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高山 周回
(たかやま?)
659.9m
                          
天狗山−萬松山−東山 (高山の東の北尾根) 寄り道:猿藪(さるやぶ):591m
                    
- 参考地図 参考標高 起点(Mapion)
日時   :2007.05.24(木)晴れ メンバー :単独
歩行距離:約11.3Km 所要時間:約4時間45分 登り:時間  下り:時間分   周回  

所要時間 :
地蔵尊P9:35  →公園9:40 →(高山林道) →林道終点9:58 →けやき峠10:17 →分岐A10:56 →猿藪11:14〜11:19 →分岐A11:38 → 山頂11:50〜12:12 →分岐B12:43 →分岐C12:55 →大呂峠13:00 →分岐C13:04 →大呂坂口(注意)13:15 →(林道左) →(巡視路#72入口))引返す13:40 →大呂坂口13:58 →林道終点(引返す)14:13 →大呂坂口14:20→地図A点14:23→巡視路(#72)14:30 →地蔵尊P14:40    


先日の件で心不調、吹っ切るため丹波の高山を歩くことにした。西脇の手前で登山口の緯度をカーナビに入力しナビに従う、前日チェックでは西脇を抜けて井原(イタリ山近く)から県道77を走るつもりであった。カーナビ指示通りは走っていると三草山登山口を過ぎて篠山方面に向かっている、登山口の緯度を間違ったと思い記憶していた通りの道を走る。途中Geko201データを見るが登山口の緯度は間違っていない。がそのまま頭に入った地図で走る。9:20頃地蔵の森公園に着いた。首切地蔵尊にも駐車場があったのでそこに止める。先ずは地蔵尊に大愛理して駐車場端の地蔵茶屋で高山の道状態を聞いてみた。親切なお婆さんで、いろいろと教えて頂た、準備をしてしていたらわざわざ地図と鈴を持ってきて、一般の方はけやき峠から登られるが一人で登られるようなので下山したら顔を出してほしいと言われた。親切をありがたく受け止め 9:35 けやき峠に向かった。
      
正面の祠に首切地蔵尊が祭られている 親切なお婆さんがいる地蔵茶屋


地蔵の森公園まで下り舗装された高山林道を歩いて行く、緩やかではあるが、遮るものが無く太陽が直接照りつける、直ぐ汗が噴き出す。9:58林道終点(ここで1つ目の勘違い、峠と勘違い)、左にも踏み跡がある、予定は大樅峠−高山、体力が有れば猿藪・天狗山まで行くつもりであったが逆なためこの道では危ないと思い右の急登の尾根?を登っていく、10:17 標柱にけやき峠と書かれた尾根に着いた???、持ってきた地図を見る、地図の波線で奥山に向かう道は全く不明瞭であった。左が天狗山への道らしい?、明瞭な道のようだが案内通り高山と書かれた右の尾根に向かう。
      
林道終点の案内に右方向が高山と書いてある かなりの急登を登り切ったけやき峠


左に猿藪への分岐があるはずなので左を注意しながら登っていく、未整備と案内にあるがテープも道も明瞭で不安もなく急登を喘ぎながら登っていく、10:55案内のある分岐Aに着いた。案内に近寄ると鉛筆書きで猿藪まで25分と書いてある。道も尾根道のようなので行ってみることにした。
      
ちょっと荒れている所もある登山道 猿藪との分岐A


明瞭な道なら1時間有れば往復できると思い尾根道を下っていく、思った以上に明瞭な道である。(申年に大勢の人たちが歩いた為か?=茶屋のお婆さんに教えて貰った)どんどん下っていく、10分ほどで鞍部に着いたがここから急登である、登り切ると11:14 狭い山頂に着いた。木に何故か魚の形をしたプレートが有るが字は読めない。南の尾根側から高山と西光寺山が見える。南の尾根道は割と明瞭そうである。境界線の道?は激下りの為か不明瞭である。休憩することもなく写真だけ撮って11:19引き返す。
      
猿藪山頂、○の中のプレート字は読めない 猿藪から見る中央が西光寺山


13:38分岐Aまで戻ってきた、分岐Aからも雑木林の登りは続く、11:50山頂に着いた。茶屋のお婆さんが瀬戸内海まで見えると言ってくれたが残念ながら霞んで見ることは出来まかった、展望も狭く、とんがり山、西寺山、和田寺山が見える程度である。山頂はあまり広くはない、山頂名が書かれた新しい標注が有り、そばに三角点が有るが欠けて哀れである。風化したわけでもないのに何故欠けるのか不思議である。よからぬ者が居るとしか思えない!
      
