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多々良木と黒川ダム湖周回
2つのダム湖をMTBでぶらり
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渓谷・林道歩き
                    
- 参考地図 参考標高 起点(Mapion)
日時   :2006.08.23(水)晴れ メンバー :単独
歩行距離:約Km 所要時間:約0時間00分 登り:時間  下り:時間分  

所要時間 :
多々良木ダム湖周回:約13.3km、黒川ダム湖周回:約15.6km、標高差はナビデータでは大差なかった、走った限りでは黒川ダム湖の方が苦しかったが面白味は多かった。周回時間は休憩・散策も入れて約4時間(車での移動は含まず)       


1度MTBで多々良木湖・黒川ダム湖を周回してみたかった、時間があれば多々良木ダム湖北側のP508.3 も欲張ってみようと7時30分頃家を出て福崎からR372を走り10時30頃多々良木ダム駐車場に着いた。空気が澄み切って秋の空のようである、気温27度、風も適当にあり快適である、しかしダムの水が少なくがっかりする。
関電の車が駐車場に入ってきたのでダム周回できるか確認する、問題ないとの返事を貰い準備をして10:35 ダム西岸から走ることにした。
        
多々良木ダムから下流を望む 走り出して直ぐの所にあった四季の森入口


四季の森入口を過ぎて真っ青な青空陽に輝く広葉樹、高低のほとんどない車道をノンビリペタるを漕いで行くと行者岳登山口の標識があった、100mばかり広い道を歩くと登山道らし薄暗い道が奥に続いていた。周回道に戻り先に進む、登山口から数分の所に立派な展望所が設けられていた、渇水状態が残念であった。
炎天下の道ではあったが思った以上に涼しく快適である、ノンビリペタるを踏む。
        
行者岳への登山口 駐車場もある展望所


        
多々良木ダム東端のあさごエコパーク 周回道のあちらこら見られる階段


多々良機トンネルを出た辺りからP508.3への登山道があるはず、トンネルは怖いので簡易通行止めの間を通り湖岸の道を快適に走る、湖面は木々の間から少し見える程度だが快適である、ノンビリ走っているとトンネルが!地図を見ると黒川ダムからの排水口?らしい。
        
東湖畔の階段から見えた行者岳 旧周回道にあったトンネル(黒川ダムの排水口?)


多々良木トンネルの西に合流する直前で山が高いところから崩れていた、20mばかり道路を塞いでいる、山の中腹で機会は動いているが作業者が居なかったので強行突破(短パンのため足傷だらけ)。
本道に出てからP508.3の登山口を探しながらゆっくりと走る。トン得るから直ぐの所に林道(下りが施されていた)があり200mばかり歩いて行くと林道終点となり、そこから先踏み跡も目印のテープも見つからなかった。周回道に戻り12:35駐車場に戻ってきた。P508.3は登れそうにないので黒川ダム湖に向かうことにした。
        
旧湖畔道路の崖崩れ場所(MTB担いで!) 旧周回道にあったトンネル(黒川ダムの排水口?)


黒川ダム下の木村からの道通行禁止であったので青倉神社経由の林道から黒川ダム湖に向かった。狭い道ではあったが素晴らしい展望のある林道である。峠辺りに “展望百里” の石塚が有り以前歩いた青倉山からの展望より素晴らしかった、峠を下りきると黒川ダム湖畔に着いた。

多々良木ダムから青倉神社経由で向かう峠あたりから南の展望      画像をクリックすると大きくなります


合流点の広い道路脇に車を止め、先ずは坂道の続く時計回りに走る事にした。走り始めて間もなく湖岸から離れ坂道となる。脚力が少し強くなったのか喘ぎながらでも登っていけた。約1km登ると “やまびこ展望台” (周回道から500m)の表示があった、道は下っているのが気になったが展望の言葉に弱い、コンクリートの遊歩道を下っていく、2箇所東屋があるが木の間から多少眺望がある程度である、終点まで下っていくと広くなったところにベンチが2脚あるだけで全く展望はない、右奥からあまり歩かれてなさそうな道が下っていたが周回道路まで戻ることを考えると行く気になれず喘ぎながら周回路に引き返した。
ここからの周回道も所々きつい坂道がある、喘ぎながらやっと周回道の最高地点に到着、先ほどの展望台より遙かに爽快な眺望である。ここからの下り爽快であるがきつい下りなので要注意である。30数年前ガードレールもないダート道を怖々走った記憶が蘇ってきた。
暫く下っていくと “ふるさと自然公園” があったが先ほどの展望台と同じようなもの案内図だけ見て先に進む、公園から更に下っていくと青倉山、粟鹿山への登山口?に着いた、東屋もあり北に広い階段の道がある、表示板にには(板根)山東町としか書いてない、ここから青倉山、粟鹿山への登山は一般的でないのであろう!
        
旧湖畔道路の崖崩れ場所(MTB担いで!) 以前からから気になっていた板根峠?


快適に下っていくとまた長い登り道となる、まだ半分も来てない。この坂登り切ったら後は楽だろうと頑張る。14:10やっと下りになる、快適に下りほぼ平らな道になった辺りに通行規制区間の表示板が!多々良木湖のことがあったので、引き返して説明文を読むと ”異常が発生した場合通行止めします” と書いてあった。不安はあったが平坦で超快適な緑のトンネルの道を走っている間に不安もなくなる。快適な道は早く感じるものらしく築いたらダムに来ていた。秋の紅葉時期、もう1度走ってみたい所である。
        
通行規制の表示 ダム西側から風力発電と黒川ダムを望む


ダムの堤防上からの眺めは素晴らしい、多々良木ダムは渇水状態であったのに黒川ダムは満水状態、揚水ダムだからこの時間帯なら黒川ダムは水が少ないはず???  難しい事は横に置いて素晴らしい眺めを堪能した。風力発電も気になったので後ろ髪を引かれながら風力発電所に向かった。

黒川ダム上から下流側(中央の青い田んぼのある部分は本村地区)を望む     画像をクリックすると大きくなります

黒川ダム上から(湖側)を望む、左側の白い塔が風力発電所、その直ぐ右の山が青倉山     画像をクリックすると大きくなります


ダムから直ぐ発電所に着いた。展望台が設けられていたので早速登ってみる、ここも素晴らしい眺めである。残念なことには風車は微動だに制止したままである。しかし真っ青な青空に真っ白な風車、夢がある風景ではある。風力発電所の下の芝生で寝ころんで青い雲と風車を眺めたかったがもう15時である、家までのことを考え車を置いていた所にに向かった。

風力発電所展望台からの黒川ダム湖全景、素晴らしい!としか表現できないこの眺望、独り占めであった。
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撮り方では絵になる風力発電、空の青さと白い風車が目に焼き付いたので載せることにした。

風車を近くで見るのは2回目である
県内の某風車を見学に行った風力発電に比べると黒川の方がかなり小さいようである。折角だから比較数値を載せてみた。

黒川風力発電            某風力発電
定格出力:750kw         1500kw
ロータ直径:50.5m         70m
発電回転数:13〜33rpm    11〜20rpm
ハブ高:50m              65m
竣工 :2001年           2002年
工費 :?                約3.3億円



青い空、白い雲、青い湖、緑の木々に囲まれたダム湖周回、平日のためか車3台程度出会っただけでゆったりと静かな一時を過ごさせて貰った。