目の覚めるような新緑のモミジ JR田尾駅(無人駅でもエレベータがある)
この渓谷、素晴らしい緑と圧倒される岩は多い 城が丘広場、右がロックカーデン(手前に歩く)
落石でひん曲がった鉄塔(2カ所あった) 第二北山トンネル出口(左から出てきた)
黒くなっている部分が滑り落ちた所 旧福知山線の電柱基礎跡
第二北山トンネル入口(名塩側から) 第二北山トンネルの脇道?
清流なら水遊びが出来る場なのだが 滝がある、木で見えないが数カ所滝があるようだ
右上の写真柵終わり地点から川の石を見る 青空なら最高の新緑だったのだが
武庫川沿いの廃線道 武庫川沿いの廃線道

★日時
★登山口
★メンバー
★参照地図
2008.05.30(金)曇り
西宮市名塩新町(JR西宮名塩駅)
単独
国土地理院【宝塚(京都&大阪】
参考地図
参考標高
入口(Mapion)

消費カロリー :約1,450kcal(山歩きだけ)

歩行距離 所要時間
−− 約10.2km 約4時間40分
−− プラス約3km −−
所要時間
西宮名塩駅(起点)8:48 →廃線(入口)9:23 →第一北山トンネル9:40 →第二北山トンネル入口10:09 →(雑木林を歩く)→第二北山トンネル出口11:17 →清滝尾トンネル11:40 →第一長山トンネル11:45 →展望広場(昼食)11:57〜12:12 →親水広場12:14 →遊歩道散策(途中引返) →親水広場13:27 →第2長山トンネル13:27 →第三長山トンネル13:30 →JR武田駅尾(終点)13:55

体調を崩し18日ぶりの山?歩き、心の癒しと体調の確認のため平坦な武庫川渓谷を歩くことにした。宮崎の加江田渓谷と同じようなもので有る(木材運搬用廃線)。8時過ぎ名塩駅に着いたが道が分かり難い、8:48適当に歩き、広い地道との分岐にでた。左の広い地道を歩いて行くと学校の校庭に出てしまった、引き返して道を尋ねパーマ屋さんの前の細い道を下ると廃線に出てきた。道を聞いた人から4/28日、2つ目のトンネルから先の細い道でまむしに噛まれた人がおり大騒動になった、単独で歩かれるようなので十分注意してくださいと言われた。マムシの話を聞くと風景どころか下ばかり気にして歩く。

旧福知山線だから道は広く平坦である。マムシの話が無く晴れていたら最高の新緑を楽しめただろうに! 川の水が多いが濁っていたのも渓谷の景観を悪くしていた。広い平らな道なのだが足下を注意してゆっくり歩く。

のんびり歩いていくと岩が人の火を似見えると言う案内板が立てられていた。マムシのことが頭から離れないので一寸見たたででは人の顔にはみえない!写真だけ数枚撮って歩いていく、早速蛇が一匹、身体を温めに来ていたのかコンクリートの上から逃げ出した。嫌な雰囲気と思いながら歩いていたら大きな蛇が、これまた草むらに一直線に消えていった。

2つ目のトンネル(第二北山トンネル)までは問題ない!と説明してくれたが、出会たくないのに2匹もお出迎えをしてくれた。平坦な道で広いので先の方まで見渡せるからあまり驚きはしなかったが気持ちは悪い、第一北山トンネル、LSDの懐中電灯を付けるが役に立たない!電池入れ替えたばかりなのに!真っ暗なので注意して歩く、トンネルを出ると渓谷らしい雰囲気が強まる。少し歩くと滝が見えた。近くからは位置が悪いのか滝は見えなくなる。写真になる滝は写されなかった。

汗もかかずのんびり歩ける渓谷である。やがて問題の2つ目のトンネル(第二北山トンネル)が見えてきた。しっかり聞いておれば脇道が細い登山道とは思わなかったのだがここから先マムシがいたのだと頭から思いこみ、皆脇道を歩いていると手前の踏跡のしっかりした脇道をスティックを振り回しながら歩き始める。踏跡は川の近くと山側に分かれている、蛇のこと考えて急斜面の山側を歩くことにした。

