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妙見山 (山南)
 (みょうけんさん)
464m
                          
、  
                    
- 参考地図 参考標高 起点(Mapion)
日時   :2007.01.09(火)曇り メンバー :単独
歩行距離: 所要時間:約時間分 登り:   下り:  

所要時間 :
林道脇(P)9:19 →尾根(谷筋から東の)10:20 →山頂10:30〜10:45 →(尾根を下る) →林道脇(P)11:25 →林道終点11:29 →分岐(左)11:34 →引き返し11:45 →分岐(右)11:51 → 看板11:57 →坂峠12:13〜12:42 →(同じ道を下る) →林道脇(P)13:00 


山南妙見山はまともな道がなさそうであったが2005年1月、妙見山に登れなかった事から新年の初山歩きに決めた。計画としては坂峠から妙見山を往復してP421に登り以前引き返した地点辺りまで行って、石金山に戻り小新屋観音に下る予定で朝7時に家を出発した。9時小新屋観音に寄り、無事を願ってから坂峠に向かう、林道を登って行くと9:15林道の広い所から右に広い道が目に付いた。Y氏が下山してきた所と思い込み準備をして9:19登り始める。快適な道である。
          
駐車スペースのある林道脇(右に広い道有り) 歩き始めて10分ほどの所(快適な道で有る)


林道脇Pからナビはほとんど受信不良であったが道が快適そうな為ノンビリと登り始める、(案ずるより産むが易し)と今年の快調な出だしを喜んだのもつかの間、20分も歩かないうちに道?は沢のゴロ石を歩くことになる、滑るし木の枝は踏むたび飛び跳ねるし、転ぶしで意気消沈気味になる。和田寺山の道無き植林帯を登ったことを思い出す。ナビに入力した山頂も全く指示されない。引き返して坂峠から登ろうか地図を見て検討する。左の尾根の方が歩きやすいかもと10:20頃尾根に向かう、直ぐ尾根に付くと谷筋に比べ遙かに歩きやすそうであった。
          
全く踏み跡のない谷筋 思い切って左(東)の尾根に出た尾根状態
国土地理院に波然載る谷筋−小野寺峠まで


尾根は枝打ちされた歩きやすい状態であった。尾根を登り始めると直ぐ 『山ヶ村』 と書かれたプレートが何枚も尾根に沿って木に括り(スプリングで)付けられていた、尾根を歩き出して10分も歩かないうちに山頂に着いた。展望も山頂を示す表示も全くない、ナビすら受信不良である。北方向に 『三ヶ村』 のプレートが連なって木に括り付けられていた。ここも枝打ちされ歩き易そうであるが何処に下っているのだろうか?
          
山頂の表示も誰のプレートもない山頂 北に『三ヶ村』のプレートが連なっていた


山頂と南東の小ピークを行ったり来たりしてP421に下る道を探すが踏み跡もテープも見つけられなかった。坂峠の緯度を入力していたナビも役に立たず、新年早々無理することはないと尾根道を下る事にした。尾根にはピンクの小さなテープが木に巻き付けられそれに沿って下っていく、鋭角に枝打ちされた木は要注意で有る。注意しながらゆっくり下り尾根も緩やかになった辺りからテープも無くなったので登った時の谷筋へ向うと直ぐ広い道に出てきた、11:24 林道脇Pに下って来た。目的の坂峠を確認しておきたかったのでそのまま林道を登って行く、3分ほどで林道終点に着いた。
          
ピンクのテープを頼りに尾根を下る 坂峠に向かう林道の終点


林道終点からもハッキリした道が続いていた。林道終点から5分程度で分岐があり右は沢を渡っており、真っ直ぐは登ってきた道の延長上の広い道である。真っ直ぐ登って行くが直ぐに道はなくなり何処でも歩ける植林帯となる、左(東)の尾根に向かったが尾根も同じような状態なので適当に分岐まで下り分岐の右道を登る(テープが木に巻き付けてあった)しばらく登っていくと 『暮らしを支える森づくり事業』 の大きな看板が立てられていた、道の両斜面には木にピンクのテープが巻き付けられていた。
          
分岐(右が坂峠への道、左の道は自然消滅となる) 『暮らしを支える森づくり事業』の大きな看板


斜面の木に巻き付けられてるテープ方向は道とは思えないがどちらも植林帯なので歩くことは出来そうではある。この辺りから坂峠への道も分かり難くなるが道は所々ハッキリ有り谷筋の真ん中を登れば尾根に行けるはずとかなり急な道を登って行く、20日ぶりに歩くためか足が引きつり出す。10歩登っては一休みしながら前方が明るくなってきた坂峠に登っていく。12:13やっと坂峠に到着、左右の斜面には木にピンクのテープが巻き付けてあり、P421へと妙見山への目印と思われたが歩く人は少ないようである。真っ直ぐにも踏み跡が下っており小野尻集落に繋がっているものと思われた。足が完全にくたびていた為目的の石金山行きは諦めゆっくり休憩してから同じ道を下山した。引きつる足をなだめながら13:00林道脇に戻ってきた。沢で身体を拭き着替えてから旧小野尻トンネルを見るため小野尻峠に向かった。
          
坂峠 小新屋集落から見た妙見山




山南妙見山はまともな道は無いと覚悟していたが林道終点手前の左から広い道を200〜300mほど登り適当に東の尾根に行けば割と楽に登られる山である、ただ山頂から坂峠に下る目印が見つからなかった。どうも尾根の途中から下っているようである。坂峠には両斜面に向かって賑やかにピンクのテープが有るので分かりやすいが逆の坂峠に下るには妙見山もP421からも目印が無い(気が付かないのかも知れないが)ので初めて歩く人は分かり難いと思われる。
家に帰ってナビデータと “Yさん” の地図を見ると山頂から北に『山ヶ村』と書かれたプレートが並ぶ尾根は “Yさん” が下ったルートのようである。
展望も趣も全くない今年初歩きであったが2年前に登られなかった山を無事歩かれたことと、4つの妙見山が一直線に並ぶ最後の妙見山を登ったことで一直線上の4妙見山(詳細はYさんの 妙見山直列 を参照下さい。)歩きも達成出来、今までと違った山歩きのた満足感があった。満足感は苦しい山歩きでも疲れを多少癒してくるようだ。    妙見山直列は修正時(2022年)確認できなかった。