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八幡山 (神河町) 
(はちまんま?)
775.4m


起点(大蔵神社)はMapion・goog地図には記載がない
Google map

参考地図   参考標高  (起点Mapion)
日時   :2013/7/10(水)晴れ メンバー :単独 現地案内図(2018/12/07追加)
歩行距離:約5.1km 所要時間:約5時間00分 −−−

所要時間 :上記の所要時間は休憩含まず、写真写す時間・寄り道時間は含む(途中のこまめに休憩時間下時間は含む)
大蔵神社P7:40 →ゲート7:42 林道終点(登山口)8:03 →尾根出会い8:52 →山頂10:00 →休憩10:08〜10:27 →拝殿の谷10:30 →鞍部10:37 →山頂10:55 →尾根出会い11:22 →(尾根道を歩く) →尾根間違いで引き返す11:43 →尾根分岐12:07 →登山口12:41 →大蔵神社P13:00
計画は大蔵神社−山頂−拝殿の谷−P527−点名藤ノ棚(460.8m)−R312ー(裏道)−大蔵神社:(約7km弱、標高差(±)650m


兵庫県山位置図で前回▲点の山の一つ、入炭山を歩いた。今回は隣の八幡山周回を計画した。猛暑日になるだろうと思ったので、暑くならないうちに山頂まで行こうと、家を5時半に出た。車専用道路を走っても2時間近くかかる。7時半前に大蔵神社に着いたが、駐車するのに近くの家に一応声をかけた。邪魔にならなければ問題はないでしょう!と言われる(声をかけておとくと安心する)。ついでに、山は歩きやすいか訪ねた。この年寄りでも歩かれたのだから問題はないですよ!と早朝から訪ねたのに快く答えくれた。神社に戻り、お参りして、準備をし、神社脇から林道を歩く。(林道終点まで車で行かれる)
             
大蔵神社(神河町指定文化財) 神社内入口横に駐車した


神社脇の林道に登山案内がある、何もない山だから読んでから登ると山頂辺りの散策が面白いかも知れないと、7時40分準備をすませて林道を歩く。8時前でも蒸し暑い、熱中症計を見ると気温27℃湿度74%だった。案内に八幡山はピラミッドか!と書かれていたので、急登を心配する、神社から15分程度で林道終点(登山口)に着いた。
           
獣避けゲート(車も通行可) 林道終点ここまで車でこられる(登山口)

            
シダが茂れば登山口とは分かり難い!数メートルのシダを抜けると植林帯になる。どこでも歩かれるから始末が悪いが「八幡山」と書かれた案内が登山口から尾根出会いまでに9つあるから案内を注意していたら迷うことはない。(歩きやすい植林帯を上に登ればいい)
           
シダが茂れば案内板がないと分かり難い登山口である 踏み跡をたどっていくと沢脇に最初の案内があった


登山道は沢をわたって、沢沿いを歩くのだが、踏み跡?はまっすぐ(北)の方が明瞭だったので道?を間違た。尾根のような所で案内を探す、西の方に白いものが見えたので西に歩くと案内があった。そこからは適当に窪んだ所を歩いていく、登山口から4つ目(登山口含)の案内板の所で道が分かれてい。道はすぐ左と分かる。
           
どこでも歩かれるからやっかいである 左が登山道らしいのがすぐ分かる


枝打ちされた斜面のきつい植林帯だ!歩くだけでも大変な所、枝打ちは大変な労働だろう!と思いながら歩く。歩く時間より一休みする時間の方が長くかかって登っていく(こむら返りと熱中症を避けるためである)。地元の人はいい山だと言っていたが、夏に登る山ではない!
           
枝打ちはされているが間伐されてない植林帯 道は明瞭な所もある

適当に案内板を数えながら(写真を写しただけだが)登っていくと9時前、頭上が明るくなってきた。尾根一つ前の案内板、を右に歩いた(左下の写真のマークが登山道だろう!と登ったのだ。8時50分頃尾根出会いに出たが案内の少し北の小ピークに出たのだった。
             
間違って尾根に向かって登った所(小ピーク) 尾根出会いにある案内の少し北の小ピークに出てた所


尾根は明瞭なので気がゆるんだ!一休みするが風がないだけに、気分はあまり良くならない!案内のある尾根出会いから10分ほど歩くと道は倒木等で荒れ出す。地元の人が山は倒木で歩き難い所がある!と言っていたのは尾根から山頂までの事である。
            
登山道からの尾根出会い 倒木で荒れた尾根道

       
尾根出会いから倒木が多いので、案内も大蔵神社脇の地図案内では2つだが7つあった。それだけ荒れた尾根道と言うことが分かる。倒木で広くなった辺りから、展望は少しは開ける。ただ夏場の太陽は堪える。9時10分頃、昔登った白岩山(右)と高畑山(点名本谷)?北北東の方角に見えた。もう7年も前になるが、楽をして登った山である。後で高畑山まで歩いておればと残念に思った山でもある。
            
倒木のためシダが多くなった登山道 倒木地帯から東北東の展望
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真夏の太陽が照りつけ、熱中小計の気温は34℃、湿度64%、を示し、「厳重警戒」の所に赤いランプがついていた。気温が高く、湿度が高いと気分が悪くなる!明神山で経験しているだけに、こまめに日陰で休みながら登る。谷道も堪えたがここの倒木地帯も堪えた。
           
風がないので気分が尚悪くなってきた辺り 倒木地帯から東北東の展望(上と同じ、視界が広いだけ)
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倒木地帯を休み休み登る。ヨーデルの森や追上ゴルフ場が眼下に見える!県の多くの山歩いたが、兵庫県はゴルフ場の多い県である、このような谷間の斜面にゴルフ場作ることもないのに!と思いながら眺めていた。倒木地帯で岩が多ければ反射熱も大きい!
          
