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点名上本庄-西鎌倉山 巡視路散策 (三田) |
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所要時間 :上記の所要時間は休憩含まず、写真写す時間は含む 大音所公民館P7;53 →ゲート8:05 →巨大岩9:15 →ピーク(約480m))9:31 →点名上本庄10:02 →鉄塔#31(10:10) →分岐(#32へ)10:12 →奥山川10:57 →鉄塔#32(11:23〜11:30) →奥山尾根(巡視路)12:13 →鉄塔33(昼食)12:23〜13:05 →巡視路分岐(#34へ)13:24 →鉄塔#34(引き返し)13:45〜13:50 →巡視路分岐14:06 →金剛寺(巡視路口)14:23 →鉄塔#35巡視路口(途中引き返し)14:44 →鉄塔#36巡視路口(引き返し)15:03 →大音所公民館P15:43 |
先月奥山縦走した時、点名上本庄から西鎌倉山までの巡視路が気になり、歩くことにした。点名上本庄は南の大谷山から続けて歩かれることを知った。大谷山から北のピーク440mから西のピーク367に下ってしまったが、北に歩けば峠(1)に出られたようだ。初めて歩く山の難しさだ。今回我が参考地図の1地点、峠(1)から歩くか、巡視路口Aから歩くか迷った。巡視路のピストンは味気ない!現地に早く着いたこともあり、峠(1)から歩くことにした。公民館に駐車して地元の人に許可をとって、峠(1)に向かった。人が歩いた地図がないだけにGPS頼りだ。山喜多さんの書かれた記事沿って歩いた。 |
大音所公民館P | 矢印の道に行く |
山喜多さん書かれたとおり、矢印の道からすぐ右の道に行く。(上記の起点図参照)すぐに大きなゲートがある。ゲートはきつく電線で開き難い!ほとんど開けないゲートだろう!中に入り元に戻して通電線の柵?をまたいで通電線に沿って歩く。 |
出入りのほとんどないと思われるゲート | 獣除けの通電線(左) |
歩いている方向は北で、GPSに入力した峠(1)から遠ざかる。引き返そうと思っていた時、北東方向に明瞭な道があった。GPSで見るとピーク(約430m)に向かっている。歩きやすければいいか!と歩いていくが道?は滝状の辺りで分からなくなる。浅いヤブだから適当に歩きやすい所を歩く。 |
遊歩道のような道なのだが・・・・ | 途中で滝のような所から、薄い雑木林を歩く |
峠(1)からの道か?踏み跡のはっきりしたヌタ場に出てきた、鞍部側の様子を見に行くと、シダが多いが踏み跡はある。後で分かったが峠(1)からの道ではない、1つ西の尾根の踏み跡であった。 |
水のなくなったヌタ場 | 峠(1)の西の尾根の踏み跡である |
ここからは楽だと思ったが、甘かった、ヌタ場を過ぎてすぐ踏み跡などない急登のヤブになる。急登だから登りやすい所を歩くから踏み跡など分からないようだ。木をかき分け、掴まりながら登る。ヤブの中から突然大岩が行く手を塞ぐ、右側に迂回してよじ登ると、また巨岩にぶつかった、ここも右に迂回することにした。 |
好きなように歩いていた目の前に現れた大岩 | 大岩を避けて登っていくとまた巨岩が現れる |
巨岩をよく見ると上に上れそうと思い、巨岩の脇に行きヤブをよじ登る。巨岩の先端には行く度胸はないのでへっぴり腰で南の展望を見る。巨岩の展望所は春の風を受けて気持ちがいい。 |
巨岩に近づいて横から見る | 巨岩の上(正面はP約440、奥が大谷山だろう) |
大谷山を縦走した時、P約440mから西のP367経由して上本庄のテンプロジェクトという会社の横の密集したヤブを苦闘して下った稜線とテンプロジェクトの会社が(展望写真の右の木の間に見える工場)見える。 |
