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大谷山  三田
(おおたにやま)
417m    尾根最高峰は約440m

                                                     
都城の大谷山よりヤブの山、まだ検索されてたのでEdgeで見られる作成し直しをしました。(2021/05/22)
消費カロリー :約1,600kcal
                     
- 参考地図 参考標高 起点(Mapion)
日時   :2008.10.03(金)晴れ後曇り メンバー :単独 入口 :−−−−− 
歩行距離:9.5km 所要時間:約5時間50分   周回


所要時間 : 
下青野公園P9:02 →林道(登山口)9:13 →尾根取付9:15 →アンテナ塔9:28 →(岩尾根等有) →展望10:00 →山頂10:32 →ピーク11:06 →ザレ地(最高部)11:42 →ピーク12:08 →P440 12:15 →P387 12:34 →(藪斜面) →町道へ?13:08〜13:43 →(町道) →祠へ14:12 →祠14:24 →町道へ14:35 →町道・県道309 →下青野公園P15:28 
 


全身の痒み以外体調も良くなり、久しぶりに山歩きを計画する、いろいろ捜していたら宮崎で歩いた山と同じ「大谷山」が三田にあった。 以前千丈寺山歩いた時、気にはしていた西尾根である。Webで調べるが展望も無く、道も荒れているようだ。しかし気力を入れるため歩ける所まで歩いてみようと家を7時前に出た。有馬街道は相変わらず渋滞道路である。下青野公園駐車場には9時頃に着いた。駐車場から見た目は女性的な山である。準備をして9:02に出発する、急いだためナビ電源の入忘れ、300mほど歩いた交差点で気づき電源を入れた。大堰橋を渡ると馬頭観音があり、直ぐ西から林道がある
     
下青野公園駐車場、中央山の奥が大谷山である 馬頭観音(馬を祀った神社か?)


林道を少し登ると大きな石碑が建てられていた、戦没者の記念碑か?林道沿いに用水路が流れている、取付口が分からない、適当に北に分け入ると参考にしたWebの写真に載っていた別荘か?山小屋か古い建物が現れた。
     
林道入口(登山口?)と林道脇の記念碑 林道奥の木の辺りから左に分け入る


道?は間違いなさそうだ!、歩き易い所を歩き建物を過ぎてまもなく割と明瞭な道になる、道?は西側から続いている(帰路県道309を戻る時、尾根裾の笹藪から登山口らしき踏み跡帰路見つけた)この道を下った所が登山口かも・・・・後は尾根をはずさず北に登ればいい、ゆったり歩いていくとテレビアンテナの塔が立っていた。
     
目印の廃屋(別荘か山小屋跡か) テレビアンテナ塔、


アンテナ塔を過ぎると岩尾根が現れ出す。良い雰囲気である。、明瞭な道とは言えないが、尾根を北に向かう。標高360m辺りで右手(東)に僅かであるが千丈寺山が望める。(木々の間からは東西の尾根時々少し見える程度)。
     
所々このような岩尾根が現れる 尾根から千丈寺山を望む(地図に展望記載)


千丈寺山の展望を楽しむ余裕のある道ではないようだ!藪こぎに近い尾根である、この辺りから木をかいくぐり、かき分け歩いていくが迷うことはない。とにかく大谷山山頂迄はと頑張る。10:34大谷山山頂に着いた。展望も三角点もなく、座り場所もないような山頂とは思われない大谷山である。誰かが木にテープを巻き付け大谷山と書いてあるのが唯一の山頂の目印だ。
     
引き返したいような尾根もある(写真A)点 大谷山、黄色いテープに大谷山と書かれてた


引き返すか迷ったが時間もまだ早いのでもう少し様子を見るため北に向かう。少し下るとまた藪状態(写真B)である、惰性は怖い物である、行ってしまえと藪こぎの始まりである。なだらかな尾根道歩いていくと広々とした道に出る、(写真C)気をよくして歩くがこのような道は直ぐ終わり、雑木林をかき分ける道?となる。
     
