表紙へ  年度別登山リスト                                          
                                                                                       
シビレ山 (広芝池経由点名対洞より)
(しびれやま)    (たいどう?)  
420.0m
     235.6m 
                                                               ザレ場は参考航空写真見てください 

参考航空写真
日時   :2013.2.24(晴れ) メンバー :単独 参考地図   参考標高  起点(Mapion
歩行距離:約12.0km 所要時間:約6時間20分 往路:               復路:

所要時間 :上記の所要時間は休憩含まず、写真写す時間は含む
呑吐ダムP10:08 →分岐A10:28 →広芝池10:40 →太陽と緑の道出合(分岐B)11:38 →点名対洞11:40 →分岐B11:49 →ザレ場(昼食)11:56〜12:23 →分岐C12:41 →鉄塔13:08 →鉄塔13:37 →シビレ山13:40 →分岐D13:45 →分岐E14:20 →分岐F(コウモリ谷東尾根)14:42 →分岐G(分岐散策)14:54〜15:07 →サイクリングロード(登山口)1530 →湖畔道16:14 →登山口16:41 →廃道16:47 →(巡視路) →呑吐ダムP17:04 



先日下見した広芝池から点名対洞−コウモリ谷東尾根−サイクリングロード−点名北山−点名対洞−湖畔道を歩く予定で出かけた。呑吐ダムから満願寺方面に下り、分岐Aから広芝池に向かう。
       
呑吐ダム脇駐車場 満願寺とシビレ山方面の分岐(A)


舗装道を歩い工場(資材置き場?)脇を抜けると広芝池がある(ここまで舗装道)、鳥の姿も見られなかった池である。ここから登山道(どこから山陽遊歩道か?)になり直ぐ右側に小滝がある。
       
広芝池 遊歩道脇の小滝


小滝を過ぎると川を渡った所に「丹生山・シビレ山と書かれた案内がある。川を渡ると登り道になり、ここには山陽遊歩道の案内があり、気持ちのいい山道となる。
       
青い色の川を渡る  川を渡ってからは登山道らしくなる


坂道を登っていくと滝の音がしたので川に下ると先の小滝より少しは滝の感じがする滝に出た。三脚がないので苦労して数枚写す。下ってきた急な斜面を苦労して、遊歩道まで戻る。
       
2つ目の小滝 登山道から見える小滝(中央)


あまり人が歩かないのか山陽遊歩道は少し荒れた道である。途中、右側に踏み跡があったので寄り道をする(先日山遊びしたP212に行かれるかと思ったので=軌跡図では全く違う方向であった)、直ぐザレ場に出る。視界のいい所だがそこから先はシダヤブでどこにも行けそうにない所だったので引き返し、点名対洞に向かう。
       
山陽遊歩道途中、寄り道したザレ場 山陽遊歩道の様子、(太陽と緑の道合流近く)
       

11時半過ぎ太陽と緑の道(分岐B)に出た、点名対洞はどちらか?記憶にはない、地図を見ても山陽遊歩道の波線はない!しかたなく、感で西に下ってみた、4分ほどで点名対洞(い)に着いた。ここからは衝原湖へ道と呑吐ダムへの道がある、衝原湖への道を少し歩いて、呑吐ダムへの道(地図には波線がある)を探すのだが、シダばかりで踏み跡すら見つからなかった。歩く人は居ないのだろう。(Web記録もないようである)
       
太陽と森の道に合流(分岐C)  点名対洞(235.6)

       
太陽と緑の道を引き返しコウモリ谷東尾根道に向かう、昨日の雨で歩きにくい所もあるが足跡はない、今日は誰も歩いていないのだと思いながら歩いていく、記憶にある広いザレ場に出る、ザレ場の頂上からの展望は360度である。ここで昼食をとり30分ぐらい休憩してザレ場を下る。下る途中でここは火事で出来たザレ場だと知った。8年経っても自然には戻られないようだ。
       
広いザレ場  ザレ場は山火事で出来たようだ

ザレ場から10分ほど歩くと以前気がつかなかった炭焼き釜が目についた!この道は2度歩いているが気がつかなかった。昔はこのような所で炭を作り背負って村まで何度も往復したのだろう!昔の人は大変だった!と思いながら先に進む。炭焼き釜から2分程度で巡視路との十字分岐(C)に着いた。
       
登山道脇に見つけた炭焼き釜 以前から気になっていた巡視路(分岐C)

    
予定外だが、独り身の気軽さでシビレ山と手書きされた巡視路を歩くことにした。巡視路に入るといきなり虎ロープが設けられた急な下り道である。明瞭な巡視路を下ると小滝の上流の沢に出る。沢沿いの頃石の多い道を右(東)に行く。
       
巡視路にはいると直ぐ急な下りとなる 下りきった沢(小滝の上流)


沢を歩くので道はないが迷うことはない、やがて沢から左に登るいい道になるが、ここから急な登り道で、所々虎ロープも設けられている。1つ目の鉄塔からは視界も広がり気持ちのいい道となる。ここから遠くに2つ目の鉄塔とシビレ山(中央が)が見えるが、低山だが高くて、遠くに感じる。
       
巡視路でもこのような沢を歩く所もある 一つ目の鉄塔から二つ目の鉄塔を見る
                                        

ここからも急な登りは続き、ロープを頼りに登る急な道を登るが、視界が広がっているので気分はいい道であり、所々ザレ場もある。巡視路からでも1つ目の鉄塔からでも見えるがその先のザレ場は展望が良い、雄岡山・雌岡山を見るが、この両山は西脇の山からも目につく山である。鉄塔を過ぎてまたきつい坂道を虎ロープの助けを借りて登る。
       