巨岩からの展望、左奥:千丈寺山、正面奥:大谷山、左:須磨田三山 画像をクリックすると大きくなります |
ここにいたいがそうも行かず、急登のヤブを登っていくと、ピーク(約430m)に着いた。ここからはしっかりした尾根道になる、 |
約430のピーク近くの急登なヤブ | 約430mのピーク辺り |
しっかりした尾根道になった所からやたらと赤いテープが目立つ、ピーク(約430m)で峠(1)から道、確認し忘れたが上青野から登った人がいるかも知れない!平坦な尾根を歩くとやがて下り道になるが、この辺りで、北に点名上本庄が見える。 |
P約430m辺りから明瞭な踏み跡となる | P約430の北端辺りから点名上本庄を見る |
下り道の辺りから北東の展望が見える、奥の高い山は多分点名峯ヶ畑(P659.8)だろう。下ってから急登を登り切ると展望も何もない尾根道と思える所だ。誰かが木に点名上本庄と書いたものをくくりつけていたので山頂とわかるぐらいの感じだ。ほっとしたのか気分が悪くなる。約1.6kmを2時間以上かかっていた。気温も暑く26℃だった、熱中症になる警告である(経験済み)。 |
P約430の北端からの北東方向の展望 | 展望もない点名上本庄 |
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気分が悪くても記念撮影はする。ここからは平坦な尾根道であったが。鉄塔#31から下った奥山川から帰ろうと思いながら平坦な道を歩く、10分ほどで鉄塔#31に着いた。#31も展望はあまり良くないし、気分が悪いので、少し休んで奥山川へ下る巡視路に向かう。 |
気分が悪くても記念写真は忘れず写した | 爽快と言うほどの展望ではない、鉄塔#31 |
巡視路は鉄塔から北に約200m弱にあり奥山川・上青野に下る巡視路と尾根道に分かれる所に着いた。3方向とも分岐点では明瞭な道だ!気分が良かったら多分P571(約600m北)まで行っていたのだが、そのような気分にはなれなく、奥山川方面の巡視路を下る。 |
巡視路と縦走尾根との分岐、左に下る | 明瞭な尾根道 |
巡視路と言っても厳しい道もある、尾根道より荒れた巡視路を下っていく!11時半頃巨岩の隙間に大きなスズメバチの巣がある、じっと巣を見るがスズメバチが飛んでる気配はない!それでもそーっと近づき様子を見ると少し壊れた空き家だ!多分もうこの巣には新たに住むスズメバチは居ないと思うのだが、ここの巡視路は要注意である。 |
点名上本庄から奥山川に下る巡視路、荒れている | 巡視路の途中にあるスズメバチの巣 |
荒れた巡視路でもヤブコギより楽である。深い落ち葉の巡視路をゴロ石に注意して下る。11時前に奥山川に下ってきた、川で頭から水をかぶり、頭を冷やし、少しこの辺りの新緑を眺める、いい時期である。川沿いの道を少し下ると林道がある、駐車地に帰るか、奥山の一尾根超えるか少し迷ったが、下り道で少し楽になったことと、頭を冷やしたので気分は楽になっていたので尾根を超えることにした。巡視路口の手前に林道があるが、巡視路と合流するだろうと思い林道を歩く、すぐ巡視路が横切っていた。 |
沢に下った辺り、正面は溜め池への道 | 沢沿いには小滝が多くある |
火の用心の目印はないが横切っている道を登る、急な道だ、ロープまで設けられている。地元の人が設けたのかも知れないが一度体調が悪くなると元気は出ない、ゆっくり休憩しながら登れば何とかなると、鉄塔#32まで僅か300m程度の道を30分かけて登った。ここからの展望は良い!気分が悪くならないよう10分ぐらい休憩する。 |
沢の小滝ばかり気が向いて急斜面のヤブに入り込む | 道を間違えた急斜面で奥山の稜線を見る |
鉄塔#32から点名上本庄尾根を見る(鉄塔右:点名上本庄、右奥は大谷山? 画像をクリックすれば大きくなります |