歩き始めると急斜面、好き勝手に歩いているらしく道など無い!、木に捕まりながらスティックで身体を支えながら歩くが滑ること十数回、少し滑るぐらいならまだ良い、滑り台のような沢が数本有る、掴む木が一本もないので注意して横切ろうとしたのだが滑ってしまった、かなり急斜面止まらない目の前から絶壁になっているのか先が見えない少し手前でやっと止まった。もうだめかと思った。スティックの先のゴムは吹っ飛んでいた。這うようにしてやっと横切れた。

もうふらふらであったが、また命拾いした場所写真写すのをすれたが、上の右写真の前だったと思うのだが岩場で針金が岩肌にあった、持ったとたん足を滑らし、宙ぶらりん!真下に川の流れが見える。必死で足が掛けられる木に足を乗せ危機を脱出した。手は震ええ足はがたがた。少し休憩して地図を見る、トンネルは5分も歩けば抜けられるのに1時間近く掛かっていた。そこから少し歩いた場所から電柱の跡や落石で倒れた鉄塔があり踏跡も明瞭になり、明瞭な道を登るとトンネルの出口に出てきた。こちら側からも明瞭な脇道だが山側と河原に下る2本の道がある。

第二北山トンネルを過ぎると新緑と素晴らしい岩のある山景色が目に飛び込んでくる。急斜面を引き返さず横切れたうれしさでマムシのこと忘れていた。短いトンネルや架橋を渡り展望の広場で昼食を取り12:15頃親水公園に着いた。女性が4名ズック姿で桜の園を周回してきたと聞いたので桜の時期ではないが時間的に余裕もあったので様子を見に行く、いつもの悪い癖である。整備された道だが案内図も見ないで歩いていく、目の前から水滴が?雨か?帽子のひさしからの汗である。やがて城が丘広場に着いた。展望も何もないところである。ロックガーデンまで0.2kmの表示があったのでそこまで行ってみることにした。整備された道歩けどもそのような建物見つからない。磁石を見ると南南東に歩いている?行き先が分からないし、足腰も痛み始めたので引き返した。(遊歩道を造ったら案内は書いておきべきである)

親水広場近くのモミジは素晴らしい輝きである。青空が有れば最高なのにと思いながら小川に降りる。どろどろのズボンの泥を拭きとるが全く落ちない!諦めて武田尾駅に向かう、上だけは着替え持ってきているので駅員室で着替えさせて貰おうと思ったら無人駅である。半分トンネルの中にある新しい駅である。人もいないので着替えようと思ったら電車が来る。昼間でも電車の本数多いのである。着替えも出来ず座ることも出来ず三田駅まで立ったまま電車に揺られた。

三田駅で駅員に頼み込んで上だけ着替えさせて貰った。タオルを敷いてやっと座れた。前に座ったお客さん私のズボン見てどう思ったのか・・・・!途中からいかにも富裕そうな出で立ちの登山者が乗ってきたが、貧層の僻み!こんな山歩かれんだろう!と胸這って乗って家に帰った。(危険なところは歩かない約束したのにと言われる)

歳は歳である、土・日は完全にバテていた。体力的に無理な山歩きが命を落とすような滑落事故を起こすこと身をもって経験してきた山歩きだった。
曇り空であったがまた思い出の 山? ある気を差せて貰った。
旧福知山線だけを歩けば車椅子の人でも素晴らしい新緑、紅葉(まだ見ていないが)が見られる所だと思う。
上流の市町村集落に協力してもらいうことで川も清流のようになり、関西の市民が自慢出来る渓谷になってほしい。

武庫川渓谷、ダムが出来る計画があるようだ、市役所に確認の電話を入れたが ウニャムニャ な返事しか帰ってこなかった。
この渓谷は次世代に是非とも残しておきたい所と思っている!

親水の広場辺り図

終点(Mapion)

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武庫川渓谷
(むこがわけいこく)
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細い真っ直ぐな方の道を下る(左パーマ屋さん) 車通行止め杭手前から下ってきた(左)