ザレ場から見るる雄岡山・雌岡山  2つ目の鉄塔までもきつい登りは続く
画像をクリックすると大きくなります

2つ目の鉄塔からも展望は良い、鉄塔からすぐ、三角点のないシビレ山山頂465mに着く。四方から何度も登ってきた山だが、未だ、展望も何もない味気ない山頂である。記念写真も写さずコウモリ谷に向かう。
       
シビレ山直前の鉄塔から丹生山を見る 何もないシビレ山山頂

山頂の北側は前夜降った雪か?うっすらと残っていた。山頂から10mほどの所の分岐は不動滝方面から登ってくる道であるその先に昔は山頂と書かれたシビレ古代杞跡である。休憩もせず、丹生山・朝日山・帝釈山方面との分岐(D)を右に下る。
       
山頂脇に雪が残っていた シビレ古代杞跡


ここからの下り、記憶では1ヶ所思っていたがロープ場が何ヶ所も設けられた急な道である、砂地の滑る道なので要注意の所でもある。途中から呑吐ダム方面を見るが、2005年の時は後ろの神戸ゴルフ場はなかった。
        
急な下り道だが展望は良い ロープが設けられているが道が滑る
画像をクリックすると大きくなります


斜面が緩くなった辺りでコウモリ谷との分岐(E)に着く、点名北山から下るか迷ったがコウモリ谷の東尾根道もGPSの軌跡がないので、ここを下ることにした、独り身の気ままさだから出来ることである。コウモリ谷からの道、記憶よりいい道である。記憶とは当てにならないものだと下っていく。
       
コウモリ谷への分岐(E) 快適なコウモリ谷の道


コウモリ谷と東尾根道との分岐(F)についた、コウモリ谷への道に案内があるが入山禁止の表示はなく「小さな愛情!楽しい山旅は挨拶から! 兵庫登山会」の表示だけである。入山禁止を知らない人は道が明瞭なだけに下る人が居ても責められないと思うのだが・・・
       
コウモリ谷と東尾根の分岐(F)  下りたかったかったコウモリ谷への道


表示板の脇の小滝を写して、入山禁止を知っているだけに、コウモリ谷にには下らず、東尾根に向かった。
     
          
分岐Eの表示板脇の小滝 コウモリ谷に下っていく道


入山禁止を知っているだけにしかたなく東尾根を下っていく、道は少し荒れている、途中で分岐(G)からの道が気になり少し脇道を歩くが、すぐシダが多い道となり、100mも歩かない内シダヤブで踏み跡も薄くなったので引き返す。東尾根道に戻って衝原湖に下る。途中で昔はなかった展望所が出来ていた、千年屋辺りの集落が一望できる。
     
分岐Gからの道はどこに? 東尾根の途中にある展望所


ここら辺りからジグザクな急な道で落ち葉の多い道になるが、落ち葉に隠れたゴロ石は要注意だ!15時半頃サイクリングロードからの登山口に下ってきた。昔は登山口と書かれた小さな標識があったのだが、今はなくなっている、この道も私有地なのだろうか? 風がきつく、湖畔遊歩道は寒い! 呑吐ダムを渡る橋は鳴門自動車道である、その脇に階段があったので、また寄り道する。高速道路と同じぐらいの高さの所のすぐ脇に洞窟があった。中に入ってみようかと思ったが先が気になり階段を上っていく。
       
コウモリ谷東尾根から下った登山口 高速道路脇の不思議な洞窟?
洞窟内、危険だと思われるので入らないように!


階段を上っていくとトンネルの真上に出た、何度も走っている道路だが、このような所から見るとは思っていなかった。トンネル唐崎の道は少し区だった辺りは水が溜まって行かれなかったのでトンネル上を散策した、がどこにも歩かれなさそうにないので湖畔まで下る。湖畔からは薄い雲に隠れた日の光がダム湖の島を墨絵のように見せてくれた。ゆっくりと見ながら歩きたかったが寒いので急ぎ足になる。
       
丹生山トンネル上から高速道路を見る 墨絵を思わせる湖面に浮かぶ島


ここからすぐ、点名対洞経由でシビレ山への登山口がある。登山口から湖岸道路を100mほどある苦と荒れた舗装道がある。昔は綺麗な舗装道であったが、今は荒れ果てていた。呑吐ダムからの登山口確認するため歩いて行く。地図の波線辺りを見るが削られた斜面に登山口の面影はあるが、土手の上はシダに覆われ、ここから点名対洞まで歩くのはきつそうだ。(2005年に歩いている) もうここから歩く人は居ないのだろう!広い広場は松の木を植えてロープが張られていた。ロープに挟まれた道を歩き、鉄塔脇からの巡視路を下って呑吐ダムに下ってきた。
       
地図の(あ)地点(昔登山口)  湖畔道路から見る巡城入り口



予定の道と違う気ままな山歩きだったが廃道脇の(あ)地点から点名対洞(い)地点まではシダヤブで覆われ踏み跡も点名対洞(い)からは見つけられない状態であった。
今回気ままに歩いたが巡視路は思った以上厳しく、虎ロープが多々設けられていた。シビレ山からの下り道の厳しさ記憶では一ヶ所ぐらいと思っていたがここも数ヶ所ロープが設けられ急登な山である。
一度歩いているがGPG軌跡のない点名北山と衝原湖の登山口から点名対洞まで、まだ歩いていない太陽と緑の道(尾根)から衝原湖への道を機会あれば歩きたい。
コウモリ谷の大岩や絶壁の道は申請しなければ入山禁止のようだが山側からは何も注意書きが書かれていないので気にせず下る人も居るだろう!私有地だから勝手には歩かれない事は分かるが片手落ちである。




ページトップへ