地図を見ても尾根まではまだ先である、緩い巡視路となるが、ヤブコギがかなり堪えたようだ、緩い巡視路でも陽が当たるので気温が28℃と高いので更にゆっくり歩く。もう西鎌倉への巡視路歩きは止めると決めていたので急ぐことはない! |
鉄塔#32、正面は天神岳 | 鉄塔からの緩やかな巡視路 |
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12時15分頃、4月に歩いた「奥山縦走」の尾根に着いた、鉄塔#33に向かって巡視路を下るがプラ階段、イノシシがほじくり返して歩きにくい、12時半前に鉄塔#33に着いたが食欲がない!着替えて木陰で30分近く休んでいた。少し楽になった所でお茶でおにぎりを流し込む!(昔のラーメン定食が懐かしい)13時過ぎ鉄塔#34に向かう。 |
鉄塔#32側の巡視路から見た尾根合流地点 | 鉄塔#34に向かう巡視路から西鎌倉山を見る |
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巡視路は荒れていたがやはりヤブ道より楽である、のんびり下るが、気の合間から見える送電線から離れていく、点名上本庄の尾根以外はGPSには地点を入力していない!予想の反対の回り道だと思いながら下る。 |
プラ階段も少ない落ち葉の深い巡視路 | 荒れた所もある巡視路 |
下っていくと巡視路の分岐があった??、分岐から鉄塔#34は登らなくてはならないが、ここまで来たら行くしかないと、広い巡視路を登っていく。20分ぐらい歩くと鉄塔#34に着いた。展望は今ひとつである。ここから鉄塔#35に行く巡視路を探すが周りはヤブである。しかたなく引き返す。 |
鉄塔#34 | 鉄塔#34から須磨田三山(手前天神岳)を見る |
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15分ぐらいで巡視路分岐に戻ってきた。ここからの巡視路も荒れている、下っていくと、下見していた巡視路口と全く違う金剛寺裏に出てきた。下見したのは鉄塔#35の巡視路口だったのだ。 |
荒れた巡視路 | 金剛寺裏の巡視路口 |
金剛寺にお参りして、舗装道を下ると獣除けか?ゲートが設けられていた。ここのゲートは開けられない!石垣に登って道に出る。 |
金剛寺本堂 | 金剛寺の道にあるゲート(開かない) |
農道を歩いてゴルフ場への道から鉄塔#35への巡視路口に向かう、車では近かったが歩くと遠く感じる。(巡視路口の様子は奥山縦走を見て下さい)川を渡り巡視路を少し歩くがここも荒れた巡視路で登りだ!足が進まず引き返す。西鎌倉山の巡視路は歩くかないが、巡視路口の様子を見に行く。道路脇の石垣に設けられた階段を登り、石垣の上を少し西行くと巡視路のプラ階段が見えた、歩かないと決めていたし、標高差も地図を見ると250mぐらいある、15時を過ぎているし、体力も失せていたので駐車地に向かった。 |
石垣に設けられた巡視路口 | 石垣の上を少し西に行った所から巡視路を見る |
帰路、車道を歩くのは疲れがどっと出る!公民館まで2km強の県道?310を歩いて15時40分過ぎ大音所公民館に戻ってきた。この山もダニ除けして歩いたが効き目はなかった、途中何度も叩きおとしたが、着ていたもの全部着替えてビニール袋に入れて帰路に着いた。 今回は鉄塔#35の巡視路、西鎌倉山への巡視路歩かれなかっただけに、満足感がなく疲れは大きかった! 山歩きは目的を達成できたら疲れは少なく感じるが達成しなかった時は疲れが堪える。 山歩き、歩く道が分からない時は巡視路だと思っても十分に余裕を取る必要があること改めて考えさせられた。 三田の山はヤブコギが多い!若ければ面白い山歩きだろうがもうヤブコギは私にはきついようだ。 |