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数曽寺峠散策
(すそじとうげ)
峠西:(鉄塔#165)約299.1?

                                                     
2008.02.08金城山ー竜ヶ峰(カラカサ山) 高島町からは竜ヶ峰(カラカサ山)登山口見つからず
                     
参考地図  参考標高   起点(Mapion) 
日時   :2008.02.21(木)晴れ メンバー :単独 登山口 : 地図参照   
歩行距離:約13.7km 所要時間:約5時間45分 登り:約時間分 下り:約時間分  散策 

所要時間 :
高島町お墓P9:00 →竜ヶ峰とテレビ塔(山)間の谷間散策) →高島町お墓P11:49 ・・・・・・・数曽寺谷入口P(鹿野町側)12:17 →分岐A12:32(寄道) →分岐B12:57(寄道) →分岐C13:13 →数曽寺峠13:30 →(巡視路) →鉄塔#165 13:54〜14:03 →数曽寺峠14:14 →数曽寺谷入口P(鹿野町側)15:00


加西の無名の里山を歩こうと7時頃家を出た。快晴の最高の天気である。三木の手前でメモ書きしていた登山口の緯度をカーナビ入力して加西に向かうが緯度を間違ってメモ書きしていたらしい。しかも登山靴を忘れていた。今日は“この山歩くな!”と言うことだろうと引き返すが上天気であったので西脇の竜ヶ峰(カラカサ山)の登山口が高島町側からあるようなので探しに出かけた、見つからなかったら鹿野町から数曽寺峠まで歩こうと高島町に向かった。谷筋の林道の入口にお墓の駐車場があったので車を止めさせて貰い、準備をして歩き始めた。踏切を渡る時、音声で注意が流れる!良い試みである。JRの踏切を渡り、お墓の横の林道を歩き始めて直ぐ2人連れのご婦人に出会う、竜ヶ峰のこと訪ねるが聞いたこともないと言われた。
          
高島町のお墓の駐車場(起点1) JR踏切渡ったと頃の林道から見るテレビ塔(山)


            
林道を西に歩くと周回しているだけである、谷筋と合流する少し手前(西)にテレビ塔(山)に行く電柱が山頂まで立ち並ぶ巡視路?があった。良い道なので歩かれるならと登り始めたが100m程度で羊歯藪に覆わた道?(国土地理院地図には波線がある)スニーカーでこの羊歯藪歩くには厳しい(歩く気はないが)直ぐ引き返し竜ヶ峰とテレビ塔(山)間の谷に続いていた林道に向かう。竜ヶ峰の南谷筋「かがみ谷?」に入るが途中から大藪、北尾根は半藪の杉林で登山口は見つけられず引き返した。南東に向かっている谷筋「こやの谷」に入る、ピンクのテープが賑やかだソマ道と思ったが明瞭なので登っていった。
           
電柱の巡視路?(山頂まで直登している) 明瞭だがソマ道と思われる「こやの谷」



少し登っていくと植林帯に入り踏み跡は無くなる、強引に藪こぎすれば竜ヶ峰の尾根に出るはずだが(約150m)引き返す、この谷筋からも竜ヶ峰の登山口は見つけられなかった。引き返して二の谷と案内のある谷筋に入る。林道に入って直ぐ砂防ダムがありダム右からソマ道となり植林帯に入る、テレビ塔(山)にでれるかもと思い荒れた沢を登って行く。少し登ると藪状態になってきたのでここも引き返した。「テレビ塔(山)まで約250m地点」
          
このや谷奥の引返し地点辺り 二の谷の奥、引返し地点辺り



お墓近くまで引き返し東側の竹林に入っていく、こちらにもお墓がありお参り中の中年の男の方に登山口訪ねるが山には全く関心なさそうであった。竹林を歩いて行くと手入れされていたおばさんが居たので話を聞くとそんな石碑があるなら見に行きたいとこれまた全くご存じなかった。竹林を東に歩いていくと回り込んでJRの線路に出てきた。踏切も歩く枕木もない道である(子供の頃を思い出し線路を渡る。線路脇から竜ヶ峰が見える、この辺りから竜ヶ峰は竜の背に見えないこともない!高島町地元の人は竜の背に見立てて竜ヶ峰とつけたのかも知れないと思いんがら少し辺りを散策したがお爺さんには一人も出会わなかった。
          
