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奥山縦走 (三田)   西鎌倉山の東尾根 
(おくやま)   
580m
     


参考地図   参考標高  起点(Mapion)
日時   :2013.4.22(月)晴れ メンバー :単独
歩行距離:約5.4km 所要時間:約5時間00分

所要時間 :上記の所要時間は休憩含まず、写真写す時間は含む
駒宇佐八幡宮P9;25 →尾根9:37 →鉄塔#33 10:30 →巡視路分岐(鉄塔32へ)10:29 →奥山山頂1116〜11:25 →(北東尾根) →沢分岐1210 →8沢沿いの道)→昼食12:50〜13:24 →道間違い(約30分間) →沢沿いの道へ14:21 →砂防ダム14:26 →鉄塔#31入口14:36 →林道分岐14:40 →鉄塔#32入口14:42 →県道310 14:54 →駒宇佐八幡宮P15:06
歩く計画は:駒宇佐神宮−鉄塔#33−奥山山頂−鉄塔#33−鉄塔#34−西鎌倉山−駒宇佐神宮



2008年10月に西鎌倉山−焼山を歩いた時から気になっていた奥山、巡視路から登られる山と思っていたが駒宇佐神宮から登りたかった。ヤブコギは好きであるがヤマダニ騒ぎから気が乗らない!前日の晩に天気予報を聞いて行くことにした。朝起きると予報通り良い天気だ!7時前に家を出る。有馬街道はいつもながら混み合った道路である。8時半頃駒宇佐神宮辺りに着いた。奥山から下山してくる巡視路と西鎌倉山への巡視路を確認する。
       
奥山方面の巡視路口 西鎌倉山への巡視路口
                  


奥山から西鎌倉山への巡視路口は意外と離れていた。駒宇佐八幡宮からどのようなヤブだろうと思いながら八幡宮に向かった。は自慢神宮は道路脇に鳥居があったのですぐ分かった。その脇に駐車場があったが鳥居横の道を登ると本殿脇に広い駐車場所があった。車を止め、近くの民家に行き、車を止めても良いか確認して了解を貰った。神社から奥山への道のことを訪ねると、神社からは無理だと言われた。無理だったら引き返しますとお礼を言ってから車に戻り準備をする。
     
駒宇佐神宮入り口の鳥居 神宮本殿脇の駐車場所


                        
2001年にやまぼうしとハナミズキ夫妻の記録では本殿東側(右上写真の×印)から登り四苦八苦された用なので、本殿西から西に歩き尾根を見つけることにした。本殿にお参りをして本殿東に行くと広い道が2本ある、下(南)の道の方が歩きやすかったが方角が違うので、本殿左(西)脇から登る。
     
駒宇佐八幡宮 本殿左(西)側の頃石の道?から登る



道?は荒れているが西側に向かっている。尾根に分け入る所を探しながら適当に歩きやすい所を歩く。運が良かったのか境界杭を見つけた。ここから北に登る。踏み跡も有り、薄いヤブ程度である。
                 
広い踏み跡が西に続く 途中尾根らしき所に境界杭を見つけた
             


境界杭をを気にしながら歩きやすい所を歩く。尾根は道らしい所もあれば分かりにくい所もあるが、心配していたのが嘘のような尾根道?である。踏み跡が分かれている所もあるが尾根らしい方を歩く。
    
ヤブコギ覚悟した山であったが歩きやすい道がある 途中で道?が分かれている所もある
                        

途中で大岩がある、いい目印の岩である。岩の左を登っていくと人工的に作られた道が現れる。尾根は緩い位置なので楽である
      
尾根歩き巨岩も良い目印になる 人工的に作られたような尾根道?


       
尾根でも踏み跡の薄い所があるが、迷う道ではない。途中からミツバツツジがあちらこちらに咲いている、良い時期に歩いたと思いながらのんびり写真を写しながら登っていくと意味が分からない白いビニールの紐で囲まれた鉄塔#33に着いた。(鉄塔内にはいるなと言うことだろうか)
     
踏み跡の分かり難い所もある 鉄塔#33


               
ほとんどヤブコギしなかったが、鉄塔まで約1kmを1時間かかっていた。巡視路が見つかれば後は楽だと北に向かう。
     
鉄塔西の巡視路口 鉄塔#33から南の展望
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鉄塔の東に巡視路があると思っていたが、北に整備されたプラ階段の巡視路がある。300mほどで巡視路は東に下っている、奥山は真っ直ぐ進むのだが巡視路が整備されている。この巡視路は良く歩かれている感じだ。奥屋に向かって真っ直ぐの道を行く。
     
順路は東に下っていると思ったが北の尾根に向かっている 鉄塔#33から300m辺りで巡視路は東に向かう


    
巡視路と比べたら道は少し悪いがヤブコギとは無縁の道だ!ここからはやけにテープが多い!それに数値が刻まれた石柱まで見つけた見つけた時の番号は二十七であった。時々石を見ると数値は三十と数値が増えていく。
     
