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青井岳 青井岳駅より
(あおいだけ)
563.2m
                                     
薩摩古道薩摩古道B-A間は斜面崩落矢橋崩落で通行厳しい(妙寺ヶ谷林道:2022/1/26現在) 宮崎県百名山
                                     
参考地図  参考高低   (起点Mapion) 
日時   :2016/02/07、晴れ メンバー :単独 登山口 : 地図参照
歩行距離:約12.3km 所要時間:約6時間20分 登り:約3時間50分 下り:約2時間30分
                                        登りは約1時間時間をロスしています。
所要時間 :
青井岳登山口P9:13−(登山道間違い)−分岐A薩摩古道口(林道)10:20 →分岐B林道10:40 →登山口A10:56 →分岐C(薩摩古道との)11:35 →林道出会11:53 →登山口B(山小屋)昼食12:19〜12:38 →山頂13:06 →登山口B(山小屋)13:30 →(林道) →分岐出会14:00→分岐c(薩摩古道)14:18 →登山口A14:40 →分岐B(林道)14:46 →分岐A15:03 →青井岳登山口P15:09 


山歩きが少なくなった!県北の山は今の身体では難しい!一度登った山でも登山道が違えば!と思い、都城から近い山を探すと、JR青井岳駅から国土地理院地図に波線が山頂まで分岐を経て記載されていた(あまり信用は出来ないが!)。行けば分かる!と青井岳駅に向かった。駅を横目で舗装道を走ると9時過ぎに青井岳登山口の大きめな案内が目についた。その脇の空き地に車を止め準備していたら1本/1時間の列車が都城方面から来た。
       
JR青井岳駅(2015/5に写した写真) 駐車地点(登山口)で写した普通列車

            
登山口の案内に方向の舗装道を歩いた!持っていった地図はケラカツカまで入れたので小さすぎて見えない!頼りは波線の分岐点を入力したGPSだけだった!近場の低山を甘く見た訳では無いが、歩く予定の谷林道(薩摩古道)の入口点の入力忘れで舗装道の終点辺りの作業道をうろうろ歩いて1時間弱時間と体力を無駄にした。
       
駐車地点真っ直ぐ歩いた、後で分かった登山道は右の道 のんきに舗装道を歩く


うろうろと作業道を歩いていて、気になっていた舗装道越しに見える谷の西の道!登山道かも!と気がついたが散策も山歩きだ!と作業道からううろついた。伐採地帯の作業道からは真っ青な空と鰐塚山・東岳が見え爽快だった。・・・・・・後で堪えることになるのだが・・・・・
       
作業道で谷向かいの道が歩く予定の道かも感じた 作業道終点から鰐塚山・東岳を見る


作業道路からは青井岳は行かれなさそうだ!と引き返し、気になっていた谷の西側の道の入口を探し歩いてみた。車では無理な林道である。この道が薩摩古道と言うこと後で知ったが、R10脇の薩摩街道(岩野屋)に行かず山之口SA辺りに行くことが理解できない道である。
       
登山道は左の道(分岐A)・・・薩摩古道・・ 道路崩壊で4輪車は通行は出来ない


緩やかな林道歩きも足慣らしにはいい!林道の分木にさつま古道の案内を見つけた!岩野屋迄つながっていると思っていた!林道を歩くと階段がありここにも「さつま古道」の案内があるが古道とは思えない登山道だ(藍那古道・熊野古道とは異質な道である)
      
青井岳駅近くからの林道と合流点(分岐B) 林道から分かれる薩摩古道(分岐C)

                      
地図の波線はまだ先なので尾根を回り込んだところまで行くが波線の形跡は見つからなかったので分岐Cから歩く!ここまで青井岳と書かれた案内は全くなかった。ルートがあるか無いか探すだけでも良いや!と少し急登の道を歩く。
      
林道から分かれた辺りの薩摩古道の様子、急登である 案内は全て薩摩古道だけである


薩摩古道は良く歩かれて居るのか迷うことのない道である。
      
小ピークの少し大きな木 尾根別れにある薩摩古道の案内


右上の場所、反対から見れば真っ直ぐ行きそうである。しっかり案内で行かないようにしてあるのは地元の人の努力だろう!まもなくネットが見えた。伐採した後に植林した苗の鹿からの保護である。
      
逆から来ればこの案内がなければ真っ直ぐの行くかも 伐採後の植林帯保護ネットのネット


開けた良い展望の小ピーク(467m)であった(10年も経てば見えなくなるだろう・・・・)。北側の遠くには大森岳らしい山が見えた。ここで登山者に出会った。「青井岳からですか!」と聞くと薩摩古道を引き返す!と言っていた。調べるまで岩野屋方面に下るものと思っていた。
      
青井岳は山の向こう側 ネット越しに見る大森岳??


