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高千穂北谷道散策
(たかちほきたたにみちさんさく)

矢岳登山口〜高千穂河原往復
2007年11月4日歩いた矢岳−龍王山
                                                                                                                                       
参考地図  参考高低   (起点Mapion) 
日時   :2015/10/13(火) メンバー :単独 登山口 : 起点は矢岳登山口駐車場
歩行距離:約12.3km 所要時間:約5時間45分 登り:約時間分 下り:約時間分

所要時間 :
駐車場9:30 →林道終点(引き返し)9:48 →矢岳登山口B9:55 →分岐A10:03→ 分岐B10:33 →分岐C11:05 →高千穂河原(昼食)12:15〜12:40 →分岐C(炭化木へ)13:35 →引き返し14:02 →分岐C14:40 →分岐B15:06 →分岐A15:28 → 分岐Z15:35 →駐車場内登山口A15:44      分岐Zは登山口AとBの合流点 


カーナビに頼ることより、感で走る方が正しいときがある。2007年に歩いた矢岳−龍王山の登山口の記憶は八幡山と混同していたから、案内@(分岐)で車載のナビに入れていた緯度・経度の位置に向かって走った。ナビでは目的地に向かっていたが、荒れた林道になり、砂防ダムで道はなくなっていた。元の案内@(分岐)まで戻り左に進み、2つ目の案内A(分岐)を案内通り右に行く。(ここは分かりやすい)
      
案内@:左(高千穂峰・矢岳登山口)に行くのを右に走った 案内A:ここは分かりやすい案内(分岐)右に行く


2007年に来たところだが、駐車場は記憶に残っていた。駐車場から登山口Aがあるのだが、2007年に歩いた別の登山口Bがある林道を行く!記憶とは当てにならないもので登山口Bを見過ごし林道終点まで歩いた。また多時間のロスである。
      
記憶に残る2007年と変わらぬ矢岳登山口駐車場 当てにならない記憶で林道終点まで歩いた


林道を引き返すとき高千穂峰が見えるところがあった。1200mm(35mm換算)で稜線を見ると2014年4月に山頂目前で断念した鳥居が見える。山頂のある山に行かなくても、写真を写しながら山道を歩くのもいいものである。
      
林道から見る高千穂峰と二子石(左) 2014月4日、稜線中央の鳥居(神域?)で断念したところ
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林道を戻る途中、朽ちた分かり難い案内がある。8年前の道、記憶は矢岳登山口A・Bと炭化木への分岐ぐらいしか残ってない!
      
分かり難くなっていた登山口 2007年歩いたときの記憶にない倒木(当時はなかった?)


駐車場脇登山口から約0.8kmで分岐A(矢岳:谷越えコース)に着いた。目的が高千穂河原の三角点だからそのまま真っ直ぐに行く。少し歩いたところで木々の間から御鉢が見えだした。外輪を歩く人の姿が見える。ここを歩いたのは新燃岳噴火の前の2004年だ!
登山道も噴石で変わっているだろう!
      
分岐A(右:矢岳、左高千穂河原方面) 御鉢の外輪を歩いている登山者


分岐Aから約0.8kmで分岐B(矢岳:南面コース)についた。記憶は全くないが雰囲気の良い道だ! (当時もこの辺りから明るい雰囲気の良い道であった記憶はあるのだが・・・・)
      
分岐B(右:矢岳、左高千穂河原方面) 気持ちの良い遊歩道?である


分岐Bから約1.2km歩くと炭化木との分岐Cに着いた。2007年に龍王山で宮崎市の人から炭化木を見に行かないか!と誘われたが、、自信がなかったので断ったが、行っておけば良かったと思う。(今は国土地理院地図に龍王山から炭化木に下山できる波線がある)帰りに時間があれば寄ることにして、高千穂河原に向かう。
      
分岐C(右:炭化木、左高千穂河原方面) 違う道を歩いたようである


炭化木過ぎた辺りからは御鉢が、木の合間からだがよく見えるようになる。写真は御鉢の馬の背あたりだろうか??

御鉢の外輪を歩いている登山者


この辺り枯れ木が白くなり気持ちの良いところだ。
      
高千穂峰と御鉢 この枯れた木は昔からだろうか?新燃岳の噴火後か?

      
中岳が見えだす 高千穂峰から離れていく


良い景色が多いので写真ばかり写して予定よりかなり遅れた。炭化木は見られなかったら次の機会に矢岳−龍王山−炭化木を歩けばいい!とのんびり写真を写しながら歩く。
      
何処でも歩かれそうな道、良い雰囲気の森である 標高1021m辺りから見る中岳
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ピーク辺りの広いところ(ミヤマキリシマの群生地?)の中から高千穂峰がよく見える。龍王山・矢岳も中岳も見える頭上には何もない良いところだ。
      
遠く離れた高千穂峰だが人?の右横に天の逆鉾が見える ピーク辺りはミヤマキリシマの群生地のようである
画像をクリックすると大きくなります ここが鹿ヶ原のようだ(1021m)

高千穂河原に着いたが三角点(984.2m)を探し回ったが見つけきれなかった。古宮跡で昼食をすませ、12時40分頃引き返す。途中御鉢への登山道の外輪辺りを5人の人がいた。この時間からでも高千穂峰は登られるようだ。
      
古宮跡への鳥居、奥は御鉢 御鉢への登山道の外輪西端辺り


帰りは写真をあまり写さず炭化木に急ぐ!分岐Cに13時35分に着いた。(分岐Cにある案内に炭化木迄の距離が書いてあれば歩く目安になるのだが)秋の日は短いので東斜面になる帰路、明るい内に登山口まで戻ることを考えて14時まで歩くことにした。約1.2km歩いたところで2本目の水のない川に出た。14時過ぎなので炭化木を断念して引き返した。後で軌跡を見ると300mほどで炭化木地帯だった。残念であったが、機会があれば矢岳−龍王山−炭化木を歩くのも良い!(分岐Cから炭化木地帯まで約1.5km程度)
      
分岐Cから以前歩いた1本目の水のない川 駐車場脇の登山口に向かう辺り(分岐Z辺りi) 


駐車場脇の登山口Aへの道は杉が多いので薄暗い、道は何処でも歩かれるようなところがあるから暗くなったら要注意かも知れない。

駐車所脇の登山口A、ここに戻ってきた。


矢岳駐車場から高千穂河原迄の間に見つけた花と生き物。
      
ヒョウモンチョウと思われる? 高千穂河原で見つけたハンミョウ

      
狂い咲きのミヤマキリシマ 写したかったカケス、それも木の実を銜えていた
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矢岳−高千穂河原は谷筋の道であるがごく一部を除いて雑木林の気持ちの良い散策であった。出来ることなら炭化木を見られたら良かったのだが、秋の日暮れは早いので東斜面の道は早く暗くなる。後300mで炭化木地帯に行けたのだが、案内には距離が書いていないので、安全を優先して14時で引き返した。
単独での山歩きは帰路の状況を考えて早めに下山することも大事だ。