山道となり視界はさらに広くなる。大浪池の湖面が見え始める。桜島もうっすらと霞んで大浪池の後ろに見えていた。韓国岳に登って6回目にして初めて桜島を見た。
      
8合目付近の登山道 この辺りで大浪池の湖面が見え出す


9合目の手前で昨年8月には歩いた火口が見える外輪、咲くがぼろぼろで危険なためか通行止めになっていた。火口は山頂からいくらでも見られるのでと新しい道を歩く。すぐに9合目の標識がある、山頂まで200mだ!
      
昨年の夏はここを歩いたが今は通行止め! 9合目山頂まで200mだ


山頂直前で下山する人が今なら三角点独り占めできるよ!と教えてくれた。誰もいない山頂、2時間かかった。孫(女)より遅い!だんだん遅くなるのは仕方ないことだ!
        
9合目付近から河口が見える おきまりの記念写真(11℃で強風寒かった)


山頂で記念写真を撮って、気ままに獅子戸岳への下り道を見るために外輪を歩く、高千穂峰が青空の下心が洗われる思いだ!
      
三角点裏から外輪を見る 桜島まで見えた最高の天気だった
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新燃岳が噴火してから火口は見たこともなかったが、昔のエメラルドグリーンの火口湖は姿を消し、浅くなった火口、円錐状になった噴火で出来たのか火口が出来ていた。途中で振り返ると溶岩の固まりが噴火口にせり出していた。
      
やっと見られた新燃岳の火口 獅子戸岳への登山道(外輪)からせり出した溶岩


獅子戸岳の登山道は丸太等で通行止めになっていた。韓国岳の外輪周回したい気持ちがあったが避難小屋からえびの高原に行く道を歩く計画だったので山頂方向に引き返した。10時10分大きな噴煙が立ち上りだしていた。帰ってから調べると10時に噴火し、噴煙は4300mまで達したと書いてあった。都城ですら窓を開けられない日が多い最近の桜島の噴火だ、今年に入ってから600回に近い!
      
山頂近くから桜島の噴火 10時10分の噴煙


山頂は人が多かったので寄らずに、少し下から大浪池に向かった、きつい斜面である。1500まm辺りまで下ると新緑の木々の中に入る、野鳥の鳴き声が近くでする!探すが見つけきれない!野鳥のことは何も知らないだけに鳴き声を聞いても野鳥名は分からない!急登の階段道だから野鳥を探すときは脇に立って聞いていた。
      
急な木の階段が多い 所々登山道は荒れている


山頂でゆっくりして、昼食をとりたかったが、予定もない成り行きだ出歩いていたのだから仕方ない!12時前に避難小屋に着いた!西回りの大波池、分岐から外輪に着いたところ湖面が見える良いところがあるが、行く元気がなかったので、避難後や近くで昼食をとった。1500m辺りから野鳥の鳴き声がするので歩くより止まって野鳥探しの時間の方が長い!結局1羽の野鳥も写されなかった。
      
この先ぬかるんだ道もある 県道直前の橋


国道に出たら車が多い!ビジターセンターから遊歩道を歩いて3つの池(白紫池、御池、不動池)巡をしてみようと思ったが、遊歩道を歩いたら池巡りの入口過ぎていた!まあいいか!千里の滝に寄ろうとそのまま適当に駐車地点にむかった、14時20分に駐車地点に戻ってきた。このようなのろのろの山歩きもいいものである。
      
避難小屋から県道1号線に出たところ 遊歩道から韓国岳を望む


良い天気で、こむらがえりも起こさず、のんびりと歩かれ、新緑を楽しんできた。ミヤマキリシマが予想とは違い、がっかりさせられたが、青空の下で韓国岳の新緑をみられただけでもいい山歩きが出来た。
ゆっくり歩いたので帰路、千里の滝に寄ってきた。



千里の滝

気ままに歩くのも良いもので、硫黄山に行こう!白紫湖・御池・不動池巡りをしようと行き先をコロコロと変えて、千里の滝のよることにした。ここは駐車地点から千里の滝を見る辺りまで200m程度だがきつい階段道で、流石にもう一つの下の滝までは行く元気はなかった。

千里の滝位置図   入口:Mapion

      
滝見迄の道、きつい階段である 遊歩道からよく見えるようになった千里の滝
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発電所で水をとられている割には水量は多かった 滝壺まで無理をしたら行けたのだが、・・・・・
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