巡視路と分岐しても良い道である ふと気がついた石柱、二十七の数値が刻まれていた

                                           

石柱の数値を確認しながら少し荒れた道?を歩くがテープも多くあり迷うこともなく11時10分頃山頂に着いた。展望も何もない山頂である。会名等が書かれたプレートが山頂であるとわかる程度である。ここにも倒れた石柱があり数字は三十五と刻まれていた。時間的にも早いが、ここで昼食する気になれず、辺りを散策する、北側はヤブで少し急斜面になるので引き返した。
    
展望もない荒れた山頂である 苦労して記念撮影する
                


戻る途中赤いテープを見つけた、踏み跡も確認できるので少し様子を見る、所々テープがあり、少し急な道である、磁石を見ると北東を指していた。奥山から北側は予定したなかったので地図はない!12時まで下ろうと時間を決めてテープを頼りに下る。ヤブという道ではない。ミツバツツジもあちらこちらで見られ出した。
     
北東尾根の斜面もミツバツツジが多い 予定してなかった縦走だがわかりやすい道である


        
しばらく下ると沢の音が聞こえる12時だったが沢まで下ってみることにした。沢に下ると南北に流れている川に沿って道がある。明瞭なも道なので沢下りすることにした。
     
沢に下った辺り、正面は溜め池への道 沢沿いには小滝が多くある



道はしっかりしていたので小滝を写すことに気をとられ点名上本庄への尾根側に紛れ込んでいた。鉄塔も見えていたので巡視路に出るだろうと急斜面を斜面に沿ってヤブコギする、木々の間から先ほど歩いた奥山の稜線が見える。
     
沢の小滝ばかり気が向いて急斜面のヤブに入り込む 道を間違えた急斜面で奥山の稜線を見る



里山だから不安はないがヤブコギはやはり時間がかかる、急斜面であるから疲れる。送電線が間近な所で急な斜面に先を阻まれる!ヤブで急斜面である、引き返した方が安全と、斜面の大岩から視界の広がった新緑の谷と天神岳(中央)を見て一息入れる。
     
かなりきついヤブ斜面から天神岳を見る 急斜面の大岩から見た展望
画像をくりっくする都大きくなります 画像をくりっくする都大きくなります



ゆっくりと急斜面を斜めに下って、やがて沢にたどり着き、川の渡れる所から明瞭な谷筋の道に出た、少し下っていくと埋まってしまった大きな砂防ダムに出た、大きなダムで堰堤の上に立つと足が進まなくなる。それでも先まで行き、新緑に包まれた鉄塔#31と点名上本庄を見る。ダムの下流側は道を間違えた斜面からと同じように見える天神岳をしばし眺めていた。天神岳から急でヤブの斜面を下った記憶がよみがえる。
     
砂防ダムから鉄塔#31と点名上本庄(右端)を見る 砂防ダムから天神岳を見る



写真の順番が違うが、左下の写真は間違った点名上本庄側から沢道に戻った所の写真である、上流側を見る。林道のような道である、どこで道を間違えたのか不思議である、遭難はこのような安心した道でも起きるのだと考えながら下ると上記写真の砂防ダムにでた。砂防ダムから少し下ると点名上本庄への巡視路がある。
    
道を間違えた所から沢沿いの道に戻った所(上流を見る) 鉄塔#31への巡視路口



巡視路口からすぐ奥山方面に延びる林度のような道があった。植林時にでも造った道だろうか?尾根までは続いていない事は確かである。時間は14時40分ぐらいだったので寄り道せず沢脇の道を下る、すぐに鉄塔#32への巡視路に着いた。地元の夫婦が言っていたいた登山道は多分この巡視路だろう!
     
沢沿いの道から奥山への林道のような道 鉄塔#32への巡視路口(左)




林道のような道も舗装された道となり、R310に出て駒宇佐八幡宮の鳥居(鳥居には八幡神社と書かれている)から駐車地点へ参道を歩いて戻った、本宮に参拝して、帰路につくが、途中、朝道を訪ねた地元の人の家に行き、お礼を言ってから帰路についた。
不安を抱えて歩くこと決めたが(Webにはほとんど記録がない)、踏み跡から見ると意外に人は歩いているようである。
日本アルプスなど歩かれる身ではないが、このような山、天候や季節によっては、気分の良い山なのである。今回は偶然だったがミツバツツジが多い山だったので、新緑と天候に恵まれたので気分が良く歩かれたのかも知れないが・・・・・

三田の山はヤブコギする山が多い、昔、地元の人が苦労して山道を維持管理した道も今では用はなく、自然の雑木林に戻りつつある山が多いそうだ。