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大淀川源流散策
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参考地図  参考高低   (起点Mapion) 
日時   :2015.06.06 メンバー :単独 登山口 : 地図参照
歩行距離:約3.7km 所要時間:約1時間50分 登り:約時間分 下り:約時間分

所要時間 :
約3.7km(累積標高差約370m)を気ままに廃林道を歩いた、支線道など歩いて時間は約1時間50分、良い運動であった。
雨の翌日の廃林道だから、ヒルとマムシが気になったので長靴で歩いた。   


大淀川源流を見に行く人は滅多にはいないだろう!その先の廃林道を歩く人はまずいないだろう!私は気になったらすぐ様子を見に行く癖がある。源流点に行っても、水が流れているせせらぎの所では源流とは思われず、せせらぎの脇を歩いて、急斜面の下の岩の間から流れ出る、真の大淀川源流??を見つけた。それでもまだ廃林道が続いていたので、廃林道を気ままに歩いた!天気がよければ気ままに目的もなく歩くのも良いものではある。
      
駐車地点から大淀川林道入口方面を見る 曽於市への道の脇に駐車する

            
車は道脇の日陰に止めて、長靴に履き替えて源流入口に向かった。滅多に人は歩かないのか草が茂った入口だ!この季節は湿地帯のマムシが怖い!また宮崎ではヒルが多いと聞いていたので長靴は正解だった。
      
大淀川源流案内 車道から源流への廃林道を見る


梅雨時だから廃林道は水が流れていた。その先はぬかる道で登山靴でもゴアテックス素材でないと水が入る道?であった。
      
水が流れていた廃林道 じゅくじゅくな廃林道


廃林道の脇に大淀川の源流から流れ出たせせらぎ?が、水音を立てて流れていた。100mぐらいか歩くと歩きやすい林道になった。
      
雨の季節だけに水は良く流れていた このような所もある廃林道


目の前に黄色い板に源流点と書かれた所の右側に源流点を示す?石柱と御神酒入れの器が置かれていた。水は冷たくはなかった。源流だからここから水がわき出しているものと思っていたが、山側から水は流れてきていた。
      
源流と書かれた右側の源流石碑? 源流点の上流?から水はまだ流れていた

                      
ここが源流点ならそれで良いのだが、流れてくる先が気になるのだ。天気がよかったし、長靴だから安心して先に進む。源流点と書かれているところから50〜60m地点で急斜面に突き当たる。雑草の中から水音がする。雑草をかき分けて奥に行くと枯れ木で下が見えない。
      
晴れていたから歩いた廃林道 斜面下の様子


枯れ木を取り除くと岩の下から水がわき出ていた!上から流れて来ている様子はない!ここが大淀川の真の源流地点だ!ここまで調べて何になる!乾燥時期にはここから水は湧いてはいないだろう・・・・
そんなことはどうでもいい!今ここから水が湧き出ているのだから、自分だけの大淀川源流で良い!
      
岩の間から水が流れ出ていた 中央が私の大淀川源流点


この地点からU字に廃林道が続く!行ってみたらまた反対側に折れ曲がり、今見つけた源流の上に出た!廃林道ではない良い林道だ!まだ先に行けそうだと歩く。林道分岐があった、支線(見た感じで)は帰りに散策するとして本線?を歩く。
      
新しく見つけた(私だけの)大淀川源流の真上の林道 廃林道分岐


林道はジグザクに造られ折れ曲がった辺りに支線があるようだ、ここでも本線と思われる道を進む。何処まで続いているのだろうか!磁石も地図も持っていないがGPSを浸かっているので林道迷子にはならないだろう!と歩いた。廃林道でも天気がよくて明るければ、つい歩いてしまう。(時間的に余裕があるからでもある)
      
廃林道分岐 廃林道でも青空が見えるだけに気分は良い


やがて林道終点に着いた。普通ならここで引き返すだろうがGPSで軌跡を記録しているからとヤブに潜り込むと、すぐ明瞭な山道に出た??
      
廃林道終点 林道終点から10mほどの所の山道


良い山道だ!入ったところに印を付けて北に進む。やがて大きく抉れた道になり、少しきつい下りになっていたので、ここで引き返した。(引き返すとき、登りは避けたいからである)
      
「山」と書かれた境界石柱 地図の波線の山道


林道終点から入った山道の南側にも明瞭ではないが歩かれる山道?がある。廃林道が横に見えているから少し歩く。このまま歩けば多分源流入口の舗装道路に出るだろうと思ったが少しヤブっぽくなったので左の廃林道に出た。帰りは廃林道支線を歩くとすぐ終点になるので3本の支線を歩かれた。短い支線だから終点まで歩いたが、支線で別の支線があるような林道はGPSを持っていないと危険である。(GPSも谷間では受信が正確ではなくなるから要注意だ)草花ほとんどない!2時間弱で駐車地点に戻ったが以前歩いた中岳林道(ダム湖の一番奥)まで歩いてみた。
      
廃林道でもヤブコギしないだけましである 中岳ダム湖の奥からダム提体方向を見る


以前ダム湖を周回したときにも不思議に思った広場!山を削って何に使う予定だったのだろう!無駄な工事だ!としか思えない。
      
中岳ダム湖の奥の意味不明な広場 モンシロチョウ、羽が破れていた


廃林道で見つけた生き物は羽の一部が破れていたモンシロチョウとぼろぼろの羽のアゲハチョウだけ!花はドクダミソウとゲンペイコギク?だけだった。ヘビイチゴ(食べられるようだがスポンジみたいだとか??)は鮮やかだった。
      
ヘビイチゴ 羽がぼろぼろ!年を越したアゲハチョウか


誰も歩くことはないだろう廃林道!この先はどうなっているだろうか!と言う思いだけで歩く!危険だと思えば引き返す。帰りの距離的なことも時間的なことも考えて歩く。山歩きではなくても青空の下、晴れていても薄暗い植林帯の中を歩くのでなければそれなりに気持ちにいいし、いい汗もかける。
この廃林道から中岳ダム湖でも見られたら尚良かったのだが・・・・