表紙へ  年度別登山リスト                                       尾鈴山:宮崎百名山
                                                                                       
尾鈴山−長崎尾周回
(おすずやま)    (ながさきお)
1405.2m  1373.4m
                                                                  九州百名山、日本2百名山                                 
参考地図  参考高低   (起点Mapion) 
日時   :2016/05/21(土) 晴れ  メンバー :単独 登山口 : 参考地図参照
歩行距離:約8.1km 所要時間:約6時間30分 登り:約時間分 下り:約時間分・・・周回

所要時間 :昼食の時間は含めず
駐車場7:57 →(林道)→ 林道分岐8:14 →(林道) →登山口8:20 →1合目8:35・・・5合目9:28・・・9合目10:35 →展望所10:46〜10:51 →分岐(万吉山との) →尾鈴神社 →尾鈴山(食事)10:55〜11:10 →分岐(万吉山との)11:15 →ピーク(1、338)11:56 →巨岩群1212〜1216 →長崎尾12:45 →分岐(矢筈岳との)13:02 →登山口(舗装林道)14:14 →(近道) →駐車場14:45
  

      
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宮崎百名山を歩くことは難しいくなったが、歩かれる内、アプローチの短い山を探し、展望のない尾鈴山だが歩くことにした。矢研の滝への入口を確認した(反対の山側は白滝への入口でもある) そこそこ広い駐車場(道の両側)が有り、綺麗なトイレもある。帰路体調が良ければ矢研の滝まで(片道約1km)行こうと先を急いだ、ここからは少し荒れた地道もあり、滝も多いので写しながら駐車場に向かった。林道分岐(数台駐車できる)。登山口(右)の様子を見ると道路に駐車禁止と大きな字で書かれていた。登山者が多いのだ!と思った。
      
矢研の滝への入口(中央黒い部分)  トイレ有り 林道分岐、数台は駐車可

            
滝の写真を写しながらであったが、8時前に広い駐車場に着いた。春日部ナンバーの車が1台だけ止まっていた。林道分岐の駐車禁止を見ていたので、休日は登山者が多いのかもと思い、春日部の車の横に着けた。準備をして8時前に北側の登山口に向かった、尾鈴山??はガスに包まれていた。
      
奥までかなり広い駐車場 林道から見たガスに包まれた尾鈴山??尾根??


林道分岐から直ぐ登山口がある、駐車場から1km強林道を歩いて足慣らしはしているが、急登の階段は苦手だ!それでも小刻みにジグザグの道になっているだけ有り難かった。
      
周回北側登山口(甘茶谷登山口??) 登山口からいきなり苦手な階段道


ジグザクな道でもきつい道だ!誰か置いたのか木の根本に石像もどきの石が置かれていた。1合目に着く前に山頂まで歩かれるか!と思いながらゆっくり登る。1合目に着いたのは登山口から15分かかっていた 
      
ジグザクな道ではあるが急登の道である 木の根元に石仏もどきの石が置かれていた


9時50分前に5合目に着いた!高度をが高くなるにつれ、合目間を歩く時間は長くかかっていた。目的は踏破することだから、ピストンでも良い!とゆっくり歩く。登山道脇の木の根元に苔が生え、水滴が落ちていた木があった。直ぐ ヒル のこと思い出した!Webでは登山道でのヒルのことは書かれていなかったが・・・・
      
五合目 木に生えた苔の間から水滴が・・・・

                      
7合目近くで右足首に痛みが起こり始めた!こむらがり防止の薬は朝服用してきたのだが・・・・右足をかばって カニ歩き である。あまり片側の足だけに負担をかけると両足とも傷むことがあるから休みながら歩くことである。
      
7合目手前の自然が造った芸術??(岩を食べる) 7合目を過ぎた辺り!


時間を気にせず足をかばって自然を眺めながら登った!急登の矢登山道も頸椎をかばうため出来るだけ上を見ないようにして登ってきた!新緑のトンネルは気持ちが良い!上を向いて緑を心に焼き付けた。
      
まばゆい新緑 真上を見てもまばゆい新緑


8合目を過ぎた辺りで都農町??と海岸が見えるが霞が邪魔をして波が押し寄せる海岸線が見える程度だった。10時35分に9合目に何とかたどり着いた。
      
8合目過ぎた辺りで都農町?や日向灘が見えた 9合目が展望所と思っていたのだが・・・


9合目を過ぎると上空の視界が広がってきた、右足の痛みも起こらなくなっていた。
      
9合目を過ぎた辺りの青空と緑 9合目を過ぎた辺りの青空と緑


9合目から5分程度(10時40分頃)展望所に着いた!展望はあまり良くなかったが何とか山頂は踏破できると思った!と思った瞬間でもある。
      
角崎山?越しに都農町?を見る 朝の天気が嘘のような空(気温は18℃だった)
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展望所で休憩していたらシジュウガラが飛んできた。珍しい野鳥だったら!と思いながらシジュウガラを数枚写した。南の方を見ると右奥に長崎尾方面が見えていた。
      