分かれるときに青井岳へは林道にでて、林道脇にある山小屋が登山口だと教えてもっていたおかげで、長く感じた林道、途中で断念しないで山小屋まで来られた。人との出会いを感謝した。
      
薩摩古道と青井岳との分岐D(初めて青井岳の案内あり) ネット沿いに下る、歩く人は少ない感じだ


薩摩街道と分かれて青井岳に行く人は少ない感じで登山道もテープが頼りである。(ポイントだけ入力したGPSでは間違う)羊歯場や広い空間もある道!踏み跡の分からない広い場所でもテープを確認して歩けば迷うことはない。
      
羊歯地帯!薄い踏跡はあるしテープもある テープを頼れば迷うことはない


GPSとテープを確認しながら歩く。12時前に林道に出た。山頂に行くのには難しい時間だ!林道にはいっさい目印がないよ!言われていた。林道に出るところに小さい紙案内があるが引き返すとき注意が必要なところかも??
      
地図に載っていない広い道!・左から下ってきた(案内有) 林道出会い、青井岳の紙案内有り(小さいので注意)


林道に出るとまもなく視界は広がる。以前周回した天神湖ダム、先日三股から歩いた鰐塚山が一望できた。平坦な林道なのだが歩けども山小屋は出てこない!地図の波線A地点も踏み跡の形跡すらない!少し焦り気味になる。
      
林道から見る天神湖 左と同じ所から見る鰐塚山


林道から南東方向に歩いてきた薩摩古道との分かれる分岐の山が見える、遠くに感じた。引き返そうか!と何度か思った。12時20頃、長く感じた林の先にやっと山小屋が見えた。
      
ネット越しに見ていた薩摩古道との分岐辺り 登山口がある山小屋(林業用)


教えてもらった通り小屋の脇に登山口があった、それに展望も一番良いと言われていたとおりであった。ゆっくりは出来なかったがここで昼食にした!(山頂よりここで昼食する方が良いかも)
      
山小屋脇からの登山口(展望良好) 左奥:宮崎市内、右奥:?徳蘇山系?


展望を楽しむこともなく、昼食もたったっまま食べて、13時までに山頂に着かなかったら引き返そう!と12時38分歩き始めた。だめでも良い!と思っていても少し焦って歩いていたようだ。途中で13時になった。
      
望遠で宮崎市街地地を見る 山小屋からの登山道


2007年にこの道山頂から100mほど歩いており、明瞭っだったこと記憶にあった!山頂辺りが当時と変わらぬ明瞭な道だったら、GPSでは山頂まで120m程度だった、引き返す時間を15分延長して登った。緩い道だったので13時9分に山頂に着いた。この低山!途中断念することを何回か思ったが無事2回目の登頂が出来た。
      
登ってきたところから山頂を見る 山名の消えかかった三角点の前で記念撮影


2007年に登ったときと山頂の様子はほとんど変わってない気がした。展望もごく僅かな木の隙間から見えるだけ!(当時は霞んで何も見え無かったが・・・)のんびりと散策する時間はない!数枚写真を写して休憩もせず下山する。朝の散策も山歩き!と思った時間、無駄な1時間だったと思ってしまう。
      
上の写真の僅かな空間部分から宮崎市街地を見る その反対側の隙間からは高千穂峰だけが見えた。


帰路は分岐D(林道出会い)まで一気に下ってきた無理が、林道から登山道に入った所で大腿部の内側に痛みが起きた。テーピング用テープは持っていたが、5分ほどゆっくりともみほぐして、スティックで左足に負担をかけないよう歩いた。強い痛みは起こらず15時8分無事下山できた。登山口(分岐A)を間違わなければ波線をもう少し探せたのだが・・・・・
下山してきたときに登山道は右下写真の細い道だと分かった。機会があれば爽快!とは言われない山だが、運動には手頃の山だけに登山口からの適当な周回道が分かり、山頂の展望が良くなれば登山者も多くなるかも!
      
山間(やまあい)の田んぼ脇のかかし?? 登山道は正面方向、案内の立て方不親切である。


駐車地点で、登山口の案内の右側が登山道とするなら、私が登るとき歩いた道のどこかで左側に合流ポイントがあるはずだが無かった。
Webに「マイカーを使わないで登られる山」 としてこの登山道から周回した人がいたが軌跡ルートが推測のようなので、どのように歩いたのかは分からない!JR青井岳から周回できて山頂の展望が良ければ、登山口に青井岳温泉(現在420円/大人)もあるので良い宮崎県百名山になれるかも?
青井岳駅からピストンではなく周回道を見つけるには、地元の人が教えてくれた駐車地点にあった案内(方向を直すべき)から墓の横を歩いて見なければ良し悪しは分からない!機会があればこの道を歩かなければ・・・・

山の植物は絶対に盗らないでほしい!それに飴の紙一枚でも放さないようにして歩いてほしいものである。




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