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大篦柄岳 (鹿児島) |
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所要時間 : 垂桜登山口P9:15 −分岐A9:33 →分岐B9:43 →3合目10:00 →展望岩場(5合目)10:35 →七合目11:08 →分岐C11:24 →枝拾祠11:29 →山頂12:00〜12:29(昼食) →分岐D →小ピーク(引き返し)12:32 →分岐D →山頂12:38 →枝捨祠13:05 →分岐C(散策)13:28〜13:33 →七合目13:24 →展望岩場(五合目)13:50 →3合目14:18 →沢水呑場(400m)場14:28 →分岐B14:30 →分岐A14:40 →垂桜登山口P14:53 |
都城市山之口城から見る高隈山山系 |
山之口城からよく見える高隈山山系、気になる山だったので歩くことにした、登山口(上記高隈山山系登山道案内図参照)はいろいろある。都城から近い登山口、歩きやすそうな登山口を探したし、垂桜登山口が九州自然歩道なのでここに決めただ。R10から垂桜登山口まで6km(車のメータの実測値) 都城からの走行道路(R269−R64−R504−R71−大原林道−垂桜登山口) |
濃霧の国道10号線 | 県道71号線から大野原林道へ(奥左へ) |
途中までは舗装された道だ、がその先は地道だ!そこそこの道である。七岳登山口の案内があったが帰路標識見過ごしたためGPSに位置データ入力できなかった。車がよく通る林道のようだが、地道は4駆車でも底をこするところがある。予測通り9時頃に登山口に着いた。他のWebでは七岳登山口−垂桜登山口は約1.4kmと書いてあった。 |
大原林道からの七岳登山口(近くに駐車スペースがある) | 垂桜登山口(駐車スペース有り) |
登山口からは平坦な遊歩道のような道だ!歩き始めて15分ぐらいで分岐Aがあった、朽ちた案内である、自然化された道?だが七岳への分岐らしい!がここから行く人はいないようだ。(林道脇の登山口からでは1時間で往復できるようだ) |
登山口から5分程度の所の大木 | 朽ちてた七岳へ?の分岐A |
登山口から40分暗いなと頃にしっかりした七岳への分岐Bがあるがここから沢を横切って七だけに行かれる?(Web記録なし) 10時頃3合目の案内の所に着いた(登山口から約1.5km) |
七岳への分岐Bだがここも踏跡は薄い | 3合目(○合目は距離か標高だろうか) |
3合目を過ぎたて少し歩くと北の景色が木の合間に見える、少し木をかき分けると北の視界が広がる。北上場公園の風力発電が見える、この辺りから道は滑りやすい粘土質?の急登な道になる。 |
登山道脇の雑木をかき分けて見た北の展望 | 滑りやす駆歩きにくい急登の登山道 |
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急登の途中に桜島が見える展望岩場がある、隣国のPM2.5の影響か?霞んで爽快な展望所得られなかった。霞んだ桜島から大隈山系に向かって噴火して間もない噴煙が流れてきていた。苦しくてはずしたマスクまたかけて歩く。 |
展望岩場、五合目の案内は見つからなかった | あまり意味のない標識である |
展望岩場から見る南西方面の展望、右の山は七岳、その上の黒いのは桜島の噴煙 画像をクリックすると大きくなります |
展望岩場休憩するにはいいところだが展望が悪ければ休憩する気が起きなかった、休憩なしでそのまま行く、11時過ぎ七合目の案内があった、残雪で歩きにくい!7合目から15分弱で分岐C(大隈湖登山口へ:旧登山道)に着いた、先は分からないが踏跡は明瞭な登山道である。 |
残雪が見られ出した7合目 | テープも多々ある大隈湖への分岐C |
残雪が溶け出して滑りやすくなった道、来る時期が悪かったと思いながら苦労しながら登る、分岐からすぐ枝捨祠があった、ここから緩やかになる、枝捨祠の名のゆえんは分からないがここから先は杖はいらないからここで杖を放したのを祭った祠か??緩い道だが次は少しだが笹に悩まされる。 |
枝捨祠 | 笹林の道 |
嫌な笹の多い道を歩く、11時40分頃正面に大篦柄岳が見える、遠く感じる!滑らないように黙々と歩く、12時前視界が広がる、目の前に岩場が見えた山頂か? |
笹藪登山道から見る大篦柄岳 | 山頂西の岩場 |
岩場を見ながら回り込むと山頂に着く12時だった、一般の登山時間は2時間半だが、私は2時間45分かかった。我が体力では上出来である。昼食前にまず記念撮影をする。 |
大篦柄岳山頂 | 記念撮影 |
山頂から南の展望 画像をクリックすると大きくなります |
昼食後、曇りで霞んでいたのでがっかりしながら展望写真を写す。西に出っ張った岩がある、あまり好きな場所(絶壁の上は苦手)ではないが行く。岩場に行くと登ってくる登山者が見えた。私はほとんど平日に歩くため、滅多に登山者と出会わない。話を聞くと山口県から泊まりがけで来たグループであった。日本百名山を目指している人もいるようだ。南東のピークの方が高い気がしたので寄ってみる。 |
山頂西の岩場 | 山口からの登山者(公開する了解は得た写真) |
山頂からスマン峠に向かう道を少し行くと大隈湖方面への分岐Dがある、そのすぐ先が小ピークだ、ここからの展望もいい |
山頂からすぐの所の分岐D | 小ピークから見た大篦柄岳 |
山頂南ピークから南の展望 画像をクリックすると大きくなります |
小ピークから北?の展望 画像をクリックすると大きくなります |
小ピークからすぐ引き返して、下山する、途中分岐Cの所で少し散策してみる、テープも多く分岐からすぐ手書きの案内地図があった、ここから登ってきた方が都城からは近い?(時間はここから大隈登山口まで3時間20分と書いてあった)、帰るとき大隈湖で登山口探したが見つからなかった。R71からの地寄林道(途中から大箆柄林道)からも行けるようだ??(2010年記録である) |
分岐C(大隈湖へ) | 大隈湖登山口への道にあった地図 |
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滑る急登の下りは登りより堪える、展望岩場の少し手前の短い登りで、左足太ももにこむら返りを起こした。しばらく足をもむなどしたがまだ滑る急登の下りは続く、後に登山者がいるが迷惑はかけたくないと、スティックと木の助けと右足に重きをかけて歩く。登りで痛めた筋肉だからか何とか急登を下り終えた、道も緩くなり、ゆっくり下ると、登りでは気がつかなかった「沢水呑場400m」の案内があった。山登りは案内等の見逃し!は危険なことである。反省しながら15時前に無事下山できた。 |
沢水呑場400mの案内 | 登山道から林道脇駐車スペースを見る |
山歩きは標識等見逃さない注意力が必要なのだが登るとき「沢水呑場400m」の案内を見落としていた、どうでもいい案内だったが山では標識の見落としは問題を起こすことがある、これから先もっと注意して歩かないと・・・・。 天気とスモッグの影響?と中途半端な残雪で快適な登山とはいえなかったが、いい山歩きが出来た。 機会があればスマン峠登山口から一番展望がいいとされている御岳を歩いてみたい。 ただ、あまり丈夫でない身体では単独登山は下手すれば多くの人に迷惑をかけることになるので、これからは距離の短い標高差の少ない山を選んだ方が良さそうだ。 |
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