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海見山〜柏野山
(うみみやま)   (かやのやま)
519.0m     575m

                                                     
                     
参考地図  参考標高   起点(Mapion) 
日時   :2008/5/7(水)晴れ メンバー :単独 登山口 : 地図参照
歩行距離:約8.8km 所要時間:約4時間30分 登り:約時間分 下り:約時間分

所要時間 :
農道脇P9:07 →大谷池9:19 →(巡視路) →鉄塔9:23 →岩場(展望岩)10:06 →分岐(散策)10:14 →海見山10:51〜11:00 →十字分岐(水路)11:12 →お地蔵さん11:13→分岐(水路)11:23 →ピーク?11:43 →柏野山11:51 →(道間違い) →柏野山12:03 →ピーク12:12 →(南西尾根下る) →林道12:46 →(林道散策) →高速道路測道13:03 →(昼食)1312〜13:28 →稲荷大明神13:46 →農道脇P14:07 


GWも終わり我が家も静かになった、あまり体調はよくないので以前別荘地側から立ち入り禁止の看板を見て諦めた海見山を歩いて見ることにした、9時頃細田橋を右に曲がって大谷池着いた。池側はロープ、山手側は1台駐車できるのであるが駐車禁止である。農道に戻り田植えをしていたお婆さんに少し広くなった農道脇に駐車お願いすると快く了解してくれた。準備をして9時過ぎ大谷池堰堤から快適な巡視路を歩いていく。
          
農道脇、了解して止めさせて貰った 大谷池からの洪水吐に掛かる巡視路入口


            
鉄塔から北側に踏み跡はあるが登山道とは思えない状態である??、潜り込んで少し歩くと最悪の羊歯藪である。少し歩くが何処が踏み跡か分からない!羊歯を避けて東側の雑木林を藪こぎして登る。2つ目の羊歯地帯にはテープがぶら下がっていた。誰かが歩いているのだ!と思いながらも半分心は引き返そうと思っている。そんなこと思っていたら急に良い道に飛び出した。
          
鉄塔から少し歩くと羊歯藪状態、 羊歯地帯(2カ所有)を過ぎるとこんな道もある



無風で暑いので今日もゆっくり歩く、身体が不調なのだから遊歩道でも歩いたらいいのだが何でこんな半藪こぎの山歩きするのかと新緑など鑑賞するゆとりなしで不安心を引きずって歩いていく。右に展望がある木をかき分けると岩場の良い展望所である。海見山までは歩いてみようと木に捕まりながらゆっくり歩いていく、雰囲気の良い道もあるのだが・・・・
          
岩場から西鎌倉山(左端?)を望む 雰囲気の良い所もある



ナビの距離を見ながら後何メートルだ!と頑張って歩いていくと11時前海見山と書かれたプレートと三角点のある山頂に着いた。海どころか山も全く見えない山頂である。地図とコンパスを見てどうするか考えた、国土地理院の波線は何十年も前、歩かれたなかったこともあるので信用できない。やまあそさんがMTBで登ってきた鞍部(十字分岐=水路)まで行ってみることにした。直ぐ鞍部に着いたが水のない水路の道は両側とも良い!どうするか・・・・山側にもう一本水路があり山の中のため池に繋がっていると思いそこからため池に寄ってみようと水路を横切り北に向かう。
          
海どころか山も見えない海見山 鞍部(十字分岐)水のない水路



斜面を登ると直ぐ左に石像が見えた。お地蔵さんらしい?道も藪こぎもなくなりお地蔵さんに手を合わせて、ため池に向かう。10分ほどで水のない水路と出会った。右は水路に沿って良い道が続いている、左は急激に落ち込んでおり道は見あたらない。案内がないのである。水のない水路を行けばため池に着くだろうと思うのだが、地図を見て山頂から北と西に波線が有る、どう下るかは山頂の様子を見て下ればいいと柏野山に向かった。
          
2つ目の水路を横切るとお地蔵さんが祀られていた 盛り土されたような道もある


                      
この辺りから尾根が広いので踏み跡もはない、何処でも歩かれるのである、時々テープが有るので道であると思うのだが・・・・、適当に歩いているとピークとは思えないのだが大垣さんのMTBのプレートがぶら下がっていた。ここまで来たら引き返すか柏野山まで行かないと帰路が分からない、最悪歩きたくない登ってきた道(同じ道)を下る覚悟で柏野山に向かった、だだっ広い何処でも道の平らな場所に出た。此の様なところは非常に不安になる。
          
大垣MTBのプレートがぶら下がっている 何処でも歩かれるので不安さはます



ナビ片手に歩き易いところを柏野山に向かった。12時過ぎであるが食事する気など起こらない、南東に踏み跡があり北に明瞭な道がある。この道が国土地理院の古森に下る波線だろうとコンパスを見ながら下るが、何時まで歩いても北に向う。地図と睨めっこするが波線がやたらとある。案内でもないと別荘地に下れないかも!と引き返すことにした。諦めて同じ道下ることした。ピーク辺りで南西の方向に踏み跡がある。赤テープも木に巻かれていた、急斜面であるが思い切って下ってみることにした。この尾根がひどいのである。途中から大きく切れ込んだ沢(尾根道のはすだが・・・)沢は土砂止めの石が積まれている。
          
ここも味気のない柏野山、三角点はある? ピークからの南西の急斜面斜面



沢の両側 見た感じ、歩き易い方を右に左に下る。ナビを見ると目標地に真っ直ぐに下っている。滑り止めの手袋を着け木に捕まりながら滑っているのか歩いているのかどんどん下る目標値迄約400m弱で林道に飛び出した。ほっとする、と同時に新緑の艶やかさに目がしみこんでくる。安心したら足腰が痛み出した、にも関わらず林道の様子を見に行く、少し登ると倒木と岩で車の通行は不可能である。この道歩いていけばまた柏野山に行けるのだろうかと思うが身体のこと考えてゆっくり下る。暑いので川に降りたいが簡単に降りれそうなところが無、無理して川まで行く元気はない。
          
右の沢から林道に出てきた 新緑がまぶしい林道である



やっと視界の広がった縦貫道路の側道に下ってきた、虚空蔵山、八王子山、黒頭峰、夏栗山が一望できる。ここからは炎天下の舗装道路である。以外とと風が吹いてくれたので思ったより暑くなかった。側道の一番高いところで以前歩いた山を見ながら昼食とる。山陽道がない時、十数回は走っている中国縦貫道路、まさかこのような場所を歩き、食事するとは・・・・・、車の音がなければ非常に良い所である。
          
側道に下った辺り 側道から中国構想道路を見る



測道終点から国道に下り、藪こぎ覚悟で履いて行ったズボンと塩(汗が乾いて)で真っ白になったリュックを担いで国道を歩く、某氏は石金山から国道を延々と歩いた時、背広を着て歩いたら良かったと言っていたが、歳を取ると恥も外聞もない、黙々と農道に向かって歩く!、それも他人の家の花を写しながらである。14:07車に無事着いた。
着替えたらもう写真撮るために持ってきたカメラを持って写真を撮りに行く元気はない。

帰路二郎イチゴを土産に買うため店に入る。山歩きが好きなおばさん(私より若い!お姉さんか??)が、いろいろ山の話をしたがまけてはくれなかった。 まけてくれなかったから言うのではないが三木の方で購入するイチゴの方が美味しい!

海見山、柏野山は楽しくない山であるが一寸冒険好きの人は良い山かも知れない!