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六甲縦走路3(西)
(ろっこうじゅうそうろ にし)
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高取山→東山→横尾山→栂尾山→高倉山→鉄拐山→鉢伏山
2011年に塩谷から 六甲縦走路4(西)を菊水山直前まで歩く。

取山、横尾山:兵庫100山

                     
参考地図  参考標高   (起点:自宅) 
日時   :2011/3/23(水)晴れ メンバー :単独 登山口 :高取山登口Mapion   
歩行距離:約12.2km+2km 所要時間:約5時間10分 登り:約時間分 下り:約時間分   縦走

所要時間 :
自宅12:27 →林山町登山口1243 →縦走路合流1319 →高取山(三角点)1343 →妙法寺(R22)1412 →(横尾団地) →登山口1433 →(旧道) →東山1454 →馬の背(須磨アルプス)1505 →横尾山1525 →栂尾山(展望櫓)1547 →(高倉住宅街) →高倉山入口1612 →高倉山(茶屋・展望所)1625 →鉄拐山1643 →旗振山1700 →鉢伏山1709 →須磨浦公園1738・・・・・・・・・・電車・徒歩 →自宅18:10 


高取山から須磨浦公園まで歩くのは6年ぶり、逆に歩いたのは4年ぶり、今年の1月には新縦走路(横尾団地−東山)を歩いている。体調は良い状態ではなかったが、気分晴らしに西六甲縦走路を歩けるところまで歩いてみることにした。12時半頃家を出て運動するとき歩く林山町登山口から高取山に入る。参道との出会いから脇道を歩き13:19縦走路の合流。高取神社横を抜けて13時40分頃荒熊神社についた。お参りをして、三角点は先日より欠けているように見えた。妙法寺に下り、妙法寺の住宅地は適当に歩き(縦走路ではない)14時半頃横尾団地の登山口着いた。(縦走路は高取側から案内がわかり難い)。ちょうど地元の人が散歩していたので何故新しい縦走路を作ったのか聞いてみたら、山の所有者と神戸市?との間で揉め事があったらしい。旧道も禁止ではないので歩いてみたが石段は堪える。ゆっくり段数数えながら登る間に2人の人に抜かれた。日が長いのでゆっくりでも良いから須磨浦まで歩けるように歩いた。階段を上りきって15時前やっと東山に着く。先客が2人おられたが挨拶して、写真を撮って直ぐ馬の背(須磨アルプス)に向かった。
          
東山辺りから馬の背・横尾山を望む 馬の背の標杭から馬の背と東山を見る


            
馬の背も昔のような恐怖心はない?ザレ場のような所なので滑らないよう注して渡りきる。標杭の所で記念写真撮る予定であったがころっと忘れ横尾山への階段辺りで気が付く。馬の背の標杭の西側の岩場を下ると東に水野町への分岐がある、この岩場も縦走路大会が2回/年も有ればいずれ無くなるだろうと思う。横尾山の¥への階段辺りで須磨に最近建った高層マンションが目に付く。
          
馬の背の標杭の西側の岩場 須磨に出来た高層マンション(中央)


この辺りから鎖の着いた階段が設けられている。この辺りで一眼レフを取り出して写すことにした。胸にぶら下げて階段登って行くと急登な岩場の鎖場である、記憶の悪いことこの上ない!カメラと自分の身体、両方注意しながら鎖を捕まりながら注意して登った。
          
右端の高取山から左端の帝釈連山まで一望できる 須磨に出来た高層マンション(中央)


15時半前に横尾山に着いたがここは南に僅かに展望がある山である。位置だけ確認して栂尾山に向かう。16時少し前に展望櫓のある栂尾山に着いた。ここからは360の展望である。6年前はもう夕暮れの感じであったがその時も若かったせいか焦ることなどなく記念写真まで撮っていた。360度の展望写真を撮らず、4方向だけ撮って高倉台に向かう。やがて300段とも言われている階段の最上部に着いた。ここからの展望住宅がなかったら最高だが・・・ベンチもあるので始めてここで休憩をとる。空を見上げると真っ青な空に何の木だろうか白い花が咲いていた。しばし休憩してから階段を下る。歳か?無意識に手摺りを持って下っていた。
          
