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国見山−ケラガツカ (都城) |
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所要時間 : 岩屋野(熊野神社)P9:02 −(薩摩街道)−峠10:05 →国見山10:21 →峠10:25 →堀切10:26 →(P401)10:52 →ケラガツカ11:20 →「あ」11:24 →「い」11:32 →「う」11:42 →「え」12:00 →ケラガツカ(昼食)12:18〜12:36 →小ピーク散策12:19〜12:28 →(P401)13:07 →小ピーク散策13:11〜13:19 → 小ピーク散策13:26〜13:35 →峠14:00−(薩摩街道)−脇道14:36 →舗装道(水道貯水設備所)14:42 →岩屋野(熊野神社)P14:50 |
8時でも濃霧で薄暗い!展望のない山だけの雲海は期待できないと思いながら車を走らせる。9時前に登山口である岩屋野に着いた。ここでも人はいない!うろうろしてやっと人に出会う。熊野神社に駐車させもらう了解を得た。 |
濃霧の国道 | 岩屋野「熊野神社」 |
勝手に止めるのは出来るだけ避けているのだが、登山口で人と出会うことはほとんどない!熊野神社にお参りして9時過ぎに歩き始める。登山案内口の様子は2007年と変わっていなかった。 |
歴史ある熊野神社のようだ | 案内のある登山口(奥の塀に白く見える所) |
登山口案内からすぐの所に山の神を祭った石像?がある。ここも変わっていない。薩摩街道を歩き始めるが歩き始めてすぐ抉られた道も昔と同じだ!貴重な歴史街道なのだから水はけの対応を考えてほしい所だ! |
最初の山の神 | 山の神からすぐ抉られた道になる |
抉れた所を抜けると平坦なのどかな街道という雰囲気の道である、所々抉れた道の脇に新たな道が出来ているのが少し気になる(山を荒らすことなく、抉れたところ補修できないのだろうか・・・・) |
2つ目の山の神 | 左が抉られた街道、(すぐ合流する) |
何もないが絨毯のような落ち葉道を歩くだけで気持ちがいい、街道だったのだから当然だろうが緩やかな道も今の私には歩きやすい。そして低山でも山を歩いている気がする。こけむした倒木も昔と変わらないのもいい。 |
2007年と変わらぬ倒木 | 2007年歩た時の左と同じ場所の写真 |
街道にふさわしい平らな道も多い、抉られた道、補修すればいいのだが新たに道を造るのはどうかと思うところが何カ所かあった。 |
何ともいえない絨毯の広場という感じだ | ここも抉られた道の脇に新たな道を造っていた |
三番目の山の神、昔の人は信仰深かったのだろう、いろいろ山を歩いてきたがこのような石像・石仏など多く見られる、時には廃道になった峠の笹に埋もれた石仏もある。10時過ぎ、イスノキの所に着いた(2007年にイスノキがあること初めて知った)。ここから峠はすぐだ。 |
3番目の山の神 | 未だ記憶に残るイスノキ |
10時過ぎここも変わらぬ峠に着いた。国土地理院では薩摩街道が国見山の三角点を通過しているが国見山は4番目の山の神の裏から北西側、好きなところを高いところに向かえば国見山に行ける。石仏の前で手だけ合わして国見山に少し大回りして行く。 |
峠の案内 | 4番目の山の神 |
10時10分頃山頂に着いたが未だ展望は得られるようにはなってなかった!人気のない山のはずである。展望も珍しい植物も花もない山、杉林に囲まれてないだけでもよしとしなければ、一息入れてケラガツカに向かう。峠からすぐ堀切(馬落とし)がある。島津の殿様が参勤交代で峠に陣を張ったための堀切だろうか・・・・・ |
国見山(西方角から見る) | 堀切 |
ここまでは2007年に歩いたときとほとんど変わっていない感じである。ここからケラガツカへは途中まで歩いたが時間の都合で途中断念したため今回は出来れば青井岳までピストンする計画を立てていた、ここまでは予想以上のいい道である。(時間的にも予定通り) |
予想外にいい道である | 少しわかりにくいところもあるが迷うことはない |
この調子なら青井岳までピストン出来るかもと甘い考えが生きた。 |
巨木の多い自然の森である | 小ピーク過ぎにある倒木(記憶にない、初めて歩くところだろう) |
明瞭な道と少しわかりにくい道があるが尾根をしっかり歩けばすぐ明瞭な道あがあるから迷うことはない、尾根間違いだけ要注意だ。こけむした倒木の先は多写真を写している道と同じ道がある。 |
少しわかりにくいところもある | こけむした倒木は歩けるから気持ちがいい |
11時15分予定より15分遅くゲラガツカに着いた。ここで一息入れたのだが、ここで山を甘く見た。地図と磁石で確認せず、道が良さそうな西に歩いていた(「あ」地点で気づく)少し様子を見るため歩くが目的は最低でも分岐A地点まで行くことなので「い」地点で引き返した。 |
予定より少し遅くケラガツカ山頂に着いた | 参考地図「い」地点 |
GPSを見て分岐A地点へと歩きやすそうな所を選びながら東向かった、尾根を下ると密集した所だ(×点地)引き返して適当なところを東に向かう。尾根にでたので下るがGPSでの分岐A地点からずれていたので引き返し(「う」地点)てさらに東の尾根を下る「え」地点で密集した尾根になる。まだ下れるが12時である。道も間違っているようだし、15時に下山するため引き返す。 |
参考地図「う」地点 | 引き返した「え」地点 |
ケラガツカまで引き返してから同じ道を戻るが、少し時間的に余裕があったのでピーク点で脇道?を探索する。踏み跡はないが歩かれそうな小ヤブである、先が分からないので引き返したが散策するには面白いなと思いながら3回、小ピーク散策して峠に戻り、薩摩街道を下る。途中で広い平坦な場所があったので下ってみると先は林道?のようだ、降りやすい所から林道に下ると貯水設備?の脇に下ってきた。 |
登るとき気になっていた平らな所から下山した | 黄色いテープを辿ると貯水場?脇に下って来た |
両山とも何もない山だが、気持ちよく歩けた、目的は青井岳までのピストン、最低でも分岐点Aぐらいは確認したかった。 分岐A地点からの波線がある程度踏み跡のある道なら、ケラガツカまでピストンではなく周回が出来るからいいと思ったのだが、井道を間違えて行かれなかったのは残念であった。 山では、ちょっとした不注意で道を間違えること経験していてもまた同じ過ちを繰り返すから高齢の単独登山は気持ちを入れ替えねば人に迷惑をかけることになりかねない。 機会があれば青井岳東の波線から分岐A地点、分岐B地点の確認をして両山とも周回できる道があればいい山歩きだと思うのだが・・・・宮崎百名山は雄大でいいだろうが、低山徘徊して人が歩いていない山(ヤブコギはもう出来ない)歩きもいいかも知れない・・・・ 欲を言うなら低山でも山頂でも登山道でもどこかに展望があればいいのだが! |