倒木地帯からヨーデルの森、追上ゴルフ場を見る この岩では木が倒れるのも当然である
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岩尾根から緑が映えたシダ(歩くのは嫌だが眺めるのは綺麗だ)岩場から20分ほど登ると(10時頃)山頂に着いた。約1.9kmを2時間15分かけて歩いた事になる、神戸の高取山では最短(6km)でも2時間あれば往復できるのだからいかに休みながら登ったが分かる。
           
山頂直前の北側のシダ地帯 標杭も倒れていた山頂

    
大蔵神社で案内の写真で見た山頂の石の配置など覚えていないし、配置図があっても確認する気力はなかっただろう。気分が少し悪くなっている!
       
尾根道から北西方向?を見る(平石山や段ヶ峰方面?) 山頂西から三角点を見る

                     
気分が悪くても記念写真だけは写した。久しぶりの網代笠、藤棚から車道を歩くこと考えてかぶってきたのだが、結果は倒木地帯だけ役に立っただけである。
           
今年初めての網代笠を被ったゆったりさんである 山頂の西側から山頂を見る


山頂の少し西の日陰、僅かだが風が吹いていたので20分ほど休憩した。この間にあまり摂られない塩分補給のため、梅握り飯を無理に食べる。医者に言われるまでは水に0.5%程度になるように塩を入れていたのだが、数年前から塩分は控えている。夏山は熱中症にならないよう特に注意がいるのだ。気分が良くなったので拝殿の北の尾根から縦走尾根を歩こうと思ったが北の尾根へは倒木で行かれなかったので無理せず、縦走路に引き返す。倒木地帯で平石山から右奥のフトウヶ峰や段ヶ峰?の尾根が見える。右手前は山頂に鉄塔のある点名淵(698.6m)である。点名淵は巡視路を歩いて縦走できる山のようだ!(山歩きの記録は少ない)
           
山頂から少し西から北北西の展望 拝殿の谷への北のピーク(P約770)に向かったが・・・
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縦走路も急斜面の下りだ!拝殿の谷は見ておきたかったので下る、鞍部の手前で、植林されていない広場が見えた、何故だか不思議なことに、ここだけが風が強い!漫画の風景を思わす心癒される所だった。しばらく風に吹かれて身体を冷やしていた。5分ほどだが風が強かったので気分も良くなった。調子が良かったら尾根を歩いて藤棚まで歩く予定だったので鞍部から引き返えした。
            
拝殿の谷、風が強く、童話の世界に感じた P762まで尾1つ目の鞍部
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山頂に戻る途中、入炭山を望遠で写してみたが入炭山は小ピークで見えない??山頂に近くで北西の方向には高石山−平石山、その右奥に段ヶ峰等と思われる山々が??? 
           
拝殿の谷を引き返すとき、入炭山東の小ピーク?を見る 帰路山頂直前で北西の展望を見る
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体長を考えて尾根出会いから同じ道を下山しようと思ったのだが、気分が少し良くなったら欲が出て、尾根道も歩き易そうなので、迷ったが2kmぐらいは歩けるだろう!と尾根を下る、ヌタバがあり植林帯も少ない!(気がゆるんでいた)
                
藤棚に向かう尾根のピーク527と思われる 尾根道にあったヌタバ
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歩きやすい尾根道だと甘く見た報いは下山口から僅か200m程度の所で尾根間違いをして下ってしまった。歩きやすかったがまもなく道は急に荒れたヤブとなる。ここで初めて磁石やGPSを見る。北西方向の尾根を下っていたのだ!引きかすのが鉄則なのだが、東に歩けば尾根に出る!と甘い考えでヤブを横切る。尾根らしき所に出たが踏み跡はない!歩く予定の尾根はまだ東だったのである。
                
尾根を間違ったらしく明瞭な道が突然ヤブ道に 北東に下っていたので南にヤブコギする


この尾根らしき所を歩けば尾根道に出るだろうと半ヤブ状態の小尾根を登る。大きなヌタバに出た。ここから東には歩かれそうにないので尾根らしき半ヤブ所を登ると、下る時、間違った所に出てきた。時間は余裕があったが、行くな!と言うことだろうと尾根道を引き返す。小ピークから下れそうな植林あったがあったが尾根間違いで、気力が薄れていたので朝、尾根出会いに出た所から下った。
                
ヤブを歩いていたら大きなヌタバに出た 尾根から下山する少し手前の尾根(ここからも下れそう)


12時40分頃登山口に戻り、13時に大蔵神社にに着いた。神社の清め水で頭を冷やし、服を着替えてから再度お参りして帰宅した。
      
同じ道を下山して改めて隧道辺りから八幡山を居見る 無事下山した折りのお参りをする(本殿)



八幡山はビラミッドか!は別として、拝殿の谷は何を意味し、何のためにあるのかは知りたかった。(Webでは見つからなかった)
今回は暑さとの戦いで良い山歩きだとは思わなかったが神河町の山は植林帯だけと思っていたが何か不思議なものがあるように思える所でもある。

植林帯は歩きたくない所だが、障子岩は見ておきたい所である。

記録作成中に見つけた、淵から点名淵−点名川尻−栃原峠まで巡視路歩きも興味のある山である。(1人ではきつい巡視路歩きだ)

神河町では険しい山間部なので農業は難しく、林業が主な所だと思うが、山々の山頂辺りは自然林を残しておいてほしかった。山歩きするためではない、食べるためだ!と言われそうだが・・・・




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