兵庫100山
三久安山山頂の三角点と古びたプレート 下山途中の一つ目ピーク(左に行く)
ハシゴと林道終点登山口の分岐 三久安山名物激下り尾根道
新緑のブナに囲まれた緩やかで広い尾根新緑のブナに囲まれた緩やかで広い尾根
右上写真の先端部辺りからの展望
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展望地を過ぎた辺りからの素晴らしいブナ林 山頂から約500m手前の展望地
P951から50m程の地点(ススキヶ原中央辺り)から約300度の展望
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本来のコースと合流した辺りからの展望、一山、阿舎利山、ハシゴの登山口、三久安山などが一望、この新緑!爽快さ!
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中央の裏側から登ってきた ピーク手前からススキ地帯を見る
本来のコースとの合流点?
どう歩いて良いか分からない伐採木放置地帯 ネット沿いに沿った極楽のような道?
疲れが吹き飛んでしまったブナの緑林地帯 自然の姿を見せてくれる倒壊した巨木

所要時間  
隧道東P8:25 →(伐採放置地帯) →ネット9:22 → 合流点10:00 →P951 10:20 →(展望地帯) →(ブナ林地帯) →展望地11:10 →山頂11:30〜11:55→小ピーク12:06 →分岐12:21 →昼食12:48〜12:58 →ハシゴ登山口13:03 →(林道) →隧道西13:40 →(隧道越) →隧道東P13:58 

消費カロリー :約1560kcal

歩行距離 所要時間
−− 約7.5km 約5時間00分
−− −−−− −−−−
参考地図
参考標高
起点(Mapion
★日時
★登山口
★メンバー
★参照地図
2007.06.04(火)晴れ
一宮町公文蓮花岩山隧道東側
単独
国土地理院【音水湖(北東)】

三久安山(地元の人や本等ではさんきゅうあんやまと呼ばれているらしい)、土曜日歩く予定であったが野暮用で今日になった。5時50分に家を出る。バイパス、R29、県道6を渋滞もなく走り蓮花岩山林道(Webより)を走り八時半前に隧道に着いた。快晴に映える新緑、爽快である。虫除けスプレーなど準備万端で歩き始める、隧道から谷筋に入るが左は放置された枯杉木、尾根はこちらであるが、右側の木に黄色いテープが巻かれていた、右側から尾根に回り込むものと登り始める。

この黄色いテークに惑わされ(2〜3ヶ所あり)急斜面で放置された杉の木に行く手を阻まれ悪戦苦闘となる、木々の間から西の尾根が見えるが行けそうにない、心細くなり引き返そうかと思いながら地図を見る。このまま登っていけばP951手前で本来のコース尾根に繋がっている、行ける所まで行ってみようと放置された杉の木と約1時間格闘する。9時半頃ネットが張られた尾根に突き当たった、ネットは麓から続いている、登山口で右方向に踏み跡があった所から登ってこられるのかも知れない?。

しばらくネットに沿って登っていく、苦しんで右往左往して歩いた伐採放置地帯が嘘のような極楽のような道である、ナビを地図とコンパスを確認しながら登っていく。ネットから離れ若いブナ帯や倒壊した古木の間を歩く、これが自然林だと言う感じである。(苦しんだかいがあった)

不明瞭な所もあるが明瞭な道が尾根に続いている。数回ピーク状の尾根を注意深確認して歩いて行く、10:00視界が開けたピーク状の尾根(本来のコースと合流か)に出た。本来のコースの登ってくる尾根を見るが今歩いて来た道の方が遙かに快適と思えた。(歩いていないので途中の状態は分からないが?)

合流地点からしばらく歩き、(P951)手前から振り返れば合流点(中央)、前を見れば。ススキ地帯(夏は歩きにくいのでは)が見える。ちょっと歩き難いが展望は最高である。

ゆったりとした尾根道を包む素晴らしいブナの新緑を眺めながら不安感もなくなりやっと心が癒された思いであった。何回かピーク状の所を歩いて行くと。2つ目の展望が得られる尾根にで出来た。ここを過ぎると又ブナに包まれた広い尾根となる、飽きることは全くなかった。

11:30やっと山頂に着いた、先客が2人居られた、ススキの原から見えていたハシゴ登山口に止まっていた人達であった、いろいろ山の話をする。昼食はハシゴから上がった尾根でする予定であったので下山はご一緒させて貰った。11:55山頂を後にし、ハシゴの登山口に向かう、こちらの道は良く歩かれているようで明瞭な道、おまけにテープがあちらこちらの木に巻かれていた。途中1つ目のピークから真っ直ぐ下る尾根は大きな木で通行止めの印であるがここから音水湖に下れるらしい、が山を熟知した人でないと難しいかもしれない!(最近Y氏、T氏が歩いておられる)

左は絶壁状であるがブナの大木があり新緑に包まれた尾根道である、2つ目の小ピークに着くと案内が木にぶら下がっていた。真っ直ぐ境界尾根下ると林道終点の登山口に下れる。左の斜面へはハシゴの登山口と書かれていた。ハシゴの道に下る、この辺りから急下りの尾根が目に入る、登山口まで一直線で下るようだ。尾根道にはネットが倒れている(足をひっけないよう要注意で有る)道は厳しいが右手の新緑は清々しい。ハシゴ近くの展望の良い尾根道に下ってきた。ここで明石から来られた方達と別れ昼食をとる。

昼食をした所からの展望やハシゴの登山口は 三久安山登山口探索 にあります。食事を済ませ登山口の広い駐車場に下ってきたら親切に隧道まで乗せて下さると言って頂いたが景色を眺めながら林道をゆったりと下りたかったのでお礼を言って歩いて下った。13:40隧道の西側に戻ってきた。隧道西の南側に踏跡がある、急斜面で転がり落ちたら30m以上は転がり落ちそうであったがちょっと探索してみることにした、激斜面である、足を痛めたので木に捕まりながら休み休み登った。直ぐ尾根道に出た明瞭な尾根道である。ここまで来たのだからと隧道東に下る。13:58無事車まで戻ってこられた。
今日も良い天気に恵まれ素晴らしい思い出の山歩きをさせて貰った。

本来のコースの尾根道を歩き始めるが間違って歩いた尾根道の方が遙かに歩きやすい、しかし展望は爽快で有る。ハシゴ(写真中央)から登っていたらこの景色は見られなかった。(苦しみの後に爽快さあり!!)

ススキ地帯の中央当たりからは 笠杉山、段ヶ峰、千町ヶ峰などが見えるはずだが確認できない、通信塔で分かる粟鹿山、伐採された一山、なだらかな阿舎利山、これから登る三久安山等は直ぐ分かった、今日登る予定であったハシゴ登山口に車一台止まっている。登山者だろうか?

展望地帯を過ぎたら又ブナに囲まれた緩やかな広い尾根道が続く、この辺りで心にゆとりも出来、ブナとナラは木の表面が違うのか! なら ナラと小ナラとどう違うのか等と考えながらのんびり尾根を歩く。 

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三久安山
(さんきゅうあんざん)
1123.2m
青空と新緑に包まれ爽快であった登山口 北斜面に巻かれたテープ(要注意)