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美女山
(びじょざん)
482.2m

                                                     
京都府の山
                     
参考地図  参考標高   起点(Mapion) 
日時   :2011.02.22(木)晴れ メンバー :単独 登山口 : 地図参照   取り付き口!
歩行距離:約8.1km 所要時間:約4時間40分 登り:約時間分 下り:約時間分   周回・散策

所要時間 :
森地区町道脇P9:14 →墓地(取付)9:25 →尾根10:04 →NHKアンテナ10:31 →大円寺プレート10:41 →山頂10:47 →巡視路出合11:33 →鉄塔#83?11:45〜12:23 →小ピーク(巡視路別)12:34 →池(引返し12:47) →小ピーク13:06 →(巡視路) →鉄塔13:16 →林道13:29 →林道峠(引き返す)13:43 →(途中少し散策) → ゲート13:04 →P14:40   


名前が気になっていた山、今年の初山歩きとしていたが、いろいろあって、快晴の今日やっと行くことが出来た。6時半過ぎに家を出て美女山の麓に着いたのは9時過ぎ、いつものことだが来るだけで時間がかかり、疲れてしまう。
!墓地のそばに車を止め地元の人に登山口を尋ねると、北の大円寺から小学生が大勢登った登山道があると言われた。事前に調べていたが大円寺から登った記録はなかった。お礼を言ってから墓地まで様子を見に行く、斜面に踏跡はないが隙間の多い雑木林である!尾根まで行けば何とかなるだろうと思い9:14墓地の西側から取付く。
          
墓地に行く道(左)と町道の間に駐車する どこでも歩かれるが小石が多く滑る急登である


            
急登な上、ゴロ石の上を歩いているようでよく滑る。踏跡とは思えない獣道が縦横に走っているが、歩きやすい所を適当に尾根に向かう、10時頃やっと緩やかになり、尾根らしき所に出た。広い尾根、道などないが所々踏跡らしきがある。この山歩いた人は多分私と同じように歩きやすい所を適当に歩いているのだろう!10時半頃初めて赤い境界杭があった。
          
尾根はだらーっとして尾根らしくない! 尾根を歩き出して初めて見る境界杭



遊歩道というわけには行かないが、好きなようにどこでも歩ける緩やかな尾根である、適当に歩いていたらアンテナが見えたのでそばに行くとNHKのアンテナ(3本)があった。そこから直ぐ大円寺と矢印が書かれたプレートがぶら下がっていた。矢印の方向へ下山口探したが団体の小学生を歩かすような道は見つけられなかった。
          
NHKテレビアンテナ 大円寺と矢印がかかれたプレート



10時45分過ぎどこが山頂か分かり難い広い山頂に着いた。山頂には「丹波ひかり小学校交流協 美女山登山記念(昭和21年6月21日)」の記念プレートと「美女山 洛西歩山会」 のプレートと三角点が山頂であることを示していた。山頂の北東辺りの木の間からこもR9に沿った蒲生(がも)の町並みが見える。良くも悪くもない山だ!記念写真撮って休憩なしで鉄塔に向かう
          
僅かに雪の残る広い山頂 山頂から北西方向に見える蒲生の町並み



山頂を過ぎた辺りから時々テープが目につくが、尾根をはずさない限り迷う山ではない!適当に歩きやすい所を歩いていく、途中南西に下っている尾根踏跡らしきがある。踏み跡の途中や麓は分からないが、下れそうな雑木林だ、気にはなるが脇道する時間はない!。11時半頃小ピークで巡視路に出た。北側の様子を見るが県道80の四出倉辺(上野)りに下っているのだろうか??
          
山頂からも広い尾根は荒れ放題である 小ピークで巡視路に出る(巡視路北から写す)


                      
火の用心とかかれた快適な巡視路を南方向に下ると直ぐ赤と白に彩られた鉄塔#83?に着いた。良好な展望所ではないがここで昼食することにした(送電線の下には長くいない方が良いらしいとは聞いていたが)30分ばかり休憩して巡視路を下る。鉄塔#82と書かれた巡視路と別れ、荒れた雑木林を下る。尾根ではないので池に下る方境界尾根が分からない、我がナビはポイント位置がころころ変わる(性能が悪い)ので磁石と地図を見ながら方向を修正して池に下ってきた。池から先の△413.0目指そうとするがかなりの厳しい雑木林だ!山の南西に波線があるが国土地理院破地図は信用できない!池の西側には幅の広い道?があり堰堤まで行く、明瞭な道は谷筋沿いに下っている、西組集落に下っているようだ!池から先が荒れた雑木林なので時間を考え、堰堤から巡視路まで引き返す。
          
荒れ放題の雑木林、境界杭など見あたらない 水のない池の東端から堰堤方向を見る



13時過ぎ巡視路に戻り、快適な巡視路を下る、やがて鉄塔#82?に着く、ここからは美女山や紅白の鉄塔が見える。鉄塔からすこし下ると植林帯に入り、13時半頃フェンスに突き当たった。フェンス脇に道があるが時間があるので峠確認のため左側を歩き直ぐ林道に出る(ここに林道のゲートがある)、林道を歩き始めて直ぐ分岐Aがあるが右側の植林帯を峠に向かった。
          
鉄塔#82?から鉄塔#83?を見る 林道に設けられた獣除けのゲート



林道は直ぐ終わり、明瞭な谷筋の道になるその道を歩き13時40分頃峠に着いた。境界杭(赤)が、左右の山にあるが踏跡はない!峠の道は明瞭だったので池から境界尾線上を△413.0−P406と無理すれば歩かれたと思ったが(歩いた人の記録はある)それは結果論、峠で地図を確認する、時間があれば植林帯を境界線に沿って琴滝に行けそうだが道のない山を歩くには時間的に無理と思い引き返すことにした。分岐Aから北の道を散策途中まで歩くが道は明瞭であったが途中で道はなくなり、谷を歩けば池東に出るのだろう??
          
ゲートから直ぐ分岐Aがある 境界峠辺りの植林帯



分岐Aに戻りゲートをあけて車道を駐車地点に戻る、途中南に山頂が平たい山(P394=城山[須知城跡」))が見えその手前に牧歌調の家が1軒見える、癒される景色だが高速道路を走る車の音が趣を壊す。14時40分車まで戻り、着替えをして琴滝に向かう途中玉露寺(明智光秀ゆかりの寺だそうだ)があったが大円寺からの登山口探しをするため、見ないで琴滝に行く。滝の手前に駐車場があり歩いて滝まで行く、滝は公園風になっており遊歩道もある。
          
牧歌調だが高速道路と国道9の騒音が・・・・(奥は城山?) 水が少なくがっかりさせられた琴滝



琴滝の遊歩道を歩いてダム湖(小滝湖−大滝湖)まで行きたかったが引き返して大円寺に向かった。大円寺の裏を調べたが登山口はない!地元の人に聞いたがここから美女山への登山道などないと言われたので、諦めて帰路についた。(地元の人の話が違うから、山歩きは調べて歩くことである)
美女山について
巡視路以外、道らし道はなかったが不安を感じる山ではなかった、山の形が女性の眉に似ているからつけられたそうだが、誰がつけたのか、何故美女の眉に見えたのだろうか!夢のある人がつけたのかもしれない。
美女山につられ私のように歩く人が多いと思ったが登山道すらない山、美女は近寄り難しか!