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清水山〜行者山 (三田)
(しみずやま) (ぎょうじゃやま)
363m   349.2m
                                                                 行者山=点名大原山         
参考地図  参考標高   起点(Mapion) 
日時   :2012.06.29(金)晴れ メンバー :単独 登山口 :八王子神社 
歩行距離:約2.9km 所要時間:約2時間50分      周回

所要時間 :
八王子神社境内9:04 →尾根取り付き9:10 →尾根9:20 →十字分岐9:24 →園児掲示板9:24 →参道9:39 →ピーク(330m)9:44 →清水山10:04 →廃林道10:47 →(溜池散策) →溜池堰堤奥(行者山登山口)10:58 →行者山11:1111:49 →溜池放水路脇の破線へ11:54 →引き返し12:03 →登山口12:09 →(廃林道) →法導院12:25 →八王子神社12:33   


昔から有馬街道は走りたくない道だった!7時に家を出て八王子神社に着いたのは9過ぎだ、平均時速20km以下である。神社に着いたら丁度地元がいたので、駐車場所を聞くと ”邪魔にならないように八王子神社境内の隅に止めればいいと親切に行ってくれた。準備をして神社入り口の左(西)の道へ歩いていった。
        
八王子神社境内に駐車させて貰った 神社入り口の左(西)の道に行く

            
良い道は県道に出るのでどこからか山に取り付かねばならない!踏み跡らしきところから北に歩き始めるが直ぐヤブだ!踏跡か獣道か木の隙間か分からないが歩きやすい所を適当に歩く。15分ほどで尾根に出た、良い道だ!これなら楽に歩けると思った。
       
山麓の道から踏み跡のあるヤブに潜り込む 尾根?に着くと明瞭な道になる


気持ちよく数分歩くと十字分岐らしき鞍部に出た。右(東)薄い踏み跡だが左(西)は分岐から見た範囲では明瞭だった。いつもなら左右の道を散策するのだが、この先大藪を歩くことが想像できていたので寄り道しないで良い道を歩く。十字分岐から直ぐの所に園児達が名前を書いた掲示板?が4枚ほど木にぶら下がっていた。掲示板の辺りに2箇所Y字分岐があるがこの2つも脇道せずに右の道を歩いていく。2つ目のY字分岐過ぎると直ぐにヤブになってた。
        
尾根から少し下った鞍部の十字分岐 十字分岐直ぐ近くのY字分岐辺りの園児の掲示板


適当に歩きやすい所を歩いていたら大岩の横に出たので回り込んで岩の上に行ってみた。岩の上からは僅かだが展望が見られた。冬場だと有馬富士も見られそうなヤブ山の唯一の展望所だ!(私が歩いた範囲)
        
2009年の時に園児が書いた掲示板もある ヤブの中に現れた大岩


右上の写真の大岩から見た展望、木々が邪魔で僅かしか見えないが展望が見る唯一の場所だった。三田の高層新興住宅街や六甲山系の摩耶山(通信塔が多くあるので直ぐ分かる)などが見える。登山道があれば森林浴の出来るいい山になるかも・・・・
        
右上の写真の岩から見た三田市街地 横たわる六甲山系も見える
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岩場からヤブを進と数分で広い参道?に出てきた。ここでも登って来ている参道を散策せず、山側の参道に向かうと直ぐ祠が祭られていた。山の神を祭っている感じである。お参りして先に進むと岩を積み重ねた祠?があった。ここでもお参りするがこの先道がヤブっぽくなる。この辺りが小ピーク(前山=約330m)らしい。
        
突然飛び出した参道? 「山御一同の大神」と書かれた祠


参道に飛び出して縦数メートルでまたヤブ状の道になっていく、この参道を歩いてくれば、ここまでは苦労はしなかったのにと思うい、帰路廃林道や神社裏を散策することにした。(Webでは参道入口はない?)広い参道はどうなっているのか??
        
参道?に出て2つ目の祠(前山?) 2つ目の祠を過ぎて直ぐのヤブ


歩きやすい所を歩いていたら山頂と違う方向に歩いていた!どこでもヤブなのだから適当に歩く!窪んだところ(昔は参道?)辺りでGPGを見ると山頂を通り越している!山頂らしきところに戻り辺りをうろうろすると清水山と書かれたプレートがあった。これがなければただのヤブのピークだ。
        
昔参道だったのか?山の裾から見られる窪地 プレートがなければ山頂とは分からない


休むことも散策することもなく点名大原山(行者山)に向かう、歩いてきた道を少し戻ってから廃林道側に下るようだが同じようなヤブ・ヤブ・ヤブだ!安物のGPGは歩いているとき以外、進行方向が信用できないので、磁石を見て清水山、東斜面ヤブを南に下っていたら東に窪んだ沢?の脇に踏み跡?があった、しばらく窪みに沿って下るが方向がずれてきたので、強引に東に向かって強引にヤブを掻き分け下ると清水山から50分弱で廃林道に出てきた。
        
清水山からの下りのヤブ 歩けども変わらないヤブ・ヤブ・ヤブだ!


廃林道からはもうヤブはない!廃林道を歩いて奥の溜池の堤防の上に出る。ここから点名大原山(行者山)が青葉で美しい、下流の溜池に戻り堤防の奥(登山口)から歩くが歩く人が少ないのだろう、道は荒れているがヤブではないだけ助かる。
        
廃林道へ左斜面から下ってきた 奥の池から見る点名大原山


溜池の奥の登山口から15分足らずで山頂に着いた。この山も展望のない山だ!下山道を調べると東側に踏み跡があるがヤブっぽい道は散策したくないので止めた。昼食には早かったがここで昼食とした!ゆっくりとしようと思うのだが蚊が多い!食事を済ませ下山する。国土地理院地図には溜池から破線がある、北側の破線は確認できなかったが洪水吐からの道?に入ると、じゅくじゅくで竹が朽ちてとても歩く気は起きない!途中で引き返し、楽な廃林道を東の斜面を気にしながら下った。途中で一箇所踏み跡があったがここもヤブっぽいので散策せず下る。
        
三角点近くに小さく点名大原山のプレートがある 洪水吐から流れ出る川沿いの道?


林道を下っていくと、倉庫?の脇から溜池からの破線と思われる道がある。小さな溜池の奥に踏み跡があったが谷筋の竹林は歩来たくなかったので、引き返すて廃林道が舗装道になった辺りの法導院で清水山での参道道を探すが見つからなかった。朝、八王子神社の裏は調べていないので八王子神社に戻り裏を散策するが参道のような道は見つけられなかった。
        
法導院の鐘楼 修復中か?建物には黒い幕で囲われていた


清水山は不思議な山、ヤブと広い参道(出入口はない)、園児が名前を書いた掲示板、どうやってヤブの中にぶら下げたのか?祠には地元の人はどのようにして行くのだろうか?園児の掲示板園長か誰かが吊り下げたのなら意味のない掲示板だ。
この里山(清水山)秋にでも散策すれば不思議な謎は解けるかも・・・・・
暑さとヤブで苦しんだ短い山歩きだった、趣がなくても計画通り踏破出来た喜びは疲れを和らげてくれる。
飯盛山も歩けたらと思っていたが無理すると2月に歩いた鳥ヶ岳の二の舞になると帰路についた。
山歩きで気になることは里山が荒れ放題になっていることである!山の薪でご飯を炊く家などないからしかたないのかも・・・・・