山頂からの道も厳しい所が多い(写真B)点 急に極楽のような道が現れる、極々僅か(写真C)点


11:06 大谷山に似たようなピークに着いた。展望は無い!休憩なしで下り終えた辺り(鞍部)で東西に踏み跡がある十字分岐のような所に出た。磁石を見て北に向かう、少し急登を登っていくとザレ地に出た南の展望が良い所である。ザレ地の最高部までよじ登り一休みする。天気が良ければもう少し良い展望写真が撮れたのだろうが!六甲山も肉眼では見えるが写真では霞んでしまった。昼食にしようと思ったがこれから先が更に問題の道になりそうだったのでここでも写真だけ撮って北に向かう。

      11:40頃ザレ場から南の展望、左端は千丈寺山、中央奥が大谷山、千丈寺湖や六甲連峰まで見える。      
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ザレ地から直ぐまた小さなザレ地に出た、ここも十字分岐に似た所だ、右に少し様子を見に行くが東のピークに行くのだろうか、脇道楽しむ余裕は無く、真っ直ぐ北に低木の松の木をかいくぐって歩く。傾斜道を滑らないように歩いていくと12時過ぎ尾根最高峰のピークについたが大谷山と似たような所である。ここから直ぐ問題のP440(標高は地図に記載されていない)についた。真っ直ぐ下るかP387から西の尾根を下るか迷う。道はP387に向かう方が楽そうなので西に向かった。12時半過ぎP387に着いた。某氏はここから南西の尾根を下っている、が突入口が見つからない、北東の尾根は割と歩き易そうだ。
     
ザレ場を過ぎた辺りの十字分岐?、中央に向かう P387から西南西の尾根を見る   


この斜面急登で尾根を歩こうとすれば南西側に下る、南に雑木林かき分けるが急斜面の谷筋に下るようだ。下りきれば車道が有るのだからと尾根らしき所(だらっとした斜面なのである)を下っていく。リュックの脇のメッシュ物入れは破れるは帽子(頭)は木にぶつけ、間違って被ってきたよそ行きの帽子である、西脇の竜ヶ峰(カラカサ山)と同じようになってしまった。身体はもよれよれである。緩やかな斜面に下った辺りで明瞭な道に出たが下り初めてこれまたすぐ藪に突入、少し下ると、デンプロジェクト(株)の横に出てきた。13時過ぎである。
     
緩やかな斜面の雑木林は密集して歩きづらい 矢印の所から下山した(左はデンプロジェクト(株))


階段で、目の前の天神岳(440m)と黄金色に染まった田んぼを見ながらゆっくり昼食をとった。この山トウヒ?の木の葉が背中に入り途中2回も服を脱ぎ針のような葉を取り除きながら歩かされた。ここが会社脇でなく小高い丘なら気分爽快な休憩場所なのだが・・・・・ゆっくり休憩して広い町道?(歩道でも車一台は走れそうな道である。ゆっくり道路脇の花を見て歩く、道路脇にまた無駄な大きな記念碑が建てられていた、兵庫県知事○○と彫り込まれていた。バス停「上須磨田公民館」辺りから山には入られそうな道があったので歩いてみたがお墓に出た。そこから踏み跡がある、何処でも道のようなので適当に歩いていくと祠に出た。某氏はここに下ってきたのである。ザレ地も見えるが祠から先は藪である。祠からザレ場まで150mほどP387迄でも500mも無いが、もう藪こぎする元気はない。のんびり舗装道路を田園風景を見ながら15時30頃下青野公園駐車場に戻ってきた。
     
下山した所の石段から天神岳を見る 某氏が下った南西の尾根途中に見つけた祠


里山だから歩かれるが県中の山なら引き返すような山である。高取山で足慣らししたためか藪こぎ状の山だが、思ったより疲れは感じなかった。もう少し手入れされれば春のツツジの時期は良い尾根かも知れない、山を歩かせて貰っているので贅沢は言えないが・・・・・
何の楽しみもない大谷山を縦走をしたが何とも言えぬ心地よさが感じられた。
藪こぎはもうイヤだと思っていたのだが家について落ち着くと、天神岳は歩けるのだろうかと、Webで調べている。

バス停の時刻表を見たが平日3便、土曜1便、日曜0便である。牧歌調で良い所だが老後の足はどうするのだろう!
ふと考えさせられた大谷山縦走でもあった。




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