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蓮台山〜久斗山
(れんだいさん)  (くとやま)    
628m    650m
久斗山△:   670.9m 濃於美山:推定570m  久斗山 : 兵庫100山
                                                                           
参考地図  参考標高   起点(Mapion) 
日時   :2010.07.08(木)曇り メンバー :単独 登山口 : 起点と同じ
歩行距離:約9.8km(周回) 所要時間:約5時間40分 登り:約時間分 下り:約時間分・・・(周回)

所要時間 :
甌穴公園P8:19 →(雄滝尾根コース登山口)8:20 →出べそ(H390m)9:22 →尾滝尾根10:03 →熊岩(H560m)10:08 →連台山10:24 →P629(展望所)10:45 →久斗山(カサハ山)11:12 →△久斗山11:50〜12:10 →(濃於美山コース) →濃於美山12:24 →登下山口13:35 →(林道) →(「国道173) →(林道) →甌穴公園P14:20


梅雨時、山頂の予報ではほぼ晴れ、先日も天気が良かった実績を見て余部鉄橋を久斗山から見るため歩くことにした。遠いので朝4時45分家を出る。R175から北近畿道を走り和田山からR9−R178を走ってって余部鉄橋手前辺りで市X橋を渡って(マピオン地図参照)林道に入る。地図には余部温泉があるはずだがそれらしきは分からなかった。、時間的に少々焦っていたので探すこともなく、そのまま甌穴公園に向かった。8時15分頃公園とは思えない甌穴公園に着いた。予想とは大違いで山はガスがかかり少々焦る。東滝尾根コースから歩く予定であったので準備をして。川沿いの林道を約20?mほど歩いた所ところにあった。88時19分に出発する、直ぐ登山口に着いた。ちょっと不安になる登山口である。
      
甌穴公園(左は中央尾根コース) 尾滝尾根コース登山口

            
登山口から少しはいると明瞭な道であるが直ぐ急登なになり、蓮台山まで1.5kmの案内があった。急登で道が滑るので歩きにくい!やがてロープ場になり、四苦八苦しながらロープを頼りに登る。次第にガスの中に入っていく。天気が良ければ緑が心地いいのだろうが薄暗く、展望所でも何も見えない。滑るし、ズボンは濡れ始めて歩きにくい! 蓮台山まで1.1kmの案内があったが400m登るのに34分かかっていた。焦る心を抑えて10歩、歩いて一休みすることにした。湿度が高いので汗で中からと湿気で濡れた笹で次第に全身びしょびしょ気味になる。疲れはひどく何度も下山を考え出した。目標点の出べそ(標高390m)についたのは9:22、近くにはビューポイントの案内があるがガス何も見えない!ここまで苦しむと久斗山ではなく苦闘山歩きだ!詰まらぬだじゃれでも言わないと心がおれそうになる。何カ所か蓮台山までの距離案内があるが足がすす間合いので焦るだけである。10時過ぎ尾滝尾根(蓮台山まで.45km)、に着いたが脇道など散策する気分ではない。帽子のつばから汗が落ち始める!、10:08熊岩に着いたが遊び心も起きない!
      
ビューポイントと思われる所から東を見る 熊岩、大きな穴があるが霧で写真が撮れなかった


10時半前に何もない蓮台山に着いた。引き返したかったが、ここからは急登な道はないさそうだし、カサハ/久斗山1.6km/2.5kmの案内を見て!久斗山に向かうことにした。ただ笹が腰より高い尾根道になる。笹に覆われた危険地帯注意して歩く。体力を考えて、久斗山(カサハ山)から中央尾根を下る予定も考えていたので焦らずゆっくりと歩くゆとりができた。P690ではビール入れの籠を逆さにした台を作った展望所があったがここも当然真っ白、途中Yさんが遊んでいた木があったが展望もブナも写真にならないので記念に撮る。
      