猿藪から見る高山 山頂風景(南から見る)


12:12大呂峠に向かう、かなり急勾配の道を木に捕まりながら下っていく、急登のため道は不明瞭な所があるが迷うことはない。10分ほど急勾配を下り終えると平坦に近い尾根道になる。時間も早いので大樅峠経由で下山しようとのんびり下っていく。12:40頃北側の植林帯の合間に林道が見える(この林道を見たことで後で焦る結果となる)やがて分岐Bに着いた。
      
山頂から僅かな隙間に見え展望 分岐B、正面には獣よけネットが張られている


50mほど様子を見に行くが広い尾根道(巡視路?)である、住吉町に下っているのだろうか?。引き返してネットに沿った広い道を大呂峠に向かう、12:53南北に走る送電線の鉄塔(#74)の真下に着いた。そこから直ぐ広い巡視路(#73)に下る分岐Cに着いた。大呂峠への道も明瞭である、のんびりと大呂峠に向かった。
      
住吉町に下るのか?南尾根に下る広い道 分岐Cから右が巡視路(#73へ)下る道


12:58十字分岐の大呂峠に着いた、峠には南向地蔵が祭られていた手を合わせて3方向の道を調べる。標柱には北東に下る道側に大呂坂と書いてあるがあまり歩かれて無いようだ。南西に下る道はもっとひどい状態である。大樅峠に行く尾根道もかなり荒れている、先日の今日、歩るく気が起こらず分岐Cまで引き返し、広い巡視路を下る。巡視路に分岐が有り右にある鉄塔(#73)に寄ってみた、鉄塔からは全く踏み跡は見つけられなかった、引き返して巡視路分岐から下っていく。13:15大呂坂口に下ってきた。
      
まだ勘違居している巡視路(#72へ) 大呂峠坂口(高山登山道と書かれた標柱有)


尾根道で林道を見ていたので頭の中は右(東)が地蔵茶屋と思いこんでいる。大樅峠の様子を見に行くため左の林道を行く、道が下っているので磁石を見る、林道は西方向である、間違いないと思いそのまま下っていく。造林業者が建てた石標があり横の木に「ロヤギリ谷」と書かれた木がぶら下がっている、更に林道を下っていく。林道の分岐があった、左の林道が大樅峠かと思い歩いて行くが怪しげな林道となってきたので直下りで植林帯を抜けて元の林道に下る。どんどん林道を下ると左手に明瞭な巡視路(#72)が有る、この辺りで方向が掴めない、ナビを見てみると出発した首切地蔵尊が近くにある、が頭は依然として大呂坂口の右の林道が帰路と思っている。直ぐUターンして磁石とナビを見ながら林道を行くと東方向である、西日を背に浴びて30℃の林道をのんびり登っていくと林道終点に来てしまった??????、盛り土を乗り越えて道を探すが踏跡の形跡は全くない。地蔵茶屋で貰った地図を見れば全て理解できたのだろうがリュックにしまい込んで忘れている。こうなったら門柳まで下って誰かに地蔵茶屋まで運んで貰おうと急ぎ足で下る。
      
後で分かったがここから大樅峠に行くらしい? まだ勘違居している巡視路(#72へ)

#72への巡視路までナビを見ながら下る、方角もほぼ東で出発点が近づいてくる!! やがて首切地蔵尊の旗が見え出す。14:40駐車場に着いた。着替えもせず茶屋のお婆さんの所に無事下山したと顔を出すと偉く心配しておられ、冷たい水や団扇を出してくれた。遅くなった理由を説明していた時、良くこられる篠山の姉妹が見え、お土産の饅頭やお婆さんが作ってくれたうどんをごちそうになりながら1時間半ばかり山の話、写真の話をして4時半近くお礼を言ってから帰路についた。
いろいろ話している時、この姉妹に言われた言葉 「山を甘く見ないように!」 今回の方角錯覚、一端思いこむと頭から抜けきらない怖さを思い知らされた。地蔵茶屋で頂いた地図、しっかり見ておけば戸惑うこともなかったはずと大いに反省する。
このコースは迷うこともなくゆっくりと森林浴の出来るコースである。
地蔵茶屋は人情味溢れる茶店、人が良くて親切なお婆さんが居ます。高山に登られた方は一声掛けて登って下さい、とても喜ばれると思います。

)この山の尾根違いではあるが小熊が確認されている
  ので鈴を忘れないように!。