表紙へ  年度別登山リスト                
                                                                                       
徳川道(白川−藍那)
(とくがわみち「しらかわ−あいな」))
三角点(251.5m:点名松茸山
いつ頃からか国土地理院地図から点名△△△等位表示はなくなった
                                                     
2014/7/25ページ書き換え                     
参考地図  参考標高   起点(Mapion) 
日時   :2010/8/24(火) 晴れ メンバー :単独 登山口 : 地図参照
歩行距離:約14.2km 所要時間:約4時間40分 登り:約時間分 下り:約時間分・・・ピストン

所要時間 :
石だきカヤの木(P)9:20 →分岐A9:30 →分岐B9:54 →石打橋(阪神高速道路)9:58 →分岐C10:19 →分岐D10:51 →分岐E10:06 →分岐D11:25 →分岐E10:44 →鉄塔(引返す)10:58 →神鉄藍那駅12:12 →(R56) →ガード下12:19 →分岐F12:27 →分岐G12:34 →分岐D12:54 →分岐C13:05 →P201.6 13:20 →石打橋(阪神高速道路) →分岐B(散策)13:40 →分岐A14:02 →石だきカヤの木(P)14:11          (立入禁止の分岐多々あり)   


少々風邪気味ではあったが、夏風邪など歩けば治るだろうと出かけることにした。下見していた 「石だきカヤの木」 脇の広場に地元の人の許可を得て駐車し9:20に出発した。先日阪神高道路(石打橋の少し先まで歩いていたが藍那までは歩いておきたく、舗装道路「太陽と緑の道」=徳川道を歩いていく。先日放置されていた廃車が整理されていた???良いことであると思いながら先に進む。
               
石だきカヤの木(左を歩く) 舗装された徳川道(太陽と緑の道)


            
分岐A点辺りで 「あじろ傘」 忘れた事に気が付いた!歩き始めて直ぐの所だったが戻る気はない!(後で悔やむことになる) 先日も歩いた舗装道を祠のある分岐まで歩き、再度分岐A点まで引き返して地道の徳川道を歩く。
          
分岐A点左が藍那への徳川道 分岐A点から少し舗装道路を歩いた分岐地点



車も走れるくらい広い道である、そのため業者の大型廃棄物が不法投棄されている、モトクロスも走っている様子で道は荒れている。先日も気分は悪かったが徳川道と言うだけでどうしても藍那までは歩きたかった。30分(寄道含む)ほどで 「しあわせの村」 への分岐Bに着いた。帰りに様子を見に行くことにしてそのまま徳川道を歩く、直ぐ舗装された道になり阪神高速道路に架けられた石打橋にでる。
          
分岐B点:しあわせの村との分岐 石打橋から阪神高速道西側を見る



石打橋を渡ってすこし登った辺りから しあわせの村や高尾山(ひよどり墓地内)等 が一望できるが炎天下で陰がない!休憩する気にはなれず先に進む。まもなく左手(東)にフェンスが見えその合間から 「しあわせの村や同園内のゴルフ場」 が見えてくる。少し歩くと、鉄塔が見えたので様子を見に行ったとき、モトクロスのエンジン音が聞こえたので急いで引き返したが3台とも直ぐ視界から消えた。非常に気分が悪くなる、広い道でもモトクロス等のタイヤで蹴散らされたのか道はV字になり歩きにくい!不愉快な気分で歩いていたら分岐Cにでた。こちらの道は落葉の道で歩きたい道だ!何故か 「通り抜けできません」 と言う看板が立てられていた。この道は淡路鳴門自動車道にでる道だ。
          
石打橋を渡りきった辺りから白川方面を見る 分岐C点 神戸淡路鳴門自動車道方面との分岐



ここら辺りからやたらに分岐があるが全て新しい鎖で立入禁止と書かれている!直ぐ左に舗装道路も見える所さえある!11時前に分岐Dに着いた。真っ直ぐ行けば神鉄藍那、左の広い道は星和台・徳川道と書かれた案内がある。左の道を歩いていくと立入禁止の鎖の奥は草が多い茂っているが廃公園?のような所がある!無駄遣い!と思って歩いていると舗装道路が見えた、舗装道は徳川道の下に造られている、多分公園造園用の道だろう!
      