ガスではっきりしない蓮台山頂とゆったりさん Yさんが戯れていた、そんなになれなかった


展望リッジの案内があるがこのガスでは真っ白なだけ、笹も背丈が増し危険地帯は注意しながら歩く10:55西コル(H560m)、二と素通りして緩い登りを久斗山に向かう。11:12久斗山(カサハ山)にやっとたどり着いた。と言っても何も見えない!ビューポイントからは扇ノ山・氷ノ山・瀞川山・蘇武ヶ岳・三川山が見えると書いてあるが乳白色が広がっているだけ!北側にカサハ中央尾根の案内(甌穴公園1.3km)を下ろうと思ったが 急登・悪路・危険 と書いてある。濃於美山コースが楽という保証はない!、三角点の久斗山まで0.9kmの案内を見て2つの久斗山やはり△久斗山も行けたらいきたかったので△久斗山に向かう、相変わらず笹藪である。12時前△久斗山に着いた。
      
ガスが濃くなった久斗山(カサハ山) △久斗山、小さな椅子が2脚あるだけ


山頂で先ず下山道を確認する、左は余部方面(下山3km)、 右は船坂峠(山道1.6km・林道2.9km)の案内があった。余部方面の下山道も明瞭なのでここから下山することにして茶締め手休憩する。、食欲はなかったが握り1個とデザートを食べて20分ほど休憩して余部方面の道を下る、こちらも急登な所はあるが気分が違う、15分ほどで濃於美山に着いた。標高も低くなっておりガスもほとんどないが展望のない山である。山頂?を見渡して休むこともなく下山する。途中奇妙な形の巨木が倒れていた。これも記念にと写す。
      
ガスも薄れてきたが何もない濃於美山 倒れていた腰の曲がった?な巨木


ガスも薄くなってきたので木々の隙間からでも余部鉄橋が見られたらと足下も注意しながらゆっくり下るがちょっと注意が足りなかったのか倒木を乗り越えたとき内股を痛めてしまった。こむら返りとは違うようだ!最悪テーピングしようと思ったが10分ほど揉んでいたら痛みも和らいだのでスティックに体重をかけてカニ歩きで下る。13時半過ぎ結局は何の展望もブナの素晴らしい緑も見られずずぶずぶ担って林道(登山口)に下ってこれた。13時37分と時間的余裕があったのでにのんびり林道を歩いて14:20分甌穴公園に無事戻っった。
      
濃於美山コース登山口 登山口から国道への林道で歩いた山?を見る


林道に出て振り返ると歩いた山?がやはりガスがかかっていた。予報の当たらぬことと腹立たしく林道を国道に向かうこの国道もバイパス香住道路工事中であった。国道からまた甌穴公園への林道を歩き、14:20計算より40分早く戻れた。ここで帰れば良かったのだが甌穴を探しに公園の南に道があったので出かけた甌穴滝?雄滝?名称は分からないが2段滝がある、中断にいくと滝壺?甌穴で行き止まり!都城の関之尾滝の甌穴しか見ていないので、これが甌穴なら大きな甌穴である。滝上に関之尾滝のような甌穴があるのかと濡れた岩場登っていったが途中で滑り落ち滝壺(甌穴?)寸前でどぼんしなくてすんだが着ているものは泥だらけ
          
甌穴滝?尾滝? 滝壺?甌穴?、左の斜面滑り落ちたところ


どろどろにならなくても全身びしょびしょ、沢で行水しどろどろの服を洗って15時頃帰路につく。国道に出ると何かしっくりしない!j時間が気になったが余部鉄橋を見に行くと海側に道路がある。工事中のため少し期間がかかったがそのおかげで鉄橋のいいポイントから列車が通過する写真が撮れた。
      
甌穴公園への林道から久斗山?方面を見る 手前が旧余部鉄橋、その裏に新しい鉄橋が!
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天気が良ければブナやあちらこちらに設けられたビューポイントから爽快な山歩きが出来る山だろう!今回のように精神的にも肉体的にも疲れた山歩きは初めてである。

得るところがなかった山歩き、余部鉄橋ぐらいは見ておきたいと旧余部鉄橋を見るため海側まで出かけた。おかげで本数の少ない列車が通過する余部鉄橋が見られた。

それにしても遠い山である。北近畿道や香住道を走ったが往復約8時間かかった。
まだ後3回、この地区に来なければならないがこの地区の山、山歩きより、運転で疲れる所である。




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