真新しいプレートと丸太ベンチのある河内城跡 |
鎌倉山とその右手前の西ののぞき |
西ののぞきの右出っ張りから覗く |
高畑展望と書かれた先端から河内城跡方面 |
鎌倉山手前のピークと孔雀明王石像 |
鎌倉山山頂と法起大菩薩像 |
小天井の直ぐ東にある石像 |
山頂らしからぬ所にある大日如来像 |
近場でいい山はないかと探していたら加西に石像の山(鎌倉山等)があり普光寺から周回できそうなので早速歩いてみることにした。8時過ぎ家を出て10時少し前に普光寺の着いた、駐車場には登山者用と書いてある。横に地図入りの案内があり、周回道を確認できた。10時に登山口に向かう、満開の桜に囲まれて地元の人がゲートボールを楽しんでいた。その脇から林道を登って行く、少し歩くと登山口があり杉林の登山道に入って行く、やがて尾根の分岐に出た、{右側:護摩堂(行者堂):2km、行者道起点2.2km、左:大天井420m、東ののぞき:1.8km、柳峠2.2km、鎌倉山:3km}と書かれた案内があった。右のP389に向かう、直ぐ釈迦如来石像のある山頂に着いた、南に明楽寺方面、西に行者堂起点へと記された道がある。
分岐に戻り大天井に向かう、途中近道があったが近道をしては登った意味がない、少し急な道を登って行くと大きな岩に隠れた小さな石像(行者像だそうである)があった、少し登って行くと大天井(鉢尾峰)であるが、ここには石像はなかった、東に展望が少しある。曇天の為ぼやっとした展望である。
所要時間
駐車場10:00 →登山口10:06 →分岐10:30 →釈迦如来10:34 →大天井10:48 →大日如来11:16 →東の覗き11:20 →柳峠11:33 →孔雀明王11:56 →鎌倉山12:01〜12:25 →西の覗き12:31 →鎌倉山12:39 →高畑展望13:02 →河内城跡14:00 →車道14:20 →駐車場14:43 |
大天井から下っていくと近道と合流する、(大天井をショートカットしているようだ)合流地点から直ぐ小天井に着いた、展望はほとんどなく又石像もない。小天井から薄暗い道を下っていくと直ぐ石像(行者像らしい)がある。大きな石の上に彫られているが少し傾いていた。石像から間もなく南の視界が開けた所に出てきた。南向きに大日如来像が置かれていた。石像の南から普光寺・元宮へ下山と書かれた下山道がある。
視界のない道を下っていくと “東ののぞき 下へ”と書かれた分岐が有りロープの張られた道が下っていく、下っていくと岩壁の下に着いた、大きな岩盤の上辺りに石像はあるがよく分からない、岩盤から離れて石像を探すがハッキリ確認できなかった。岩盤から西に登れそうなので石像が見えるところがあるか気にしながら登る、が石像は確認できなかった。西側から登る方が楽であった。崖の上からはとてものぞき込めない、“老体危うきに近寄らず”とそそくさと鎌倉山に向かった。
東ののぞきから道は下っていく、下りきった鞍部(柳峠)は十字分岐になっており、賑やかな標識には北は八千町下三原、南は鎌倉山登山口へ、真っ直ぐは鎌倉山1kmと書かれていた。真っ直ぐの道を登って行く、かなりの急登であるが山桜や、歩いてきた東の山などを見ながらゆっくり登る。急登を登り終えると孔雀明王のあるピークに着く、石像の向いている南の視界が一部確保されていた。鎌倉山は目の前なだらかな道を200mほど歩くと法起大菩薩像のある鎌倉山に着いた。今にも降りそうな天気である、その上風か強い、今日は1ヶ月逆戻りの気温らしい、ウインドブレーカを着込んでも寒い。楽しみの食事は何故かスパゲッティーである、この料理熱い時は美味しいがが冷えると美味しくない、それでも熱いお茶を飲みながら完食する。食べ終えてから山頂を散策、南東方向に西ののぞき直ぐ、南西方向に河内城跡3kmの案内がある、雨が気になるがとにかく西ののぞきまで行ってみることにした。
どんどん下る、南東が開け多絶壁の上に出た、右に少し突き出た岩があるが苦手である、とても先端まで行かれず石像は拝めなかった。絶壁の少し手前から鎌倉寺に下る道があったが雨も何とかなりそうなので河内城跡まで歩いてみることにした。が鎌倉山までの戻り坂はきつい、山頂に戻るのに15分近く掛かった。2時半までには河内城跡に着くだろうと南西の道を下って行く、こちらも厳しい下りである、ロープの助けを借りて下る。下りきると少し登り又厳しい下りである。下りきると真っ直ぐに高畑展望、右に宇津木谷・河内城跡へと書かれた分岐に着いた、高畑展望に行ってみる、鹿除けのネット横を進むと南方向が開けたピークに着いた。これから向かう尾根路が一望できる。植林された杉が生長したらこの展望も無くなるだろう!
元の道に戻って坂本城跡に向かう、P287辺りから様相が変わりつつじが目立つ、先日歩いた藤ノ木山に比べ雑木林の中にあるので背が高く花の密集度が低い。それでも和ませてくれる。しかしこの辺りの松被害悲惨である、ほぼ全滅に近い尾根路を歩く、枯れた松は至る所小さな穴ががある、何とかならないものかと思いながら緩やかな尾根を下っていく、14:00坂本城跡に着いた最近伐採されたようである。丸太のベンチが2基据え付けられ眼下にゴルフ場が見える、何度かお世話になったオーセントゴルフ場である、当時はまさかこの山に登るなど考えもしなかった。目標を決めて熱中したゴルフ、目標直前で封印してしまったゴルフ、ちょっぴり心が動く、暫くゴルフ場を眺め下山する。14:43駐車場に無事戻ってこられた。
着替えをして別に用意してきたカメラで桜等花の写真を1時間ぐらい撮り、普光寺にお参りして帰路についた。今日も良い山を歩かせて貰った。いろんな人の書かれたWebは有り難い、この山も情報のない時代なら絶対に登れなかった山である。
釈迦如来 :389m
鉢尾峰(大天井) :460.5m(現地表示)
河内城跡 :約270m
a |
走行距離 |
所要時間 |
往路 |
約 km |
約 時間 分 |
復路 |
約 km |
約 時間 分 |
★日時
★登山口
★同伴者
★参照地図 |
2006.04.14(金)曇り
加西市河内町(普光寺)
単独 国土地理院【西脇(北西)】 |
登山者用駐車場 |
P389から見る鎌倉山と山頂の釈迦如来 |