分岐D点:左が徳川道、真っ直ぐが神鉄藍那 荒れた国営明石海峡公園神戸地区


                      
そのまま歩いていくとT字(正面は貸菜園?)に出た。ちょうど地元の人が左から下ってきたので徳川道を確認したら一緒に行くと言うことになり、付いて歩いた。左手に真新しい茅葺きの家が見える。お爺さんの後に付いて行くと農道のような道(右下の写真)に入っていく!おかしいなーと思いながら付いて行く。この辺りは炎天下が多く、あじろ傘を持ってくるべきだと後悔する。
          
国営明石海峡公園神戸地区 間違って案内された道



途中で藍那からの道と合流しその道を歩いていくと、新しい茅葺きの家が2棟あり、案内図には立派な「国営明石海峡公園神戸地区」の完成想像図が書かれていた。H4年竣工したらしい! 至る所に鎖が設けられ立入禁止の表示がある。無駄な公園造っているなーと思いながらお爺さんに聞いてみたらもう工事はしてない!と言っていた。少し歩くと湿地帯にはため池に遊歩道が造られているがその先の遊歩道は草で見えない。しばらくお爺さんの後を付いて行くとなんと分岐D点に戻ってきた。お爺さんはここが徳川道だと言って星和台(徳川道)を歩いて行かれた。お爺さんに振り回された感じだが藍那までは行っておきたい!とまた同じ道を行く、途中(地図の矢印点で風が吹き抜けていたので昼食をとる。南西の方向には須磨アルプス?(横尾山?など)が見えた。
          
立入禁止の遊歩道 分岐E点−D点中間辺りから須磨方面を見る



分岐E点から適当に右の道を歩く。小野池辺りから左に山道があったので舗装道よりましと思い、下っていくと鉄塔にでた。先は踏跡はあるがヤブコギはしたくないと引き返し12時過ぎに神鉄藍那駅に着いた。(この辺りには徳川道の案内はない)、神鉄と平行している道(R56)はゴルフでも山歩きでもよく走った道である。駅から直ぐ西のガード下を抜けて急登の道を案内に従って登っていく。別の角度から茅葺きの家が目につく!不便だが我が家の数倍もある家だ!のんびり仮住まいでもいい!とあつかましい考えをしながら3回目の分岐D点に13時頃着いた。
          
ヤブから見る公園、奥の山は丹生山系? もったいない国営明石海峡公園(工事中止中)



休憩することもなく朝歩いた道を戻る。分岐Cから淡路鳴門自動車道まで歩いてみる予定だったが、お爺さんに引き回され足が痛むのでそのまま徳川道を戻る。地図を見ていたら三角点が徳川道脇にある!送電線を目印、歩いていくと誰かが歩いたのだろう!ビニールテープが木に巻き付いていたのでよじ登る!足はよたよたであったが一応山歩き、三角点は踏んでおきたいとヤブ状の斜面を歩く、が  「?」 三角点が見つからない!引き返しかけたら足下に落ち葉で見づらくなった三角点があった。早速記念撮影して徳川道に戻り、分岐Bから「しあわせの村」への道を少し散策する(直ぐ休憩所がある=左右に広い遊歩道があり右がひよどり台からの道らしい!どちらも途中にベンチのある良い道である)。もう少し散策したかったが足が痛むので引き返た。
          
意地でヤブコギした三角点(251.5) しあわせの村への三叉路休憩所



14時過ぎ石だきカヤの木(P)に戻ってきたが山伏山神社や大蔵神社行く元気はない!炎天下の車の中の温度はエラー表示50℃を超えているのだ!気分の悪い道ではあったが、思い出には残る貴重な歴史街道の一部を歩いた万足感はあった。
ただ地図を見るとしあわせの村の中の波線の方が徳川道らしい気もした。大蔵谷から白川までの徳川道は不明瞭らしいが大山寺脇と三身山の裾に広い山道がある(三身山参照)その道も徳川道の気がするのだが・・・・・
大蔵谷から白川までは住宅が多くなり、徳川道の道の印になる物がないそうである。時代の流れ!しかたないだろう!

しあわせの村への道の休憩所にステンレスで源平合戦での両軍の交戦地、や進軍敗走の地図が立てられている。
この徳川道や藍那古道など歴史的に価値あるものならモトクロス等走らぬように保存願いたいものである!