栂尾山から高座台への階段の最上からの展望 木の名は分からぬが青空に白く咲いていた


車道路から20段ぐらいか!そこから横尾団地に戻る遊歩道がある、反対側(南東)に少し歩き陸橋を渡って高倉台住宅地に入る。高級住宅街である。「早朝の散歩はお静かに」 の標識が目立つが元々山を削ってしまったのだからと言いたいところだが、養鶏場も住宅が建てば山奥に追いやられる時代だから仕方ない!住宅街を少し歩くとまた陸橋がありここから高倉山(茶店の屋上が展望台)に向かう。この茶屋も360度の展望があるが300段ぐらいの階段が待っているのである、ここも50段上って一休みしながら登る、16時半頃やっと高倉山広場の茶店(展望所)に着いた。一度も上がったことがないので。展望台に上がる。良いところであるがもう山ではなく、須磨浦公園まで公園である。散歩道であり、人も多い。ここでも4方向だけ写真を撮り鉄拐山に向かう。
          
高倉台と栂尾山間にある登るも下るも厳しい階段 高倉台から高倉山を見る。ここも厳し階段が

                      
緩やかで散歩するのに良いところである、茶店の南側に大きな休憩東屋のある。ガラス?に囲まれ、朝日、夕日の写真が貼ってあった。あの屋上展望所からなら朝・夕の良い日の出・日の入りの写真が撮れそうである。疲れ切っていたが平坦な尾根で助かる。後はまだ石段が残っているのでゆっくり歩く、この辺りだったと思うが珍しい名前の木が有ったのだが直ぐ忘れてしまった。道端の木には 「ウバメガシと木」 の名がぶら下がっている、この辺りウメカンバの群生地のようだ。確かウメカンバは西光寺山にも群生しており、海沿いの標高の低いところに群生する所だとか!西光寺山の群生場所は西脇の天然記念物に指定されている。やがて道は二手に分かれている。トンネルのような長い階段がある右側の道は良く歩かれている。階段道が鉄拐山に行く道で有り、縦走路なのである。散歩する人は展望の全くない山なので歩かないのであろう。
          
ウバメガシに囲まれたゆったりした道 鉄拐山に登る石段、右(北)に脇道がある


足は堪えていたが鉄拐山に登る、山頂に着いたがやはり展望は全くない。6年前は温度計があったと思ったが見つけられなかった。写真も撮らず、旗振山に向かった。旗振山への途中人に踏み固められて窪んだのか水が流れて窪んだのか道の横に旧道が有る・少し歩くと断崖がありそこからの展望も夕日が良さそうである、北側を向けば雄・雌岡山が見える、この山は至る所から見える不思議な山である。のんき歩いていたら17時に旗振山についた。旗振山は塩屋から有る芸能人がほぼ毎日散歩に来ていると聞いたことがあるが多分朝のうちに散歩されているのであろう。
            
新しい道の横は1m以上えぐれた旧道 旗振山の少して前の断崖から見る雄・雌岡山


また分岐がある、右は鉢伏山だろうと思ったので左の道を歩いたがやはり気になり途中から鉢伏山に行く道があったので痛み出した足引きずって登る、山頂?はやはり公園である。縦走路でもないのだ!リフト横からロープウエイ乗り場の横横を歩いて薄暗い石段の道を下る。冬なら真っ黒なところである。
      
鉢伏山、公園になっていてで山頂とは言い難い 須磨浦公園に毛残柱神戸市街地を見る


西六甲縦走路は山歩きしたと言う感覚が薄れる縦走路だ!街中を何ヶ所も歩き、尾根かの展望は住宅街ばかり!年間何万人ぐらい歩くのだろうか、特に高倉山−鉢伏山−須磨浦公園はもう公園である。至る所に脇道があるが、脇道は雑木林、短い脇道だろうが、縦走路に失望した人が歩き出した道だろうか??鉢伏山から須磨浦公園までの斜めになった階段、玄関のように丸石をセメントで纏めた階段は滑るので怖い!特に落ち葉が有れば滑りやすい。(登りは良いが下りは要注意である