展望所から見る都農町辺り 長崎尾(その左が分岐ピーク:後で分かった)
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展望所を過ぎると尾鈴神社鳥居があるり、その奥に社があった、手だけ合わせて山頂に向かう、社の右側に万吉山への案内があった。
      
尾鈴山神社鳥居 尾鈴山神社の社


11時前に無事着いた尾鈴山山頂!荷物を軽くするため早めの昼食をとった!足の痛みはも治まった感じだったし、展望もないので15分程度休憩して思い切って長崎尾に行くことにした。
      
尾鈴山山頂と三角点 無事登れた記念撮影


良い尾根道と思ったが万吉山(尾鈴山をトラバースする道?)の分岐を過ぎた頃から急登の道になった。道の途中でこれから歩く尾根、ピーク1338、長崎尾、分岐ピーク(後で分かったこと)が見えた。
      
尾鈴山山頂をトラバースする万吉山への分岐 右からピーク、長崎尾、分岐のあるピーク


尾根道は時期が早かったら花が見られたようだが遅すぎて何も花は見られなかった。巨岩群に着いた、ここで岩の写していたら、頭の中の方角が狂った!磁石を見てもGPSを見ても長崎尾に行く南尾根が北におおえた!少しうろついたが!白滝と書いた案内を見て、長崎尾方面と分かったのだが、頭の中は北方向に歩いていると言う感覚が抜けなかった。山歩きで方向感覚が狂ったのは2回目(兵庫県三田市の点名天上畑)である。
      
このような道ばかりだったら・・・・ 巨岩群、方向感覚を失ったところ


長崎尾の登り道あたりで南北の感覚が戻った。12時45分、思ったより早く石が積まれた長崎尾山頂に着いた。ここも展望のない山頂である!記念撮影して先に進んだ。この時間なら矢研の滝に行けるかも!と思い、休憩もせず先を急いだ。
      
長崎尾山頂 ここでも記念撮影!


この先はほとんど下り!と思っていたが少しだらだらとした登り道にない、分岐等々の案内場所が小ピークだった。矢筈岳の案内はないが寄ってみたくなったのを押さえて駐車場への尾根を下った。
      
矢筈山と駐車場との分岐 分岐から駐車場への尾根道から見た尾鈴山


この尾根見cい!、更に味気がない!黙々と下るが、何処でも道?のようなところがあるのでテープだけ注意して確認して歩いた。尾根だからヤブコギがなかったら、あまり苦労せずに林道に下れるから不安感はない道である。テープ頼りに下山し林道に出てきたところ登山口の案内もなかった。
      
どこでも道! テープ頼りに下山した案内もない登山口


綺麗な舗装道路を100mほど登るが近道は見つからないので引き返す。テープ頼りに下り林道の少し駐車場側に近道の入口が見つかる。登山口の案内がある所を探すため、林道を下る。
      
林道から見た尾鈴山 林道を歩かないでいい!近道入口


近道入口から林道を少し下ると本来の案内のある登山口が見つかった。14時を過ぎていたので矢研の滝は無理だろうと思いながら、近道の急な下り道を見て林道を歩いた方が楽かも知れない!と思ったが、登山だからと単純案考えで近道を歩くことにした。下ってきたところ!駐車場の奥だった。14時45分であった。
      
ここが登山口なのだが・・・・ 駐車場奥の近道


近道を下山してきたところから駐車場を見ても私の車1台だけだった。駐車場には山水を引き込んだパイプがあった。汗を流すに有り難い水だった。若ければ矢研の滝に寄ったが、高速道路を運転すること考えて諦めた。
      
近道から下山してきた駐車場 白滝方面瀑布群への入口

アケボノツツジやヒカゲツツジやシャクナゲを見るなら、登山時期は5月初め頃か??写したのはキンリンソウ(キノコ類)とマムシ草とヤマスミレ?(タチツボスミレカモ)ぐらいだった。
      
ギンリョウソウは多く見かけた マムシ草?アオテンナンショウ?


山は魅力があるとは思われないが滝を巡る山歩きの方が気分が良いとは思うのだが、登山道から見るだけではなく出来れば滝全体を見る川の斜面や川まで降りて眺めたいものである。                  
下の6枚の滝の画像をクリックすると大きくなります
                    
車道脇の無名?の滝 次郎・四郎滝
      
未確認の滝 甘茶滝?
          
未確認の滝 未確認の滝



朝雨の高速道路を走り、不安を抱えたまま歩いた尾鈴山!展望も花も見所もない山!土曜日に歩いても誰一人出会わないし、すれ違わない人もいなかった山!これが九州百名山、日本二百名山か!と思ってしまう。
最近は登山口迄のアプローチが遠いので、行くまでの決心が付かなかったが、宮崎に来てやっと1座追加が出来た。県北の山が季節感があり、趣のある変化に富んだ山が多いのだが、単独で行くには難しい!後1座、展望のいい山で、アプローチの短い山にしたいものである。



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