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甑岳周回
(こしきだけ)
1301..4m
                                      
甑岳:宮崎百名山
                
参考地図  参考高低   (起点Mapion) 
日時   :2016/4/19(火) 晴れ メンバー :単独 登山口 : 県道登山口(Mapion)
歩行距離:約8.7km 所要時間:約時間分 所要時間:6時間20分(散策時間)
歩行距離・時間は散策(寄り道)、写真を写す、小休止した分も含む、昼食時間は含まれず

所要時間 :
不動池西P8:01 →池巡り口8:08 →分岐A(甑岳登山口)8:14 →分岐B8:24 →分岐C8:34 →分岐D8:47 →甑岳外輪南端9:29 →甑岳△点10:00 →A地点10:18 →甑岳外輪南端10:38 →噴火口池@(この先は立入禁止で引き返し)10:45 →甑岳外輪南端(昼食)10:58〜11:32 →分岐D12:07 →分岐E12:20 →(しらとり郷土の森方面) → 引き返し12:33 →分岐E12:44 →分岐Bへ向かうがテープ見誤り(注意)松林の中適当に歩く →分岐B近くに着いたのでテープに沿って迷った辺りまで行く →分岐C13:29 →県道登山口13:33 →硫黄山東散策 →廃露天風呂 →(県道1)14:30 →不動池西P14:57  



水の色は綺麗なのだがまだ冬の感じが残る殺風景な不動池であった。紅葉の時期はこの不動池より六角観音がある御池の方が綺麗なようである。


頸椎症による手の痛みが和らいでいたし、硫黄山の警戒区域制限が解除されたので、頸椎の方が心配であったが、2005年に登ったとき三角点を歩いていなかった甑岳に行ってきた。甑岳は11年ぶりだ!8時前に不動池の脇の駐車スペースに着いた。車から降りると硫化水素の臭いが僅かだが漂っていた。白鳥山への遊歩道入口には11年前にはなかった石像が祭られていた!六角観音と関係があるのだろう!
       
不動池西側の駐車場所から硫黄山、韓国岳を見る 池巡り入口(白鳥山・甑岳)にあった石仏

            
そのまま広い道を歩く、遊歩道を登り切って下り始めるとまもなく甑岳登山口の案内ががある。甑岳の道も遊歩道のような道であった。
       
甑岳登山口 登山者が多いのか遊歩道のような道である


少し下っていくと分岐Bに着くがしらとり郷土の森方面の道にはロープが張られていた!甑岳に行くには遠回りの道なのだが、帰路調子が良ければ様子を見て見ようと分岐C(県道登山口との分岐)に向かう、記憶にない急登の谷に降りる。この辺りに以前はなかった鳥の巣箱があちらこちらに設けられていたが、鳥は巣として使っているのだろうか!
       
分岐C地点、雨の後はじゅくじゅくになる感じだ 分岐Bから少し歩くと谷に下る


谷に降りて少し歩くと分岐Cに着く、案内にはここから県道登山口までは5分程度である。川の水で土が流されたのか少し荒れた道を歩く。
       
分岐Cは雨が降った後はじゅくじゅくになる感じだ 少し下りになると土が流されて岩が向きだしだ


歩いていると水の音がする!その方向に行ってみると川があった。地図を見ると石氷川の源流辺りらしい!この下に幻の滝(相聞の滝)があり県道から滝見台に行かれるらしい!(後日行ったが近くには駐車スペースはない)更に下流に七折の滝があるのだが、県道脇にある滝(案内が有り七折の滝と書かれている)とは位置が違う??登山道に戻るがこの辺りが一番低いところなので雨上がり時にはぬかるんで歩きにくいだろう!一部だけだが歩きやすいように丸太が並べられているが・・・・・
       
県道から見える七折の滝上流の源流??辺り ぬかるんだときは有り難い丸太だが・・・・

                      
しばらくは広い谷のなので雨が降れば水が流れるところなのだろう!まもなく分岐Dに着いた。左(北)方向に行くとしらとり郷土の森へと書かれた案内がある。(この道は白鳥神社や白鳥温泉方面まで歩かれるらしい。
       
谷の水が溜まりそうな道 岐路歩いたしらとり郷土の森方面左上の道


分岐Dから緩い登りになる。
       
この辺りから登り道となる 少しずつ登り傾斜がきつくなる


昔の記憶とは全く変わった感じである。えびの高原は日本でも降雨量の多いところらしいので急勾配の登山道が荒れるのだろ!、急登な登山道の途中で韓国岳が見えるところがある!
       
荒れた登山道 急登の登山道途中で韓国岳が見える所


急登の道は昔もだったが堪える!休み休みしながら登る、ミヤマキリシマ??群生の道になったが全く記憶にない!
       