綺麗に手入れされた竹林の中を探索 竹林から出た辺りの線路から竜ヶ峰を見る



竜ヶ峰登山口は諦め数曽寺谷に行くため、入鹿野町に向かう。入口には大きなお墓がある、そこに車を止めさせて貰い準簿をして数曽寺峠に向かった。墓から林道?と合流した地点に松の木がありテープがぶら下がっていたが歩く気は起こらない尾根裾である。Yさんはこの辺りから竜ヶ峰に登っているのである(「若さゆえー」で登られるのであろう)。車も通れる川沿いの道を柔らかい日差しを受けて右左を気にしながら歩いていく。栗林を過ぎて少し歩くと国土地理院地図の波線の分岐Aについた。寄り道する、割と明瞭な道である。200m辺りで分岐があ、両方ともり少し藪っぽくなる、ここで引き返し元の道から数曽寺峠に向った。
          
数曽寺谷入口近くのお墓から竜ヶ峰を見る(起点2) 分岐Aから200mほどの地点


                      
しばらくのんびり歩いていくと昨年、金城池から大坂山まで歩いた時一度見に来ていた道標(石像)のある分岐Bに着いた。石像には右山口、左は読めないが彫られていた。横に倒れていた案内には「塚口新池裏山コース」と書かれていた。前に見た廃自動車の脇を通り歩いて行くと分岐があり、右側の広い明瞭な道に赤いテープがったので歩いて行くがまもなく藪状態になる。
            
道案内の石像のある分岐B(左新池塚口裏山道) 塚口新池裏山コースの途中分岐右奥の藪



裏コース途中分岐を右(引き返し側から)に歩くとこちらも沢か藪か分からない道?となったので道標石像のある分岐B迄戻る。分岐には金城山オネスジハイキングコースの標識が建てられていた。先日歩いた「金城山〜カラカサ山」に行く途中読めなかった標識は金城山オネスジハイキングコースであったようだ。ここからは一度歩いている道をのんびり歩き分岐C(金城池方面との)を通り3回目の数曽寺峠に着いた。
          
塚口新池裏山コース途中分岐の左奥の様子 数曽寺峠から鉄塔#165への巡視路



小休止してから鉄塔#165迄歩いてみようとプら階段の巡視路を登って行く、羊歯も綺麗に手入れされ良い道である。登り初めてまもなく大坂山が見え始める。巡視路途中にP320方面の道か?テープのある分岐があった。そのまま鉄塔方向に歩いていくと展望が素晴らしい岩場の道に出てきた(180度ぐらいの展望がある)。真冬と思われない柔らかい日差しと緩やかに吹く風が心地良い、10mも歩かないところから枯れ木と澄み切った青空の下に大坂山の尾根が見える。良い巡視路である。
          
巡視路途中の岩場から大坂山を見る 岩場から10m?辺りから大坂山を見る



14時少し前に鉄塔#165に着いた。鉄塔がなければ最高のピークである。ここから廻池又は数曽寺池に下る尾根道がある、一寸調べたがこの尾根道も藪コギ覚悟の道のようである。ピークの北端に行くと西に鉄塔#164に向かう整備された巡視路がある。この巡視路を辿って行けば金城池迄歩かれるかも知れないなー?と思いながら下山する。下り初めて直ぐここが今日の一番のピーク、記念写真を取りに戻り14時過ぎ同じ道を寄り道せず下る、下りは早い! 15時丁度に鹿野町のお墓に戻ってきた。
          
鉄塔#165から三草山を見る(望遠撮影) 引き返して撮った鉄塔での記念撮影


鉄塔#165からの展望、左から2つ目はP320、その右が金城山から竜ヶ峰の尾根、正面は大坂山、右奥黒い山は三草山(300度近い展望)



目標の山もなく登山口探索や鹿野町から数曽寺峠、そして鉄塔#165への巡視路歩き、最高の天気であったこともあり久しぶりに清々しいすがすがしい山歩きが出来た。
半藪こぎの道、スニーかではかなり無理がある。ソマ道では注意していたにもかかわらず斜めの岩場で滑り、すねを思いっきりぶつけた、2日経っても寝返りが打てないぐらい痛む!歩けるのだから骨は大丈夫と思うのだが・・・・

弁当忘れても靴忘れるな!と言いたいのだが 弁当はコンビニで調達できるととは限らない!登山口で気がついた時はお手上げである。一度昼食忘れ惨めな山歩きしたことがあった。
山歩きは弁当お茶は絶対忘れないように気をつけよう!!

竜ヶ峰(カラカサ山)名はやまあそ氏のWebから使わせて貰っています。