勾配はきつくなる 山頂まで直ぐな急登の道


右上の写真の直ぐ上の部分ぐらいに着くと直ぐ山頂である!ここは昔と変わっていない気がする。山頂に着いた!予定は火口を北@に歩くつもりだった!登った外輪あたりの様子を見て回る。
       
山頂直前 ここも記憶に残る外輪南端である


甑岳外輪南端からの展望は霞がかかって鮮明ではないが・・・         画像をクリックすると大きくなります


右(東)川の外輪に遊歩道のような道が出来ていた。11年前は笹藪だったところだ。こちらの方が歩きやすいだろうと思い三角点を目指した。
       
外輪右回りの明瞭な道と案内 右回り外輪途中から見た火口と湿原


外輪からは所々展望があるから爽快である、道もMTBで走れそうな道であるがここに来るまでが大変だろう・・・
       
外輪に残っている大きな岩 爽快で平坦な道


展望はない三角点だがこれでやっと甑岳を踏破したことになる!三角点がない山もあるのだが、三角点の記載されている山では歩かないと踏破したと思われない。
       
記念写真 百名山の印である山名が書いたアルミ板と三角点


計画なら外輪の南端時から北端に歩いて三角点に歩く予定であった。禁止立て札があるのだから貴重な植物があるのだろう・・・・、貴重な植物は守れるところは守らないと・・・・!
貴重な高山植物を守るため、禁止の所には絶対に入らないことである。
       
立入禁止立て札 外輪周回西側から噴火口を見る


この日は霞がかかり遠望はあまり良くなかった、数カ所広い展望場所があるが、昼食は韓国岳を見ながらと思い登ってきた外輪南端二種迂回してきて、少し早い食事にした。ここから北に抉られた道が火口に続いていた。湿原立入看板はない!行ける所まで行ってみた。水のある所にロープがあり湿原立入禁止の立て看板があったA。ここまでは来られるのだが何もないのだから!甑岳は展望があちらこちらにある外輪を周回するだけでいい!
       
外輪から北東方向に見えた飯盛山 外輪南端から下った辺りの火口


甑岳火口湖(立入禁止湿原)       写真をクリックすると大きくなります


池を見ても何もないので直ぐ引き返し県道登山口に向かった、昔を思い出しながら下るが11年前の記憶に残る景色はなかった。所々木にロープが巻き付けられていた。こすれた部分に枯れ木を差し込んだが、多分直ぐ折れて役に立つこともないだろう!
       
枯れた古木 何処でも歩かれるのでロープが張られているのかも!


12時過ぎに分岐Dに着いた!時間も早いので、あまり意味のない分岐B−E間の道を歩くためしらとり郷土の森と書かれた方の道を歩く意味はない!と思えたこの道、踏み跡もしっかりした明瞭な道だった。10分程度で分岐Eに着いた。分岐Bに向かう道はピンクのリボンはあるが踏み跡は薄い!しらとり郷土の森まで約30分(1km)と書いてあったので郷土の森を見ておこうと北に歩く。
       
登るときは目に入らなかった倒木 分岐E、しらとり郷土の森(右)に向かう


何処でも歩かれる所だが、踏み跡もしっかりあり、ピンクのテープも多くあった。途中で白鳥山行く道があるかも!と気をつけて歩いたが見つからず、左手に甑岳が木々の間に見えた。地図を見るが白鳥山に行かれそうな尾根はないし、郷土の森を見ても仕方ないのではと思い引き返すことにした。
後日白鳥山−えびの岳を歩いたとき、御池の北東辺りにピンクのテープがあった!ヤブコギ状態の道だが歩いた人はいるようだ!
行き止まりの道であったら目印で着けたテープは必ずそのテープを取って引き返すべきである。
       
しらとり郷土の森方面の道 引きかえす手前辺りで見えた甑岳


引き返してきて分岐Eからテープを頼りに(歩きやすい)分岐Bに向かった。途中2ヶ所に案内が立っていた。途中で古いテープの方に間違って歩いた!古いテープは2ヶ所だけ!間違っていると気づき南に歩く!まもなく登山道が見え分岐Bも確認が出来た辺りで、ピンクのテープを見つけた!しっかりとピンクのテープはあった。間違った所まで戻ってきた。分岐B−E間はピンクのテープを確認しながら歩くと歩かれる道でる(意味がないから踏み跡が薄い)迷ったところから適当に歩き県道登山口に行くため分岐Cに向かった。ヤブコギがないだけに早く分岐C・県道登山口と甑岳登山口の分岐に着いた。分岐Cから県道は見えていた。5分程度で県道登山口に着いた。、
      
県道登山口 登山口から100mぐらい下った所にある廃露天風呂

霧島連山の生い立ちを知って霧島連山を歩くのも歩く楽しさの一つかも


甑岳を歩いて写した草花

霧島連山は自然豊かな山!珍しい高山植物が見られるだろうと、最近ハクサバナを探しながら歩くのだが見つけられない!登山道脇などでは盗られてしまって無いのだろう・・・・登山者ではなくその筋の人が道のない山の中に入り盗っていくそうなのだ!
      
キリシマミズキ キリシマミズキ
      
ツルキジムシロ  ハルリンドウ
      
ショウジョウバカマ タチツボスミレ??



2007年3月31日に韓国岳から甑岳まで歩いていたが、甑岳の三角点を歩いていなければ踏破したことにはならないと今回外輪をヤブコギ覚悟で登った。外輪の南端に回林周回の案内があり遊歩道のような道があり、気持ちよく△点を歩き周回が出来た。
湿原には貴重な植物が自生しているのだろう!自然を破壊するのも守るのも、人間である。壊す必要のないものは大事にしたいものである。


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